去年、ホンダが久々にCRFのXを出すというので、興味津々に感じたものの、それが事あろうか450で、果たして自分で扱えるもんか自信がなかったのでありますが、12月に成田MXPで開催されたJEC試乗会で試乗してみて、「足付き性さえ改善すれば、どうにか乗れそう」と判断して、購入と改装に掛かる費用を何度も計算し、ようやく買える見込みが経ちました。450が出たという事は250も出るのでしょうが、やっぱり、この趣味やってて一度は450に乗ってみたい、という事で、ポーンと即金で購入しました。久々の新車です。


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7月18日に受注開始なのに、7月20日に届いたCRF450RX
あまりの早さにビックリwww





■まず見た目

   バイクって、見た目がとても重要だと思います。実をいうと、2010〜2013年モデルのCRF250Rはとても好きな見た目をしてました。しかし、2014〜2016年モデルは全然好きになれず、それが買い替えをしなかった原因の一つでありました。では、去年登場した2017年モデルのCRF450Rと450RXはどうかというと、「まぁ、そのうち好きになるかも?」という感じ。実は2010年モデルのCRF250Rも最初はそんな感じだったのです。おそらく好きになるでしょう。

   これまで乗ってた2010年と2012年のCRF250Rは右側への1本出しマフラーでしたが、今回は2本出しです。良いのか悪いのか、賛否色々ある様ですが、左右対称のシンメトリーなのが好きな自分としては、好みの部分です。サイドビューでマフラーが小さく見えるのもカッコいいと思います。まぁ、洗車の時にマフラーの栓が2個要るのは面倒ですが。

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魅惑の2本出しマフラー
やっぱりカッコいいですよねぇ〜


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サイドカバーに隠れるくらいのサイズです


   見た目でRとRXの一番の違いは、タンクの大きさです。2.2リットルも容量が大きいので、タンクキャップの部分が上に盛り上がっています。見比べたら、Rの方がシュッとしてスマートですが、RX単体で見てれば、それほどデブった感じには見えません。

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タンクを上から見た図
跨がってみた感じでは、邪魔に感じませんでした



   リアホイールは、RXはエンデューロ用という事で18インチです。Rの19インチより径が小さい訳ですが、車高は10mmしか低くありません。これは18インチのタイヤの方が厚みがあるからです。何にせよ、19インチより18インチの方がタイヤの選択肢が多いので有り難いです。

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跨がってみたの図
両足は地面に着いてますが、足も伸びきってます
お陰で実際より足が長く見えますw



   ハンドルは相変わらずレンサルの細いやつです。自分はファットバーが好きですし、ベストテクバーに近い(というか、ベストテクバーを真似して作ったらしい)ZETAのED-Lowを使ってますので、今回もファットバー化せねばなりません。しかし、トップブリッジにHRCのロゴが入ってるので、これはこれで活かしたいし、、、悩みどころです。

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やっぱり太いハンドルバーの方が良いですねぇ
フレーム番号が若いのに注目!


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トップブリッジにはHRCのロゴ入り!




■機能的所見

   今回、自分が買い替えを一番意識したのは、セル始動になっている、という事です。2017年モデルでは、セル/キック併用でしたが、2018年モデルではセルオンリーとなって、キックアームは省略されてしまいました。ついでにいうと、Rの方もセルオンリーとなっています。これには少々ビックリでした。Rはともかく、難所でセル使いまくりの可能性が大なエンデューロで、バッテリーが上がったらどうするのか。それともちょっとやそっとの事で最近のリチウムイオン電池は上がらないのか。ちょっと不安ではありますが、キックが最初から付いてないんだから、よほど自信があるのでしょう。

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セル始動はホント有り難いです
450なら、なおさらです


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もともとキックアームが着いてたところは
目隠しされてます
オプションでキック付けれるのかな
(付けないと思うけどw)



   もう一つ、買い替えを意識したのは、エンジンモードセレクトスイッチで手元でエンジン特性のモードを切り替えれる事。2010〜2012年モデルでは、セッティングツールを接続しないと切り替えが出来ませんでしたが、セレクトスイッチがあれば、そんな手間は要らない訳です。もっとも、これまでマディ対応のスムーズモードでしかまともに扱えなかったので、そんなスイッチ付いてても、宝の持ち腐れになってしまう可能性も高いのですが。

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セレクトモードスイッチ
使うかどうかはともかく、カッコいいですw



   CRF450RXはエンデューロモデルという事で、アルミ鍛造のサイドスタンドが装備されています。モルゲンシュテルン号では後でキックスタンドを装備したのですが、これがエンデューロではとても役に立ち、どうあっても欲しい装備の一つでした。このアルミスタンドは、乗り降りをし易くするためか、車体が結構傾斜する角度に取り付けられています。少々車高を下げても、車体が垂直立ちする様な事は無さそうです。

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後付けだと余計にお金掛かるので
最初から付いてたのは嬉しいですw


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乗り降りし易そうな角度ですw


   また、エンジン下部に樹脂製のアンダーガードも装備されています。これはRXだけかと思ったら、Rの方にも標準装備されてました。アンダーガードというと、アルミの分厚いののイメージしかないのですが、最近は樹脂のガードが主流になりつつあるのかも知れません。ともあれ、ガードする範囲も広めで安心感があります。

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ラジエターフィンもディスクガードも真っ黒
外装を黒くしたら、何もかも真っ黒ですwww