GWバイク活動第二弾は、前々から誘われてたウインズモトクロスパークへ。成田というと、成田空港か成田闘争しか思い浮かばないほど縁遠いところで、バイクの活動として行くのも今回が初めてです。結構遠いイメージを持っていたのですが、ナビで道順を確かめてみると、下道でも渋滞なしなら1時間半くらいで着く事が分かりました。実際、朝0630時にウチを出たのですが、待ち合わせ場所のコンビニには0815分に到着しました。意外に近いです。
■コースの印象
他のコースと違って、時間にきっかりにならないと入場出来ないので、しばらく外で待機。といっても、コース入り口に停めると往来の邪魔になりますので、少し先に待避所みたいなスペースがあるので、そこで待機してました。そして0900時を過ぎるのを待って入場。パドックの一番奥に停めました。コースを見た第一印象は、よく整備されてるなー、というものでした。時間前に徒歩でパドックに入ってコースの様子を眺めていたのですが、予報では夕方から雨だったにも関わらず、オーナーさんがトラックで散水してました。土質もモトクロスコースによくあるグリップしやすそうな土で、掘れたワダチなど一つもなく、丁寧なコースでした。
コースの造りは、これまたモトクロスコースらしく、大小様々なテーブルが組み合わさり、直線も長めで、如何にも全開で走れと言わんばかりの造りです。山を挟んでパドックから見える手前がジャンプセクション、山の向こうが全開でぶっ飛ばすストレート、山はアップダウンの練習と行った感じでした。
問題は、飛びたくてもなかなか怖くてアクセル開けれない自分みたいなヘタクソでは、飛びきれるテーブルは一つも無さそう、という事。まぁ、登り斜面も結構キツそうですし、初めて行ったコースで蛮勇を奮って怪我したのでは、みんなに迷惑掛かるので、今日は直線でどれだけ開けれるかの練習、と決めました。
■とりあえず試走
走行料払って一通りの説明を聞いたあと、ただちにバイクを下ろして準備開始。といっても、バイク自体はガソリン入れてチェーンにオイル吹いて終わり。前回の谷田部では砂埃以外付いてないので、バイクもキレイなもんです。ただし、チェーンオイルをそれまで使っていた粘度の高いDIDから、サラサラのヴィプロスのグレサージュに変えたのですが、ノンシールチェーンだとちょっと乾く(という言い方は変ですが)のが早い様です。もっとも、シールチェーンに変えるつもりでチェーンオイルも変えてますので(XRの方はシールチェーンに換装)、CRFの方もおいおいシールチェーンに交換です。準備が済んだら、ともかくコースイン。まずはゆっくり(まぁ、速くも走れないのですがw)走ってコースの様子を見てみました。走ってみてまず感じたのは、端で見てる以上に実際にバイク乗ってたら、テーブルの登り斜面がキツいんだな、という事。まぁ、モトクロスコースとしてはこれが標準なんだと思いますが、モトクロスコース自体をモトクロス的に走るというのが、かれこれ1年ぶりの事です。ともかく、怖いなと感じてる時は無理もヘッタクレも出来ませんので、ジャンプは全てナメて通過しました。
その反面、ストレートはよくグリップし、いくら開けても大丈夫な感じがしましたので、徐々にアクセル開けて走る様にしました。デコボコにしても谷田部にしても、長いストレートというのはあまりないので、久々にアクセル開けて走った気がします。
■高級潤滑油2回目の印象
前回から使い始めたシルコリンPro4ですが、今回も引き続き使いました。これまでは毎回オイル交換してたのですが、上等なオイルは3回くらい使える(またそのくらい使わないと元が取れない)という話しもありますので、どの程度使えるのかテスト中です。前回の谷田部でも、アクセル開けた時に今までの様な重苦しさがなく、スムーズに加速して行くという事を書いたのですが、それは今までの走りと比べての感想でした。今回はストレートが長くて大きく多くアクセルを開けねばならないのですが、そうなると今までであれば極大な加速Gが身体に掛かって、必死に頑張るという状態になります。ところが今回は、それほどしんどくない。むしろもっと開けても大丈夫、という感じでした。しかも、自分なりに相当開けて、かなりエンジンを回したと思うのですが、以前の時の様な負担が掛かってる感が全然しません。むしろ、よく回るな〜という感じでした。
