去年の第2回飯盒オフのあと、toyofusa曹長殿も自分も成人病で倒れてしまって、アウトドアなイベントは手控えてました。まぁ、自分はバイク乗ったりしてたんですが、さすがに一人で軍装してどっか行くのは寂しいので、時期が来るのを待ってた感じです。で、toyofusa曹長殿もリハビリが上手いこと行ってる様なので、そろそろ飯盒オフでもやりましょか、という事になりました。開催日が2月11日の建国記念日、戦前でいうとこの紀元節ですが、別に日本軍の格好だから縁起を担いだ訳でも何でもなくて、たまたまですw
■冬の装い
さて、季節は一年でもっとも寒い2月なのですが、もっている被服は、防暑の襦袢と袴下、夏衣袴。そして、サイズが一回り小さいけど「痩せるかもしれん」という事で買った冬の襦袢、以上です。ウールの冬衣袴はHIKI SHOPの方でも品切れみたいで買えないので、夏用の被服で行くしかありません。まぁ、本当に風邪引きそうな寒さなら、早々にファミレスに退避という事になるでしょう(日本軍の格好でw)取りあえず着てみたのですが、下は防暑襦袢履いた上に夏の軍袴を履くのは、多少ゴワゴワするものの大丈夫でした。上は、冬用の襦袢は首と胸がキツくて無理(決して腹がキツかった訳でない)。仕方ないので、防暑襦袢の上から軍衣を着る事にしました。
問題は軍衣の首のホック。これは買った時から首周りがキツくて、しかも襟布(三角巾で作ったカラー)も付けなきゃならないので、余計キツくなっています。息を履いて止めて、気合い入れて留めれば何とかなりますが、それでも顔が鬱血気味になるほどキツいです。ともかく、鏡見ないでも付けたり外したりが出来るまで練習しましたが、ホックつけたまま飯を食うのは、かなり無理ゲーっぽい感じでした。
装備に関しては、背嚢に1日分の携帯口糧(米6合、乾パン600g、缶詰1個)、下着とか軍手軍足の替えを入れ、それでも余裕があるので、本来は外に付ける地下足袋も入れて、パンパンにしました。外側には、毛布、携帯天幕、飯盒をつけ、さらに小円匙、鉄帽までくくり付けました。
■巻脚絆の問題
集合時間は1100時という事だったので、0900時に起きたら間に合うだろう、と思ってたのですが、いざ起きてみたら前日のトレーニングの筋肉痛が出始めててなかなか起きれず、やっとこ起きて着替えて、脚絆巻いて、えっちらと荷物を駐車場まで運びました。ところが、道行く人から、なんか変な視線を受けてる様な気がします。まぁ、防暑襦袢の時よりもガチ日本兵の格好ですし、そりゃ目立つのかなーと思ってたのですが、いざ駐車場に着いて自分の足を見たら、キッチリ巻いてたはずの巻脚絆が緩んで全部足首のとこに落ちて、ルーズソックスみたいになってました。そりゃ珍妙な格好に見えたと思います。
この巻脚絆、実は紐の部分が短くて、教本通りに脚絆の終端部分で紐をくくれないのですが、そういう問題以前にやはり巻き方が悪い様です。ものの8分ほどで全滅では話しになりません。ともかく、遅刻確定で時間が圧していたので、グチャグチャに巻脚絆をほどき、急ぎ出発しました。
で、遅れて現地に着いてから、慌てて巻き直した訳ですが、そもそも慌ててる上に、脚絆もグチャグチャな状態で巻いたので、ちょっと歩いただけで緩んでくる始末。ところが、前回結構ラフな巻き方してたtoyofusa曹長殿は、今回hキッチリ巻いてて、しかも最後まで緩まなかったので、やはり巻き方一つで全然違うんだなー、と感じました。
■寒い時期の野戦炊事の特徴
さて、さっそく野戦炊事に取り掛かります。今回も飯担当が自分で、汁担当がtoyofusa曹長殿です。まぁ、飯の方がシビアそうに感じるから自分が飯担当やってる様なところがあるのですが、実は米入れて水入れて火に掛けてるだけです。今回は雑談してるウチに出来てしまい、気になって蓋とったら炊けてました。ところが、少し味見してみたところ、なんとなくビニールっぽい臭いがしました。米は2合分をビニール袋に入れて、それを3つ軍足にいれて保管しているのですが、どうもビニールの臭いが米に移った様です。かつ、水筒の水しかないので米を研がないので、余計臭いが残った様です。まぁ、野戦という状況を考えれば、食えるだけマシという事でもあるのですが、やっぱり臭い飯は嫌なので、保管方法を考える必要がありそうです。ちなみに、昔は作戦発起の前に米が支給されたのですが、それを軍足にダイレクトに入れて持ち運んだ様です。
さて、飯は炊けてしまったのですが、カレー汁の方はなかなか時間が掛かりました。というのも、前回に比べて気温が低く、コケネンレベルでは湯を沸騰させるほどの火力がないためで、いつまで経っても野菜が煮えない。まぁ、コケネンの縛りがある以上、これは仕方ない事です。
今回は肉入れましょー、という事で、ヘルシーなササミを持って来たのですが、ただ単にカレー汁に入れたのでは面白くないので、飯盒の蓋で焼いてみる事にしました。肥後守でササミを切ったのですが、これがまた良く切れる。ナイフとしては、スイス・アーミーナイフなど目じゃありません。切ったあと、少しだけラードを貰って飯盒で焼いたのですが、やはりコケネンの火力では中まで火が通るという感じにはなりませんでした。恐らく、薄切りにしたら大丈夫だと思います。取りあえず表面だけ焼いて、カレー汁にぶち込みました。
いつまで経っても沸騰しなさそうですし、飯はどんどん冷めて行くので、適当なところで切り上げて喫食。飯は規定量の半分の1合ですが、カレー汁は規定通りなので約350mlくらいあります。猛烈な量です。しかも、今回は野菜がシャリシャリしてて食感抜群ですから、咀嚼回数が多くて余計に腹ふくれるのが早いです。なので、全部食べるのは前回以上に難儀しました。が、飲んで食べ切りましたww

肥後守で食材切りまくり
この手のポケットナイフとしては
破格の使い易さと切れ味です

今回も投入の飯盒掛
今んとこ、日本軍関係でこれ使ってるの
自分らだけですw

油粉捏を投入
匂いはスンゲー良かったです
味も悪くなかったです
食材の歯ごたえがかなり有りました!

