2009年にCRF250R“ランスチャージ号”を買い、その2年後に同じくCRF250R“モルゲンシュテルン号”を買い直す、という風に、2年置きにモトクロッサーを買い換える方針で予算を立てたり資金を貯めたりしてきたのですが、下取りに出したランスチャージ号は今でも元気に走っているそうで、となればそれなりにエンジンのオーバーホールなどの重整備をやれば、2年以上乗れるんじゃないのか、という風に考える様になりました。
また、この8月に購入したXR230“パンツァーファウスト号”は、整備状態から恐らく前の前のオーナーが4年前に購入して以来、サスのオーバーホールはされてないと判断し、前後サスのオーバーホール、前後ブレーキフルードの交換、そして最悪の取り回しのフロントブレーキホースをスピードテックJのホース&パーツに取り替えて貰う事にしました。
予算は、CRF買い換え基金から、30万円はXR購入&整備費として抽出し、20万円をCRF整備費として充てる事にしました。具体的にどの程度お金が掛かるか判らなかったので、多めに予算を組んだのですが、これが後々で余裕を持った整備をやって貰う上で役立ちました。
引き取りは9月6日。開店間際に行ったせいか、CRFのフロントフォークのオーバーホール中で、作業を見学する事が出来ました。フロントフォークは自分でオーバーホールする人も多いのですが、自分はそこまで自分の腕に自信がないのでいつもお店に任せっきりです。なのでそうした作業を見学できるのは有り難い事です。
フロントフォークの次はクラッチの診断。ランスチャージ号の時は自分でケースを開けてクラッチ板を見てみたのですが、その時は全然キレイな状態で劣化したらどうなるのか判らず終いでした。今回開けてみて判ったのは、エンジン側のクラッチ板が3枚ほど焼けてしまっている事、アウターブラケットが段付きを起こしている事でした。クラッチ板とクラッチフリクションは全部変えるつもりでいたのですが、アウターブラケットは予定してませんでした。しかし、あと半年ほどしか保たないのであれば、予算にも余裕がある事なので思い切って交換して貰う事にしました。
さらに作業中に、エンジンのシフトペダル側が最近オイル汚れする事を思い出し、その事を言ったところ、ドライブシャフトのオイルシールが劣化してるかも、との事でしたので、これも合わせて交換して貰いました(この作業を自分でやるのは大変そうだった)
その他の作業は、CRF、XRとも終わっていたのですが、整備の一部を見学出来たのはタメになりました。

オイルシールの外し中
エンデューロとかで草とかがドライブスプロケに絡まったりすると
このシールが変形してオイル漏れを起こすそうです

段付きを起こしたアウターブラケット
クラッチを繋いだり切ったりがしにくくなるので交換

左が焼けたクラッチ板
エンジンに近い方が焼けてました

今回交換して貰った部品一同
思ったほど、お金掛かりませんでしたw
正直、2年で乗り換えるのは資金繰りの面では相当大変な話しで、余裕が全くない。お金の掛かる趣味である事は承知の上ではあっても、もし余裕が作れるのであれば、その方針に切り換えたい。そもそも自分のライダーレベルでは2年はおろか、4年でも6年でもバイク持っちゃうんじゃないか、という風に考え、今年の買い換えは見送る事にしました。
■整備計画
これまで、フロントフォークは大体半年の1度、リアサスは1年に一度のペースでオーバーホールして貰っていたのですが、その他の部分はオーバーホールに出す前に買い換えるという感じでした。具体的にどこをいじって貰うかはバイク屋と相談という事にして、取り敢えず目星を付けたのは、エンジンの腰上オーバーホール、前後ブレーキフルードの交換(自分でやれば良さそうなもんですが、上手くやれる自信がないのでw)、必要に応じてクラッチの交換、という風に考えました。ホイールのベアリングの打ち替えも考えたのですが、そこは必要があればやるという事にしました。また、この8月に購入したXR230“パンツァーファウスト号”は、整備状態から恐らく前の前のオーナーが4年前に購入して以来、サスのオーバーホールはされてないと判断し、前後サスのオーバーホール、前後ブレーキフルードの交換、そして最悪の取り回しのフロントブレーキホースをスピードテックJのホース&パーツに取り替えて貰う事にしました。
予算は、CRF買い換え基金から、30万円はXR購入&整備費として抽出し、20万円をCRF整備費として充てる事にしました。具体的にどの程度お金が掛かるか判らなかったので、多めに予算を組んだのですが、これが後々で余裕を持った整備をやって貰う上で役立ちました。
■整備の現場を見学
オーバーホールはCRFを買ったモトロマンにお願いしました。XR230の方も面倒みてくれるとの事だったので、一緒に搬入しました。預け入れした期間は大体2週間。その間にトランポの車検を済ませ、まだまだ暑い時期なのでバイクのイベントはオミットして、アウトドア系のイベントをやってました。引き取りは9月6日。開店間際に行ったせいか、CRFのフロントフォークのオーバーホール中で、作業を見学する事が出来ました。フロントフォークは自分でオーバーホールする人も多いのですが、自分はそこまで自分の腕に自信がないのでいつもお店に任せっきりです。なのでそうした作業を見学できるのは有り難い事です。
フロントフォークの次はクラッチの診断。ランスチャージ号の時は自分でケースを開けてクラッチ板を見てみたのですが、その時は全然キレイな状態で劣化したらどうなるのか判らず終いでした。今回開けてみて判ったのは、エンジン側のクラッチ板が3枚ほど焼けてしまっている事、アウターブラケットが段付きを起こしている事でした。クラッチ板とクラッチフリクションは全部変えるつもりでいたのですが、アウターブラケットは予定してませんでした。しかし、あと半年ほどしか保たないのであれば、予算にも余裕がある事なので思い切って交換して貰う事にしました。
さらに作業中に、エンジンのシフトペダル側が最近オイル汚れする事を思い出し、その事を言ったところ、ドライブシャフトのオイルシールが劣化してるかも、との事でしたので、これも合わせて交換して貰いました(この作業を自分でやるのは大変そうだった)
その他の作業は、CRF、XRとも終わっていたのですが、整備の一部を見学出来たのはタメになりました。

オイルシールの外し中
エンデューロとかで草とかがドライブスプロケに絡まったりすると
このシールが変形してオイル漏れを起こすそうです

段付きを起こしたアウターブラケット
クラッチを繋いだり切ったりがしにくくなるので交換

左が焼けたクラッチ板
エンジンに近い方が焼けてました

今回交換して貰った部品一同
思ったほど、お金掛かりませんでしたw
■今回の具体的な整備箇所
CRF250Rの整備交換箇所は以下の通り。- フロントサスOH
フォークオイル、ブッシュガイド×2、シールセット×2 - リアショックOH
リアショックオイル - クラッチ交換
アウターブラケット、フリクションディスク×2、クラッチディスク×4 - ヘッド脱着、クリアランス調整(カーボンクリーニング)、ピストン交換、ステムシール交換×4、バルブ(IN)交換
プラグ、シリンダーヘッドガスケット、ピストンリングセット、ピストンピン×2、ピストンピンクリップ×2、エキゾーストバルブスシール×2、バルブステムシール×2 - その他
(カウンターシャフト)オイルシール、前後ブレーキフルード交換
- フロントサスOH
フォークオイル、ブッシュガイド×2、シールセット×2 - 前後ブレーキフルード交換、フロントブレーキホース付け替え
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