前回のしどきでバイク乗る筋力が決定的に落ちている事が分かったのですが、これを回復させるには、ともかくバイク乗る回数を増やす以外にないのは間違いありません。バイク乗るのに必要な筋力は、バイクに乗らない事には身に付かないからです。
さて、復帰2回目の練習はモトクロスコースでやる事にしていました。しかし、オフビは言わずもがな、モトビでも土日は結構上手な人が大勢来て、自分みたいなヘタクソはいささか気兼ねしてしまいます。となれば客が少ない平日行くより他ないのですが、一人で練習するのはもし怪我とかした場合に危ない。
現地には既にSさんがバイク降ろして準備中で、挨拶もそこそこ「雨降る前に走りましょう〜」という事で準備して着替えて、まずはパドックの近くの空き地でオーバルの練習から。同じところを楕円形にグルグル回る訳ですが、単純で大して難しい訳でもないのに、なんかエライ疲れる。右周りでも左回りでも同じ姿勢を暫く続けるので、ステップに踏ん張ってる足が疲れてくる。水泳のお陰で息は上がらないのに、身体の方が疲れて汗がどーっと出てくる感じです。この時点で「やっぱ筋力落ちてるわー」と感じました。
小ぶりのオーバルと大ぶりのオーバルを左右各々10周ほどやったあと一旦休憩。前回のしどきでは、結構息長く走れたので、オーバルごときでこんなに汗かくかー、と軽くショックだったのですが、Sさん曰く「モトクロスは水泳に次いで全身運動」との事。なるほど、身体鍛えるには意外に良いスポーツなんだな、と思いました。
2周ほどゆっくり走ってから、徐々にピッチを上げて行ったのですが、どうにもこうにも身体の動きが鈍いというか、勘が鈍いというか、乗れてない感が炸裂です。前回のしどきでは楽しんで乗れたのですが、さすがはモトビではそんな楽は出来ない様です。とは言え、走らない事には勘も戻ってこないと思いますので、辛抱して走り続けました。
何度かの小休止を挟んで(といってもトランポまで戻らず、バイクに跨ったまま息を整えただけ)、何度か走りましたが、最初は右手や右手首(どうも腱鞘炎ぽくなってきた)の様子見をしながら走っていたのですが、どうやら大丈夫そうなので徐々に頑張って走る様にしました。またラインもアウト側ばかりでなく、多少遅くなっても良いからイン側だけで走ってみる(モトビはインベタで走った方が早いのですが)、といった練習もしました。
そんなこんなで午前中は1時間くらい走ったのですが、全般的に走り方を身体が忘れてるみたいな感じで、「こりゃダメだ」という思いを「まぁ、しゃーない」という気持ちでガタガタになってました。同じヘタクソでも、2ヵ月乗ってないとこうなっちゃうんですねぇ。
しかし、その人たちの走りを見て感じたのは、「実に楽しそう」という事。早いとか上手いとか、結果がどうのこうのとかじゃなくて、自分のお気に入りのオシャレな旧車でモトクロスコースを走る事その事を、すごく楽しんで走ってる様に見えたのです。これって、とても大事な事だと思うんですよね。自分だって「まさかオフロードバイクでレースやるなんて信じられん」自分が、コース走ってる意外性が楽しくてやってるところがあります。競争のスポーツですから、人に勝つためにストイックに自分を鍛え抜くのも、楽しみの一つである事を否定はしません。負けるよりは勝つほうが楽しいに決まってます。でも、まずはバイク乗って走る事に楽しさを感じない事には。それをより感じるために、また怪我して詰まらん事にならん様にするために、練習したり習いに行ったりする、という訳です。
午後になって、ビンテージの人達が模擬レースやってる所に自分も混じってみました(というか、断りもなしに勝手に入っていったのですが。。汗)。中に一人、すごい早い人が居て(昔、モトクロスやってたそうです)、半周かそれ以上は離れてたはずなのに、あっという間に追いつかれ、抜かれてしまいました。その後、その人のあとを追う様に走ったお陰で、大分勘を戻す事が出来ました。
パドックに戻ってウーロン茶飲んでると、明かにライダーでない男性から「何時頃まで走られますか?」と聞かれたので、空模様を見て3時頃までと返事しました。聞けばこの人はカメラマンで、なんとラジコンのヘリコプターで動画を撮る仕事をしてるのだとか。先日、モトビの近くの河川敷のコースで65ccで練習してる子の撮影をしてあげたら好評だったとかで、それでモトビに来て撮影のイメージを膨らませたり、方法を考えてるところだそうです。
ラジコンヘリで空撮というと、前にとっしー殿がやってましたが、プロの人が使うラジコンヘリってどんなのかと思って見せて貰いました。すると出て来たのは、予想外にごつごつした高専ロボコンとかで出て来そうなフォルムでした。市販品ではなくて自作だそうで、Sさんともども「すごいな〜」とビックリしました。バッテリー駆動で滞空時間は5分とか。30分も飛べば気兼ねなく撮影も出来るのでしょうが、5分ではウッカリするとコースに落ちてライダーに当たってしまうかもしれず、それで飛ばされなかったそうです。
「そんじゃぁ、自分ら走りますから、試しに撮って下さいよ〜」という事で、空撮して貰う事になりました。滞空時間は5分間という事ですから、飛んでる間頑張れば良い訳です。ヘリが離陸した辺りで2人が半周くらい離れれる様に、先に早いSさんにスタートして貰い、そのあとに自分が続きました。ヘリにはLEDが点いているので、どこを飛んでいるか、どちらを向いているかが大体分かります。自分撮ってるなーと感じた時は、当社比2割り増しくらいで走りました。
ところが、5分過ぎてもヘリは飛び続けてます。飛んでるからには頑張って走らないと悪いので頑張りましたが、その内Sさんに追いつかれてしまいました。こうなったら、コラボでテーブル飛んでるところを撮って貰いたい。そこで抜かれない様に頑張りながら走り(あとでSさんもテーブルで同時ジャンプできる様に合わせたとかw)、テーブルトップのあとはフープスまで、Sさんとファインダーに収まる様に頑張って走りました。
10分ほどしてヘリが降りたので自分も走行終了。その場で動画を見せて貰いましたが、これがすんごいカッコイイ。めちゃめちゃ感動しました!(spospo2012aerialさん、有難うございました!)
