モトクロスのレースに出たのは、4月末のWER第3戦以来で、その時以来、モトクロスの練習は全然やっていません。まぁ、相変わらず「レース出ても仕方ない」と言われている訳ですが、毎年WERの最終戦には出るのが習慣化しつつありますし、去年との違いも見てみたい、という事で早々とエントリーしました。
しかし、場所取りでラダーや足台などを置きに外に出てみると、思ってた以上に暖かい。いつもこの時期は、身を締め付けられる様な寒気でバイク降ろす気にもならないのですが、あまり寒いと感じない。コースを見てみると、いつもなら霜が降りてカチコチに凍っているはずが、乾いてすごくドライっぽい。雨さえ降った形跡がありませんでした。
受付と車検は0700時から開始なので、モタモタせずにバイクを下ろし、エアクリーナーを準備して、アチコチ点検しているウチに、どんどん陽が昇ってきて、今日が例年にない暖かいベストコンディションなレースになるのが分かりました。となれば、頑張って日頃のスクールや練習の成果を存分に発揮するほかありません。
クラスが色々あって、かつマスターズと併催となっているWER最終戦は、スケジュールが忙しく、気が付いたら閉会式は終わって試走の時間になっていました。事前練習を一切やってない自分にとって、この試走はとても大事ですので、逃さず走りました。
コースコンディションは予想してた通り、ベスコン。予め散水されましたが、影響をほとんど感じる事はありませんでした。非常にグリップがよく、フォームさえ間違わなければ危ないと感じる箇所はあまりありませんでした。言い換えれば、誰でもハイスピードで走れる条件が整っているという訳です。
春先までのレースで、スタートゲートの直ぐ側にフロントを置いてしまい、発進と同時にゲートにフロントが刺さってスタート失敗、という事がありましたので、ゲートから50cmほど離れて位置に着きましたが、今度は何となくスタートが遅れそうな予感。まぁ、予感がなくても大抵遅れるのですが、ものの8分程度のモトクロスではスタートで遅れた時点で負け決定なのです。
「5秒」のプラカードが出ても、さすがに緊張してチビりそうな感じにはなりませんが、スタートして揉み合いになると(つまり遅れてる訳ですがw)、やっぱり接触等々が怖い訳です。それでも前には飛び出していかねばなりませんから、無意識のうちに「突撃に、突っ込めーー!!」と叫んでいました。しかし、威勢のいい割には他のライダーを弾き飛ばしてまでアクセル開けようという気が起きなかったのか、1コーナーを回る頃には、ズルズルのケツの方に下がってしまいました。どうもモトクロス走る覇気にイマイチ欠けている様です。
1周走ってようやくエンデューロ脳からモトクロス脳への置き換え完了。気張って走るぞー、ジャンプ飛ぶぞーと思った矢先、リズムセクションで前後バランス崩してバックフリップ気味に着地。いっぺんでも怖い思いすると、なかなか覇気が上がらんものですが、それでも頑張って走り続けました。
今回走って感じたのは、「遅いなぁ」という事。去年みたいに3速で引っ張ったら遅いのなんの。開けれる所はさっと4速に上げた方が、早い遅いはともかく気持ち良く走れました。もっとも、突っ込みすぎてコーナーを曲がれないとか、シフトミスで仕方なく3速で引っ張ってるウチに抜かれたりとか、そういうのがしばしばありました。やはりコース慣れしてないというか、レース慣れしてないというか、モロに練習不足が祟った感じです。
結果、27台中20位。かろうじてポイント取りましたが、ポイント取った人の中で最下位です。

スタートの瞬間シーン
動画で見直すと、反射神経の差が順位の差に影響してるなー
といつも感じます

実はこうした競り合いが結構好きだったりww
(だから続けてるのかも?)

