8月は暑いと決まっていますし、年々暑いのに弱くなって来ているので、暑い時期は避ける様にしています。まぁ、あっついのに頑張れってのが無理な訳です。そんな訳で、帰省が終わった直後の土日は、バイクの整備でもしようかなーっと思っていたのですが、古い友達から「末っ子にオフロードバイクの乗り方教えてくれ」と頼まれて、急遽、練習行く事になりました。実は、7月に一度付きっきりで教えたのですが、今回は2回目なので、伴走しながら教えるつもりで、自分もトランポで駆けつけました。


20140824_082915
今回は2台で
エアクリーナー、そろそろ洗わないとなぁ




■モトクロッサー10分で撃沈

   今回はCRF250R“モルゲンシュテルン号”もXR230“パンツァーファウスト号”も両方乗るつもりをしてました。今日1日乗れば、オイルの使用限界時間に達する見込みで、まとめて一気に交換出来るからです。また、谷田部エンジョイスポーツランドですから、XRで走るよりCRFで走った方が気持ちよく走れる、という風にも考えていました。
   準備してたら、末っ子君とそのお母さんも登場したので、先に受付を済ませてもらい、レンタル時間までに少し間があったので、準備の手順などを末っ子に教えながら、とりあえず乗る準備を進めました。しかし、この時間ですでに汗だく状態で、アンダーアーマーを着込むのにも一苦労しました(汗でへばりついて、なかなか着れない。フルチンなので、早く着たいのに。。)
   さて、とりあえずウォーミングアップがてら、CRFで初心者コースにイン。CRFは前回、市貝で乗ったっきりで3週間ぶりです。まずはゆっくりフォームをチェックしながら走り、ジャンプも挙動に注意しながら飛んで、慣れたところでピッチをあげました。XRはヌルヌルした走りでぶっちゃけ楽なのですが、その点モトクロッサーはゆっくり走ってても、ビシビシ身体にGが掛かる感じです。
   ところが、走り始めて5分ほどで段々身体がしんどくなってきました。たった5分です。しかも、大して早く走ってる訳でもないのに、です。1周が短いコースですし、そんなしんどいコースでもないので、そのまま走り続けましたが、徐々に息苦しくなってくる感じです。肺活量が足りなくて息苦しいのではなく、空気が暑くて息苦しいという感じです。
   頃合いを見てパドックに引き上げましたが、身体も頭も明らかにオーバーヒート。とてもじゃないがバイク乗る気になれないので、末っ子君を教えてやる気の回復を待ちました。

20140824_091810
バイクの準備と段取りについて説明するワタクシ
いつも意識してませんが
説明すると、結構やる事があるのに気が付きました

20140824_092811
すでに汗だくですので
アンダーアーマー着るのが大変でした


■F12R42

   とにかくしんどかったので、午前中はウォーミングアップだけで終了。なんだか情けない話しですが、とりあえずお昼食べてサイダー飲んだら、少し元気が出てきました。
   モトクロッサーではしんどくてやりきれない、という事がよく判ったので、今度はXRで初心者コースに入りました。このXR230“パンツァーファウスト号”は、前回、爺ヶ岳のあと、リアスプロケを42丁にアップし、チェーンも延長しました。もっとも、104コマにするところが、切る所を間違えて102コマにしてしまったので、リアがトライアルタイヤだとギリギリです。
   ともあれ走ってみたのですが、違いは一発で判りました。これまでのR39(40丁だと思ってたら、実は39丁だった)の場合、低速になった時にフワついた感じがして、1速下げるか考えるところが、R42だとしっとりと食いつく感じで、安心して乗れる感じでした。去年の夏から、綿々と改装を続けて来て、ようやく乗り易いセッティングを見いだした感じでした。
   ところが、少しだけ気になったのは、やはりチェーンが2コマ足りないせいか、トライアルタイヤだと走行中にマッドガード(ボロになってたので、新品に交換した)にタイヤが当たるようで、走っている間、ずっと「み"み"み"み"み"〜〜〜っ」と嫌らしい音を出していました。
   いろいろ感心しつつ走ったのですが、それでも7分も走ったらご馳走様。パドックに戻って、一切合切の上半身の装具全部外して、グダグダに休みました。

20140824_102811
CRFに乗るワタクシ
腹、何とかしないとなぁ

20140824_122814
ちょっと走ったら、直ぐ疲れてグロッキー
体力が落ちてるのか、夏だからなのか


■本コースで

   末っ子君が初心者コースで走ってる間に、こちらはジャージまで脱いで休憩。とにかくシンドイんです。努力が足りないとか言われるけど、シンドイもん努力のしようもない訳で、とにかくやる気が出るまで休みました。
   ようやくやる気が出たところで、末っ子君を本コースに連れて行く事にしました。末っ子君がどの程度やれるのか見るためと、低速走行でXRのギアやクラッチの調子を見るためです。日曜日とあって、結構早いライダーも沢山来てましたので、邪魔にならない様に、末っ子君にはとりあえず真っすぐ前見て走る様に注意しておきました。
   1周目は自分が先導して走る事にしたのですが、4分の1周した辺りで後ろから着いて来てない事に気が付きました。しばらくエンジン止めて待っていたのですが、一向に来る気配がないので、こりゃどっかで転けて難儀しとるわー、と再発進。ジャンプは飛ばない様にしたのですが、それでも前のF12R39の時よりもスムーズかつ安定的に走れて、可及的速やかに末っ子君が途方に暮れてる所に辿り着きました。
   あらぬ方向にバイクが向いてた末っ子君に、どうしてそうなったか解説したあと、再発進。その後は上手く行ったので、今度は末っ子君を前にして2周目。途中までは順調だったのですが、テーブルトップ手前の下から上がってくる2連ダブルのところでバランスを崩して暴走、バンクに乗り上げて転げ落ちました。また、その後もテーブルトップの坂が登れずスタック。やり直したらフロントアップで暴走してテーブルから転げ落ちて薮に突っ込んで終了w
   走るより助け出す方が体力食うのが、改めてよく判った訳ですが、本コースにおいてもF12R42は登り下り、加速低速、いずれにも最適のセッティングである事も確かめられました。

20140824_142813
末っ子君のフォームチェック
とりあえず、今日はコーナーリングで足を出しましょうw

20140824_140404
末っ子君もグロッキーww
並んでるペットボトルは、全部空ですw


■本日のまとめ

   この後、初心者コースに戻って、末っ子君の走りを見ながら、フォームを直したり、お手本で自分も走ったりして、レンタル時間終了の1500時まで走りました。
   ともかく、今回切実に感じたのは、決定的に暑さに弱くて、この時期は練習にならない、という事です。実は来週、スクールに行くつもりをしていたのですが、この体たらくではぶっ倒れてしまうの確実です。一応は、ちゃんと給水もしているのですが、飲んでもバテルといった感じで、これはもう体質的なもんかなーと思うほどです。
   しかし、だからといって、家でゴロゴロしててはダメだとも思います。何たって、5月のころに比べたら、筋力は落ちてるし、身体はダブついてるしで、身体的には相当後退した状態です。それでも、バイク乗って汗かくと、多少を身体が引き締まった感じがする訳ですから、やらんよりはやった方が良い、という訳です。
   その意味で言えば、自分のペースでも良いから、負荷の掛かるモトクロッサーに乗ってエクササイズした方が良さそうです。もとより「美容と健康」のためにベストテクを習って来た訳ですから、今こそ、その真価を求めるべきであると思います。

20140824_170212
講師料は、今回もスシロー食い放題でしたw