撮って貰った動画をデータで貰って帰り
良い感じにPVにまとめました
空撮って、すごいカッコイイですね!
こんな感じで、1年振りのモトビ練習は、走り以外のとこでも楽しむ事が出来ました。終わった時は、さすがに身体がヘニャヘニャになってましたが、「今日は運動したなー」という気分で帰る事が出来ました。
さて、復帰2回目の練習はモトクロスコースでやる事にしていました。しかし、オフビは言わずもがな、モトビでも土日は結構上手な人が大勢来て、自分みたいなヘタクソはいささか気兼ねしてしまいます。となれば客が少ない平日行くより他ないのですが、一人で練習するのはもし怪我とかした場合に危ない。
そんな折り、某SNSでお知り合いになったKTM250SX-Fに乗ってるSさんとお知り合いになり、Sさんが水曜日にモトビに練習に行っているとの事でしたので、ご一緒させて頂く事にしました。
■モトクロスは水泳に次いで全身運動
ここんとこ、休みとなると崩れる天気ですが、今回もその例に漏れず、24日水曜日は朝から雨の予報。朝起きてみると、すでにどんより曇っていてイヤ〜んな感じ。自分一人で練習に行くのだったら、間違いなく二度寝を決め込むところですが、今日は約束してますのでそういう訳には行きません。ささっとトランポに乗って出発しました。ところが、モトビに行くのは実に1年振りです。カーナビの言う通りにうっかり川越街道の方から行ってしまい、エラい時間掛かってモトビに着いたのは0900時回ってました。(いつもは17号線→16号線で行く。その方が早い)現地には既にSさんがバイク降ろして準備中で、挨拶もそこそこ「雨降る前に走りましょう〜」という事で準備して着替えて、まずはパドックの近くの空き地でオーバルの練習から。同じところを楕円形にグルグル回る訳ですが、単純で大して難しい訳でもないのに、なんかエライ疲れる。右周りでも左回りでも同じ姿勢を暫く続けるので、ステップに踏ん張ってる足が疲れてくる。水泳のお陰で息は上がらないのに、身体の方が疲れて汗がどーっと出てくる感じです。この時点で「やっぱ筋力落ちてるわー」と感じました。
小ぶりのオーバルと大ぶりのオーバルを左右各々10周ほどやったあと一旦休憩。前回のしどきでは、結構息長く走れたので、オーバルごときでこんなに汗かくかー、と軽くショックだったのですが、Sさん曰く「モトクロスは水泳に次いで全身運動」との事。なるほど、身体鍛えるには意外に良いスポーツなんだな、と思いました。
■午前中はがったがた
オーバルを練習してる間にコース整備が終わったみたいなので、コースイン。初めて走るコースではありませんが、何せ1年振りですから、まずはコースの状態を見るためにゆっくり走りました。コースのコンディションは非常に良くて、取り敢えずあまり気を使わず走れる状態でした。コース自体もほんの少し形状を変えてある所もありましたが、何せ1年ぶりですから、あまり気にもなりません。2周ほどゆっくり走ってから、徐々にピッチを上げて行ったのですが、どうにもこうにも身体の動きが鈍いというか、勘が鈍いというか、乗れてない感が炸裂です。前回のしどきでは楽しんで乗れたのですが、さすがはモトビではそんな楽は出来ない様です。とは言え、走らない事には勘も戻ってこないと思いますので、辛抱して走り続けました。
何度かの小休止を挟んで(といってもトランポまで戻らず、バイクに跨ったまま息を整えただけ)、何度か走りましたが、最初は右手や右手首(どうも腱鞘炎ぽくなってきた)の様子見をしながら走っていたのですが、どうやら大丈夫そうなので徐々に頑張って走る様にしました。またラインもアウト側ばかりでなく、多少遅くなっても良いからイン側だけで走ってみる(モトビはインベタで走った方が早いのですが)、といった練習もしました。
そんなこんなで午前中は1時間くらい走ったのですが、全般的に走り方を身体が忘れてるみたいな感じで、「こりゃダメだ」という思いを「まぁ、しゃーない」という気持ちでガタガタになってました。同じヘタクソでも、2ヵ月乗ってないとこうなっちゃうんですねぇ。
■新しいムーブメント?
