このところ、置き換え食品という事で、ご飯の代わりにサツマイモを飯盒で蒸かして食べているのですが、サツマイモばっかり食べてても飽きるので、ポテトサラダを作ってみる事にしました。ポテトサラダというと、子供の頃、オカンに言いつけられて、ジャガイモ潰してこね回すのをよく手伝わされていました。そんな訳で、敢えて取り上げるほどの珍しい物でもないのですが、飯盒で作るというのは珍しいと思うので、あえてレポートします。

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ポテトサラダは簡単に出来るだけに
それこそ家の数だけ作り方があると思います
たにし家では、これらの他に
キュウリと伊藤ハムのポールウインナーが入ってましたw




   まずは、飯盒にたっぷり水を入れて湯を沸かし、沸騰したらジャガイモを投下して、沸騰したら中火で10〜15分ほど煮ます。要は、ジャガイモの芯まで茹でれれば良いので、時間はあくまで目安です。良い頃合いを見計らって、竹串を刺して、真ん中くらいまで入ればOKです。
   ジャガイモを湯がいている間に、タマネギ、人参の下処理をします。タマネギはスライサーで薄切りにして水にさらし、人参は細切りにしておきます。

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飯盒でガンガン湯がきます
昔、ドイツ兵はエスビットでジャガイモ湯がいたりしてたそうですが
温め直すくらいならともかく
こんな感じで湯がけたのか、今度試してみようと思います


   ジャガイモがやっつけれたら、ジャガイモを引き上げて、水を取り替え、今度は人参を湯がきます。ただし、いつまでも湯がいてると、グズグズになってしまうので、2分くらい、サッと湯がく程度です。人参を湯がくかどうかは、これも好みによって分かれると思うので、人参のカリカリした食感が楽しみたい人は、生のままでも良いと思います。
   タマネギは生のままの方が良いと思います。恐らく、湯がくとヘナヘナになってしまい、タマネギらしい味わいが無くって、みずっぽいポテトサラダになると思います。

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にんじんはサッとだけ湯がきます
湯切りは箸でもいいですが、飯盒蒸し器を宛てがっても出来ます
何にしても、熱いので取り扱い注意です


   人参がやっつけれたら、ジャガイモの皮を剥いて飯盒に入れます。作るのが簡単と言われるポテトサラダの一番難しい工程が、このジャガイモの皮むきだと思ってます。何たって熱い。熱々のジャガイモを触りながら、皮をぺろぺろめくって行かなければならないのです。面倒な上に、熱い。まぁ、冷えてしまうと何かと不都合なので、熱々言いながら皮剥きます。

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ごろんごろんと放り込んだジャガイモ
皮剥き終わる頃には、素手で触れる温かさになってますw


   今度は、ジャガイモを潰しにかかります。擂り粉木を使って潰すのですが、最初はころっころ転がってやりにくいので、杓文字で4分割くらいにしてからやっつけます。一般的にはボウルなどでやる事が多いと思うのですが、飯盒だと角のエッジが立っているので、ジャガイモが逃げにくく、ガシガシ潰す事が出来ました。

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最初は杓文字でぶつ切りにして
そのあと、擂り粉木で粉砕www



   良い感じにジャガイモが潰れたあと、マヨネーズとタマネギを入れて良い感じにかき混ぜ、塩こしょうで味を整えます。マヨネーズは多めに入れれば、それは美味いのですが、ダイエットの見地から若干少なめにしました。芋イモした食感が楽しめますww

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マヨネーズ少なめなので、ちょっと硬めです


   こんな具合で、良い感じに出来上がりました。飯盒といえば、ご飯炊く道具くらいにしか思われておらず、しかも家の中で使えるとは夢思わない人が多いのですが、要は深底の鍋ですので、この種の料理はお手の物な訳です。以前は片手鍋でやってましたが、むしろ深さは飯盒の方がありますのでやり易かったです。

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やっぱ、ポールウインナー入れた方が良かったなー
とか思わないでもない、、、


   実は、この企画の前に、カボチャの煮付けを作ろうと思ったのですが、カボチャはゴロゴロと鍋に放り込んで煮るのではなく、フライパンに並べてカボチャが沈没しない程度に水に浸して煮るという事が判り、飯盒の底では1/4カットのカボチャでも全部一気には作れない事が判って止めにしました。広げる系の料理は、底面積の狭い飯盒では不利なのです。

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こちらも始めて作ったのですが
結構美味しく出来ましたw