XR230を手に入れたそもそもの理由は、トリンバで地味練をやる為で、そのつもりで年会員にもなったのに、去年の4月に行ったきり、全然行けず終いでした。ずっとXRの改修をやってましたし、改修と試走の連続で地味練に回す時間の余裕がなかったという訳です。しかしまぁ、バイクの方も大体いい感じに仕上がってきましたし、そろそろ地味練も再開です。
■まずは遅乗りのおさらい
今日の練習の目的は、とにかくほぼ1年ぶりの再開なので、以前やった事を一通りやってみて、何が出来て何が出来ないのが試してみる、という事にしました。取りあえず、まずコースをざっと歩いてみたのですが、陽のあたる場所はおおよそ乾いてて問題なし、林の方は雨の影響でシケシケしてましたが、トレール車で行ける範囲は大丈夫そうです。XR230“パンツァーファウスト号”のエンジンの始動は、前回チョークレバーの上げ下げで勘違いをしててスッタモンダしましたが、今回はちゃんとレバーを上げてチョークを入れて始動しました。もちろん一発でエンジンが掛かったのですが、すこしアクセルをアオリ気味にしないとエンジンが止まりそうです。XR230のエンジンは暖まった状態でチョークを入れるとエンジンが止まってしまうので、もしかしたらもうエンジンが暖まったのかと思い、チョークを切ってみましたが、するとエンジンが止まってしまう。上げても下げても止まるので、しばらくアクセルをアオリ気味にして暖気しました。2分ほどアオッておくと、あとは勝手に暖気する様です。
さて、例によって、いつまでもベラベラ喋っててなかなか走り出さないのですが、昼前になってようやく練習開始。まずはヒューム管や低いブロックのある基礎練場の回りの木の間をタイトに回る練習をしてみました。やってみて感じたのは、以前来た時よりも身体が柔らかくなったかな?という事でした。恐らく、これはコアグリッドで身体を解しているからだと思います。以前はやたら左側が固かったのですが、今回はそれほどストレスを感じませんでした。しかし、じっとバイクの上で立っていると、足が直ぐに疲れて来て怠くなり、下手するとツリそうなりました。なので最初は休み休み練習しました。
■ブロック越えとヒューム管
身体が慣れて来たところで、簡単な段差越えの練習をしてみる事にしました。ヒューム管が置いてある場所には、右に低いブロック、左にちょっと高めのブロックがあるのですが、これをフロントアップを気にしながら越える、というものです。まずは低い左側から。こちらは低いだけあって、別にそんなにフロントアップしてなくても、そのままでも乗り越えていく感じでした。一応、抜重やアクセルワーク、クラッチをポンと繋ぐなど、気を使ってやったつもりですが、それほどフロントアップした感じではありませんでした。しかし、クラッチやレバー、キャブなどを換え、かつフロント周りを軽くしたためか、去年よりは軽くやり易くなった感じです。そのまま180度小さくターンして、右の段差から降りるのですが、ぼけっとしてると腹を刷ってしまうので、アクセルワークを注意して降りる様にしました。
今度は右側のブロックに挑戦。こっちはちょっと覚悟が要ります。出来る出来ないは別にして、フロントアップの意識をもって取り組みました。2回ほどビビって失敗しましたが、要領がつかめれば出来る様になりました。改めてやってみて感じたのは、フロントがブロックに当たった時の衝撃でビビってしまい、リアが乗り越える前にアクセル戻してしまうとアウトだ、という事でした。
今度はヒューム管に挑戦してみましたが、フロントは管に乗るものの、リアが引っかかって失敗。再度チャレンジしましたが、やはり失敗で今日のところは止めとく事にしました。去年は出来ていたのですが、感覚を忘れてしまった様です。察するに、フロントアップ量とアクセルを開ける量が足りない様に感じました。(ボディアクションも足りないと思います)
■林の中
いつもは近くのうどん屋でお昼を食べてたのですが、流石に飽きたので、いつもの様にカップ麺食べて、これまたウダウダやったあと、段差越えや木の間やアップダウンのタイト8の字を練習したのですが、最後のシメに林間コースを走る事にしました。トリンバの林間コースは、デコボコランドのウッズの様に飛ばして走るコースではありませんが、丸太が転がってたり、木と木の間を潜ったり、滑り易そうな急な斜面の上ったり降りたりがあるので、セクション的な林間コースの練習が出来ます。無論、トライアル車じゃなきゃ行けなさそうな所や、自分の今の技量じゃ無理っぽいところもあるのですが、出来る限り座らず走る練習をしました。
実のところ、林間コースといえども、平場を走っている分にはあまり難しくありません。斜面の上り下りをやって初めて、難しいなーと感じます。今回は斜面は雨の影響で結構滑り易くなってて、かなりヤバげに感じませんでしたのでチャレンジはしませんでした。
最後に、小屋横の小山の上り下りを少しやってみましたが、裏から上って表に降りるのは問題なく出来るのですが、表から登る方が上手く出来ませんでした。これもヒューム管と一緒に次回の課題にすることにしました。
こんな感じで、トリンバらしいダラダラした練習でしたが、久しぶりの地味練、とても楽しかったです。再び年会員になった事ですし、出来れば月1回ペースで練習に来たいですねぇ〜。(と2年ほど前にも言ってたようなw)
今回の練習光景
やっぱり、アクセルの開けが足りないと思うんですよねぇ
とても楽しかったですがww
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