飯盒炊爨というと、焚き火にぶら下げて飯を炊くというのをイメージするのですが、実のところ、そういう炊爨をする機会というのは滅多にあるものではありません。かくいう自分も、焚き火で飯を炊いたというのは、去年の3月に奥多摩の某渓流でやったのが唯一です。昔みたいに、どこでも焚き火して良いなんて風潮ではありませんし、焚き火出来る場所もあまりありません。ですが、だからこそ、余計にやってみたい!と思う訳です。
取りあえず、ベッドの脇にぶっ刺して、飯盒を下げてみました。とてもいい感じです。横棒は50cmくらい、飯盒は3つくらい下げれます。試しに2個下げてみましたが、如何にも飯盒炊爨って感じで大満足です。そもそもこのハンゴーキャッチを欲しいと思った経緯が、去年の3月に焚き火で飯盒メシを炊いた時、石で組んだカマドが思いのほか使い勝手が悪く、結局、棒に下げてずっと手に持っていたからで、ハンゴーキャッチみたいなのがあったら楽なのに、と思ったからです。これでハンズフリーでメシが炊けるというものです。
このハンゴーキャッチ、ぶっちゃけ鉄の棒ですので、あまり邪魔にならないのですが、もし歩きで行く場合でも、アサルトパックの背面のウェビングに刺して持って行く事が出来ます。重さは480gと、鉄らしい重さがありますが、まぁ気になるほどでもありません。
そこで、焚き火に依らず、また地面に刺さず、使う方法を考えました。あれこれ考えた中で、一番金と手間が掛からないのが、木に穴開けて、そこにハンゴーキャッチを差し込んで使う方法でした。当初は太めの板だけでやるつもりでしたが、これでは何かの拍子に倒れてしまう可能性もあるので、細い木を打ち込んで、使用時は横に開いて接地面を広げます。
金槌を振るい電動ドリルで穴あけして、ハンゴーキャッチ台はあっさり完成。ただし、本来なら地面に差し込む長さがこの台では短くなるので、地面から飯盒の底の距離が高くなってしまいました。背の高いガスストーブはともかく、アルストやケイネンでは高さが足りないので、何かで上げ底する必要があります。
また、このハンゴーキャッチ台は、あくまでポータブルストーブを使用する事を前提としており、間違っても焚き火を使ってはなりません。ウチのベランダなどでハンゴーキャッチを使う時の台です。
作製後、とりあえずベランダで使ってみました。試しに2リットルの水を入れたヤカンを下げてみましたが、予想外にしっかりぶら下がっていました。火力にはニチネンのトップ600g缶を使いました。恐らく、市販されている最大級の缶入り固形燃料で、火力もかなり強力です。しかし、ヤカンの底とケイネンまでの高さが有り過ぎたせいか、なかなか湯を沸かす事が出来ませんでした。やはり上げ底を工夫する必要がある様です。
そんな時、このハンゴーキャッチを見つけ、ビビビーーンとハートを直撃されたのでした。
■ハンゴーキャッチってどんなの?
ワクワクしながら、選りにもよって大晦日の晩にポチった訳ですが、一週間ほどして届きました。出て来たのは、鉄の棒を曲げて溶接してユニクロメッキしただけの物。どこの鉄工所でも作れそうです。そういえば、このハンゴーキャッチ、どこのメーカーが作ってるかはっきりしません。はっきりしない割には、Amazonでも楽天でも幅広く取り扱ってるみたいです。でも、買う人が全然いないのか、レビューもないし、使った人のブログもヒットしません。恐らく、この「たにし大記録」がハンゴーキャッチについて初めて言及するブログになると思います。取りあえず、ベッドの脇にぶっ刺して、飯盒を下げてみました。とてもいい感じです。横棒は50cmくらい、飯盒は3つくらい下げれます。試しに2個下げてみましたが、如何にも飯盒炊爨って感じで大満足です。そもそもこのハンゴーキャッチを欲しいと思った経緯が、去年の3月に焚き火で飯盒メシを炊いた時、石で組んだカマドが思いのほか使い勝手が悪く、結局、棒に下げてずっと手に持っていたからで、ハンゴーキャッチみたいなのがあったら楽なのに、と思ったからです。これでハンズフリーでメシが炊けるというものです。
このハンゴーキャッチ、ぶっちゃけ鉄の棒ですので、あまり邪魔にならないのですが、もし歩きで行く場合でも、アサルトパックの背面のウェビングに刺して持って行く事が出来ます。重さは480gと、鉄らしい重さがありますが、まぁ気になるほどでもありません。
■ハンゴーキャッチ台ww
しかしながら、やっぱり地面にぶっ刺して焚き火で使う関係上、焚き火が可能な場所に出向かない事には使い様がありません。そして、そんな機会は早々ありません。まぁ、それは買う前から判っていた事ですが、やっぱり使えないのは悲しい事です。そこで、焚き火に依らず、また地面に刺さず、使う方法を考えました。あれこれ考えた中で、一番金と手間が掛からないのが、木に穴開けて、そこにハンゴーキャッチを差し込んで使う方法でした。当初は太めの板だけでやるつもりでしたが、これでは何かの拍子に倒れてしまう可能性もあるので、細い木を打ち込んで、使用時は横に開いて接地面を広げます。
金槌を振るい電動ドリルで穴あけして、ハンゴーキャッチ台はあっさり完成。ただし、本来なら地面に差し込む長さがこの台では短くなるので、地面から飯盒の底の距離が高くなってしまいました。背の高いガスストーブはともかく、アルストやケイネンでは高さが足りないので、何かで上げ底する必要があります。
また、このハンゴーキャッチ台は、あくまでポータブルストーブを使用する事を前提としており、間違っても焚き火を使ってはなりません。ウチのベランダなどでハンゴーキャッチを使う時の台です。
作製後、とりあえずベランダで使ってみました。試しに2リットルの水を入れたヤカンを下げてみましたが、予想外にしっかりぶら下がっていました。火力にはニチネンのトップ600g缶を使いました。恐らく、市販されている最大級の缶入り固形燃料で、火力もかなり強力です。しかし、ヤカンの底とケイネンまでの高さが有り過ぎたせいか、なかなか湯を沸かす事が出来ませんでした。やはり上げ底を工夫する必要がある様です。
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