このところ、ずっとXR230“パンツァーファウスト号”にばかり乗ってて、CRF250R“モツゲンシュテルン号”は全然乗ってません。最後に乗ったのはいつだろうと思ったら、10月半ば以来ぶりです。つまり、2ヵ月ほど乗ってなかった事になります。まぁ、バイクが2台あっても乗り手は1人ですから、仕方ないと云えば仕方ないんですがw
   しばらく、XRの方でレース出たりする事はないので、今日は久々にモトクロッサーで加減速Gを食らいまくる事にしましたw





■あれ?エンジン掛かりませんよ〜?

   いつもの様に朝0600時起床、0700時に出発したのですが、どうした訳かいつもより木下街道が混んでいて、いつもなら1時間くらいでデコボコランドに着くのに、今日は1.5時間、つまり0830時に現地に到着しました。一番乗りでしたので、一日中陽が当たりそうな場所を確保して、あとから来る隊員の分のスペースも押さえました。眠くて仕方ないので、ちょっと寝てこましたろかーと思ってたのですが、いつもよりも早くS木さん登場。寝てるヒマなくバイク降ろして準備を始めました。
   今回はXRは乗らないつもりだったのですが、前回のトリンバでバッテリーが怪しくなったので、新しいのを取り寄せていました。まずはその付け替えから。古いバッテリーの方は、意外にも一発でエンジンが掛かったのですが、まぁせっかく新しいのが来てる事ですし、思い切って交換しました。新しいバッテリーの方がエンジンの掛かりも元気が良いようです。(古いのは友達にあげましたw)
   今度はCRFの準備。ところが、全然エンジンが掛かりません。2ヵ月も乗ってなかったから、どこかしら具合悪くなってるのかもしれません。キルスイッチを押したままキックを素早く10回掛けてもダメ(FIの点火タイミングがずれてる時は、この方法で補正する)。こりゃ、プラグがカブってるのかもしれません。この時期のCRFにはよくある事なので、シートはずしてタンク外そうとシュラウドを外したその時、エアクリーナーボックスの中に、オレンジ色のカバーが。。。
   要するに、エアクリーナーを入れないまま、ひっしこいてエンジン掛けようとしてたのです。これでは絶対に掛かりません。この2ヵ月、乾式のエアクリ入れっぱなしのXRばかり乗ってたので、毎回交換の湿式エアクリを準備するのを忘れてました。エアクリを付けたら、一発で点火しましたw

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せっかく9月にオーバーホールしたのに
なかなか乗る機会がありませんでした


■本コースはベスコン

   さて、ようやく準備が整ったので、さっそくコースイン。取り敢えずウォーミングアップで本コースをゆっくり走ってみる事にしました。コースは全線ドライ。非常に走りやすくなっています。ただ、コース走ってて感じたのは、「うわっ、サス固いー!」という事でした。固いもなにも、XRばっかり乗っててそっちの方に慣れたからそう感じるだけなのですが、感覚が戻ってくるまで時間が掛かりそうでした。
   3周目辺りから、徐々にピッチを上げていったのですが、今度は加減速Gをビシバシ受ける様になってきました。これもモトクロッサーだったら当たり前の事なんですが、XRではどんな風に乗ったって加減速Gを食らう様な走りではなかったので、ちょっと走っただけで汗ダラダラ、疲れてきました。しかも、ちょっと不注意にジャンプ飛んだせいで、着地のショックで腰が滑りかけたっぽい感じになって、ちとヤバイ感じ。一旦休憩。
   とりあえず久々だったので、大人しめに走ったのですが、ちょっと元気が無さ過ぎたかナーとも思わないでもない。ギャラリーコーナーのとこのダブルも飛んでないし。やっぱり、前に出来てた事が出来ないと気持ち良くないものです。

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この時期は温かいカップヌードルが有り難いです


■ウッズコースで右半身泥だらけ

   お昼を食べてから、午後は少しウッズコースも走ってみる事にしました。というのは、前回のピットクルーカップと打って変わって、ウッズコースも乾いてて走りやすい、という話しだったからです。確かに、第一、第二ウッズ辺りはよく乾いてて走りやすくなっていました。とは言え、もともとCRFでウッズを走るのは得意ではないので、先行してるがんトック兄にどんどん置いて行かれます。本コースで頑張って追いつく、という感じです。
   ところが、第三ウッズは思ってた以上に湿っていて、水の溜まったワダチを避けようと乾いたワダチに入った途端、アクセルを開け損ねて右に転倒。よりにもよって避けてたグチャグチャの中にダイブ。右半身が泥だらけになってしまいました。ゆっくり倒れたので痛くはないのですが、ウェアが泥まみれになるのは、後の洗濯の事を考えると結構ユウウツです。
   ところが、もっとユウウツになったのが、第三ウッズの終わりら辺の木を軸に左タイトコーナーを曲がらねばならないアップダウン。リアが根っこに引っ掛かってストップするのは仕方ないとして、降りて押そうにも自分の目の前は木で自分の行き場がないという嫌らしいセクションで、押したり引いたりしてるウチに疲れて、バイク投げ出すハメに。結局、がんトック兄に押して貰ってどうにかパスしたもんの、モトクロッサーでウッズ走るのは疲れるなーと改めて感じました。

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ドライと思ってたら、泥だらけ
バイクはともかく、身体が汚れる方が嫌でしたw


■心地よい加速G

   ウッズコースは1周走ったらお腹いっぱいになってしまったので、あとは本コースをグルグル。だいぶ身体が慣れてきたので、ちょっと頑張って走ってみる事にしました。
   走っている内に気が付いたのは、コーナー立ち上がって加速する時の“あの”加速感が意外に楽しい、という事でした。XRではどんなに頑張っても、ガバっとくる加速感はないのですが、その辺はCRF、乗り手がトロ臭くても、アクセル開けたらドドーと加速してくれる訳です。コースがドライコンディションであった事もあって、走りに専念出来たのも幸いでした。その様な訳で、後半は加速感を楽しむ様に走りました。
   前回のトリンバ練習で、自分は身体を右に捻る時よりも左に捻る時の方が捻りが浅い事に気が付いたのですが、今回は左コーナーリングの時に、敢えて意識して左側に身体を捻れる様にしました。すると、以前に比べれば大分コーナーリングが楽になりました。恐らく、意識しない状態だと、自然に可動する分しか捻れないので、その分旋回半径が広くなっていたのでしょう。その様な具合で、前よりは大分走りやすく感じました。
   何周か本コースを走ったあと、仕上げに第一と第二のウッズを軽く走って、本日の練習は終了。イイ感じに楽しんで、イイ感じに汗かけました。

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XR230“パンツァーファウスト号”は
練習開始早々にクラッチ焼いたS木さんに貸し出し
翌日、ファイヤーEDに参戦しました
(自分は不参加www)