アクセルを開けて加速すれば、加速Gが身体に掛かるのは当たり前の事なんですが、エンジンが軽いと身体に掛かる負荷も軽く感じるのは、不思議な事だなと思います。この辺りは体感としては分かっても、どうしてそうなるのか理屈は分かりません。おいおい詳しい人に教えて貰いたいものです。何にせよ、エンジンが軽い→身体に掛かる負荷が少ない→もっと頑張ってアクセル開けよう、という流れになるのは間違いない様です。
オイルのヘタリ具合については、走行2回目くらいでは全然問題ないようです。というか、厳密に走った時間で言えば、前回の谷田部は大体25分くらい。エンジンを回してる時間を含めても30分くらいだと思います。上等なオイルを使ってそうな上手な人たちは、1日の練習で少なくとも1時間以上は走っているみたいですし、それで3回で交換となれば3〜4時間は使える計算で、その意味でいけば今回はまだまだイケルと思われます。いずれにせよ、高いオイルを使うならば、アワーメーターを付けて厳密な運転時間を管理して、無駄無く使える様にした方がいいな、と感じました。
■徐々に挑戦
今日は祝日という事もあってか、自分ら以外のライダーの人は誰も彼も上手い人ばかりで(恐らくIB以上)、そういう人たちが走ってる間は、自分らみたいなヘタクソが一緒に混走すると邪魔になりますし、自分らもストレスになりますから、そういう人たちが休んでる合間を縫って走る様にしました。朝一番は散水されたばかりで、若干滑り易い感じでしたが、他の人もバンバン走る様になると、いい感じに路面が乾いて走り易くなってきました。そこでやれそうな所は少しずつ飛ぶ様にしました。緩やかな傾斜のジャンプであれば、さして怖くもなく惰性で飛んでも良い様なものですが、迫り立った斜面の場合、見た目にもちょっと怖いですし、うっかり飛ぶと前転したりバク転したり(まぁ、そんな勢い良く飛べないので、実際にはそうはなりませんが)しそうで怖いです。飛ぶというより、姿勢を気にして軽く飛ぶという感じにしました。
もっとも、テーブルは飛びきらないのは分かっていたので、やれそうな事といえば、3連テーブルの次の3つのコブのうち、手前の2つをダブルとして飛ぶのと(上手な人は3つ飛ぶ)、山の裏から戻ってくる一つ目の登り坂にあるステップアップの飛距離を伸ばす事(これも上手な人は上まで飛びきる)、これくらいなものでした。結論からいうと、ある程度慣れたら気合いでイケそうな気がする、けど今日はイカなかった、という感じ。ダブルはあと少しだったんですけど、もう少し時間が欲しいなって感じでした。
■いつもより多めに開けました
お昼はきっかり1200時から1300時まで休憩。その間に散水があり(そんなに乾いてる風でもなかったのですが、律儀な事です)、午後一発目はやはりちょっと滑り易そうな感じでしたので控えめに走り、上手い人たちが練習して休憩してる間にまた走って、という感じでした。まぁ、ろくすっぽモトクロスらしい事はやれも出来もしませんでしたが、久々の本ちゃんのモトクロスコースで、思いっきりアクセル開けれて楽しかったです。上記の様に、良いオイルのお陰でガンガン回してもあまり負担を感じず、もっとチャレンジしようと言う気分になったのが、今回一番の成果だったな、と感じました。
ちなみに、日曜日はガチのライダーが多いらしいですが、土曜日は比較的大人しめのライダーがメインらしいので、次回行くとしたら土曜日に行ってみようと思います。
この日は1500時で練習終了。予報では夕方くらいから雨との事で、いい加減空も曇って暗くなっていたので、早々に帰宅しました。
今回誘ってくれたS木さんの走り
とにかく直線では開けまくれますw
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