ところで、今日は自分たちだけでなく、ビンテージのモトクロッサーに乗っている人達も練習に来ていました。ビンテージですから、てっきりお年を召した人達なのかと思ったら、意外と若い人たちです。しかし、如何にも「モトクロスやってます」的な雰囲気ではなくて、どっちかというとストリート系のライダーの雰囲気でした。最近、ファッションとしてビンテージバイクが流行っているそうで、モトクロスとかに縁がなかった人も走りに来るそうです。しかし、その人たちの走りを見て感じたのは、「実に楽しそう」という事。早いとか上手いとか、結果がどうのこうのとかじゃなくて、自分のお気に入りのオシャレな旧車でモトクロスコースを走る事その事を、すごく楽しんで走ってる様に見えたのです。これって、とても大事な事だと思うんですよね。自分だって「まさかオフロードバイクでレースやるなんて信じられん」自分が、コース走ってる意外性が楽しくてやってるところがあります。競争のスポーツですから、人に勝つためにストイックに自分を鍛え抜くのも、楽しみの一つである事を否定はしません。負けるよりは勝つほうが楽しいに決まってます。でも、まずはバイク乗って走る事に楽しさを感じない事には。それをより感じるために、また怪我して詰まらん事にならん様にするために、練習したり習いに行ったりする、という訳です。
午後になって、ビンテージの人達が模擬レースやってる所に自分も混じってみました(というか、断りもなしに勝手に入っていったのですが。。汗)。中に一人、すごい早い人が居て(昔、モトクロスやってたそうです)、半周かそれ以上は離れてたはずなのに、あっという間に追いつかれ、抜かれてしまいました。その後、その人のあとを追う様に走ったお陰で、大分勘を戻す事が出来ました。
■初めての空撮
午後も1時間ほど、休み休み走ったのですが、午前に比べたら大分マシになってきました。もっとも、それは感覚の話しで、いわゆる脳のMX野が目醒ました、という感じです。身体の方はまだまだで、こりゃスクールでしごかれんとイカンなー、と感じながら走ってました。パドックに戻ってウーロン茶飲んでると、明かにライダーでない男性から「何時頃まで走られますか?」と聞かれたので、空模様を見て3時頃までと返事しました。聞けばこの人はカメラマンで、なんとラジコンのヘリコプターで動画を撮る仕事をしてるのだとか。先日、モトビの近くの河川敷のコースで65ccで練習してる子の撮影をしてあげたら好評だったとかで、それでモトビに来て撮影のイメージを膨らませたり、方法を考えてるところだそうです。
ラジコンヘリで空撮というと、前にとっしー殿がやってましたが、プロの人が使うラジコンヘリってどんなのかと思って見せて貰いました。すると出て来たのは、予想外にごつごつした高専ロボコンとかで出て来そうなフォルムでした。市販品ではなくて自作だそうで、Sさんともども「すごいな〜」とビックリしました。バッテリー駆動で滞空時間は5分とか。30分も飛べば気兼ねなく撮影も出来るのでしょうが、5分ではウッカリするとコースに落ちてライダーに当たってしまうかもしれず、それで飛ばされなかったそうです。
「そんじゃぁ、自分ら走りますから、試しに撮って下さいよ〜」という事で、空撮して貰う事になりました。滞空時間は5分間という事ですから、飛んでる間頑張れば良い訳です。ヘリが離陸した辺りで2人が半周くらい離れれる様に、先に早いSさんにスタートして貰い、そのあとに自分が続きました。ヘリにはLEDが点いているので、どこを飛んでいるか、どちらを向いているかが大体分かります。自分撮ってるなーと感じた時は、当社比2割り増しくらいで走りました。
ところが、5分過ぎてもヘリは飛び続けてます。飛んでるからには頑張って走らないと悪いので頑張りましたが、その内Sさんに追いつかれてしまいました。こうなったら、コラボでテーブル飛んでるところを撮って貰いたい。そこで抜かれない様に頑張りながら走り(あとでSさんもテーブルで同時ジャンプできる様に合わせたとかw)、テーブルトップのあとはフープスまで、Sさんとファインダーに収まる様に頑張って走りました。
10分ほどしてヘリが降りたので自分も走行終了。その場で動画を見せて貰いましたが、これがすんごいカッコイイ。めちゃめちゃ感動しました!(spospo2012aerialさん、有難うございました!)
撮って貰った動画をデータで貰って帰り
良い感じにPVにまとめました
空撮って、すごいカッコイイですね!
こんな感じで、1年振りのモトビ練習は、走り以外のとこでも楽しむ事が出来ました。終わった時は、さすがに身体がヘニャヘニャになってましたが、「今日は運動したなー」という気分で帰る事が出来ました。
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