飯の盛りが悪いってケンカになるのは普通ですが
盛りが多いと押し付け合いになるのが、自分らの特徴ですw
■今後の課題
今回はリハビリも兼ねて、前回と同様の事をやったのですが、次に機会があるとしたら、野戦での行軍間での食事にチャレンジしてみたいものです。実際、どういった風に食事を摂っていたのか調べる必要がありますが、また飯盒の出番があったのかどうかも判りませんが、とりあえず調べる価値はありそうです。また、毎回巻脚絆が緩んでくる訳ですが、緩まずきっちり巻ける様にもなりたいものです。低山をハイキングしながら、野戦での食事とか、場合によっては野営とか、そういうのを組み合わせると面白いかもしれません。もっとも、面白い前に、やはり70年も前の装備ですので、今風のとは違って、担いでるだけでしんどかったりするのですが、昔の兵隊さんがどんだけしんどい思いをしてたのか、追体験する良い機会になるかもしれません。
ところで、今回は初めて「見た目で日本軍らしい」格好をしたせいか、オフの最中にインドだかパキスタンだかの女の子(と連れの日本人の女性)から声を掛けられ、写メまでプリーズされました。それは良いとして、問題は軍衣が実はワンサイズ小さい事に気が付きました。自分のはXXXL(日本陸軍風に書けば特々々々大?)なのですが、装具を身に着けると、袖から裾からみんな上に上がってしまって、チンチクリンになってしまいます。試しにtoyofusa曹長殿のXXXXLを着てみたら良い感じでした。
XXXXLなんて、普通じゃないサイズっぽく感じますが、恐らく昔のサイズを基準に、大号がLに相当してると思いますので、大柄になった現代人の中でも、比較的大柄な自分らなると、Xが4つも付くのじゃないとダメっぽいです。次回までに買い替えて、身の丈にあった格好で写メに納まりたいものです。






コメント
コメント一覧
私はこのように軍装で共に活動できる友人が居らず、大変羨ましいです。
また、たにしさんが以前UPしていた飯盒掛の記事を参考に、私も本日飯盒掛を製作しました。
とてもシンプルですが、実用性があり感動しております。何時の日か私も軍装で野外炊事をしたく思いました!
本当にありがとうございます‼
(本来は製作の前に、記事を参考に飯盒掛を製作して良いか確認をとるべきでしたが…💧
Twitterに記事を載せましたが、よろしかったでしょうか…?)
参考にして頂いて光栄です!
飯盒掛は、調査から試作まで、toyofusa曹長殿が行われてます、つまり自分は真似っこですw
もし、飯盒掛を使われるとしたら、自分らに続いて本邦2番目ですよ〜
飯盒掛は、とっくにパブリックドメインだと思うんで、お気になさらずに〜
本邦2番目とは、大変光栄であります!!
軍装仲間が増えましたら、たにしさんの飯盒オフ会の様子を参考に、この飯盒掛を使用して野外炊事を楽しみたいと思いますww
これさえあれば、資材も手間も省けるので、野営にはもってこいですね(笑)
忘れ去られた理由ってのも、理解して頂けるかもしれませんww
熱量が足りず中々沸騰しない、との事でありますが、石組か掘り下げでカマドを作られてはいかがでしょうか?エスビット等の固形燃料は些細な横風にも弱く、また熱が逃げやすいため、防風処置は必須であると思います。
炊飯・調理では陸軍で頻繁に行われたセロファン筒を用いた炊飯が参考になるかと思います。さすがにセロファン筒の入手は困難でありますので、ジップロックを代用品として使用すれば、そのまま炊飯かつ同時に副食も作る事ができます。
長文、乱筆失礼いたしました。
一応、円匙は持って行ってるのですが、公設の公園に勝手に穴開けるのはまずいのと、
傷入ったら嫌なんで、まだ使ってませんww
まぁ、一度使ったら気にならなくなるんでしょうがw
シベリア用の飯盒掛といえども、雪壕とかの風の来ないところで使ったに違いないでしょうから、防風は本来必要ですよねぇ〜
ジップロックで炊飯の方がビックリですねぇ〜
ビニール臭くなったりしないのかしら??
※ 中田の円匙は焼きが入っていないので、ガレ場では使用されない方が良いかと思います。
ジップロックは湯せんに対応しておりませんが、災害時の炊飯方法としてホームページ等で紹介されている物を見ると、匂いは気にならないそうです。
セロファン筒で炊いた飯は南方では腐敗しにくく長持ちし、寒冷地では腹に巻き付ければ暖かいと評判が良かったそうです。
少尉殿、有用な情報、有り難うあります!
中田の円匙、焼き入れがされてないとは、、、
当然、防弾甲板でもないですよねww
まだ、だったら、あの値段では出せんかな〜〜〜
まだ掩体オフの話しは出てないで、当分使う用事はないと思うんですが、
防災用には今様のしっかりした円匙を調達する事にします〜〜w