ジャンプの飛距離の差
ジャンプで飛び越されると、ちょっとショックです
そんな感じでなみなみならぬ決意で臨んだヒート2。今回もグリッドは先着順だったので、今度はあまり揉みくちゃにされないように、アウト側から1コーナーに突入する事にしました。しかし、1コーナーへの距離は当然長い訳で、他の人より早くなければ難しい。案の定、出遅れて揉みくちゃ状態に。それでも心を鬼にして前へ前へ出ようとしたのですが、3コーナーで目の前で止まった人にオカマ掘って自分もストップ。しかもその人がスタートすると同時に自分が転倒(爆)、一気に最下位になってしまいました。なんか、こういうパターンが多いんですよね、自分。
この後、怒りの猛反撃に移った訳ですが、下手な上に慌ててたせいか、所々でシフトミスが目立ち、かつ挙動とか走行イメージが逆さまになってたりとかで、なかなか気持ち良く走れない。こんだけ良いコンディションの時はないのに、スムーズに走れんとは!とか思いながら、出来るだけ頑張って走りました。
体感的に、大体全体の3分の2くらいの位置を占めたかな、と感じた訳ですが、そこから先はどう頑張っても追いつけそうにない感じでしたので、あとはタレない様に走ろう〜とか思ってたら、チェッカーフラッグ振られてしまいました。L-1のボードを見落としていた様です。何となく不完全燃焼の気持ちのまま終わったヒート2も、27台中20位でした。

バランス崩して転けそうになるのを、どうにかリカバー
固めるとこ固めて走るのは大事です

イマイチ思い切りが良くなかったジャンプ
ぶっつけ本番でレースやるには、まだまだ練度不足

息が上がるという事はありませんでしたが
バイク乗るのに使う筋肉が疲れたな、という感じでした
終わってみて感じたのは、練習というか場慣れというか、そういうのは大事だなー、という事でした。そういえば、今年の4月までは連続してモトクロスに出てましたので、それなりに慣れてた気がします。あれから8ヵ月近くやってない訳ですし、コース練習も全然やってないのですから、それでは上手くいかんかな、というところです。その条件下で考えたら、良く頑張ったのかもしれません。
去年のWER最終戦では、怖くて3速以上に上げれなかったのですが、今回はそれじゃ遅くてたまらず4速にする、という感じでした。それはそれで進歩だと思うのですが、どこでどうシフトを上げ下げするのか、というのは、やはり予めコースで練習しとかんと、感覚的にはまだまだ分かるほど上手ではないのだな、と感じました。基本的な部分では、習った事を習った様にやれば良い訳で、その点では良かったと思うのですが、応用が全然効いてないため、気持ち良く走るには至らなかった感じです。
何かをがっちり掴みとるまで、あと一歩足りない、という感じでした。
当初の予定では、前日の土曜日に事前練習に行くつもりをしていましたが、天気はあいにくの雨。大体、自分がモトクロスのレースに出ようと思うと、前日に雨が降って当日のコースコンディションはエライ事になる事が多いです。その上、金曜日の夕方に水泳を3.2kmも泳ぎ、それはそれで良かったのですが、グダグダに疲れてしまい風邪っぽくなる始末。ダメダメづくしでやる気も起こらず、土曜日はグッタリゆっくり寝ていました。
■思いも寄らずベスコン
あれこれ走らずに済む言い訳を考えながら、取り敢えず朝0615時にオフビに到着。余裕で好きなトコに場所取り出来ると思ったら、既に結構な数のトランポが来てて、4台分まとめて場所を取るのに少々苦労しました。しかし、場所取りでラダーや足台などを置きに外に出てみると、思ってた以上に暖かい。いつもこの時期は、身を締め付けられる様な寒気でバイク降ろす気にもならないのですが、あまり寒いと感じない。コースを見てみると、いつもなら霜が降りてカチコチに凍っているはずが、乾いてすごくドライっぽい。雨さえ降った形跡がありませんでした。
受付と車検は0700時から開始なので、モタモタせずにバイクを下ろし、エアクリーナーを準備して、アチコチ点検しているウチに、どんどん陽が昇ってきて、今日が例年にない暖かいベストコンディションなレースになるのが分かりました。となれば、頑張って日頃のスクールや練習の成果を存分に発揮するほかありません。
クラスが色々あって、かつマスターズと併催となっているWER最終戦は、スケジュールが忙しく、気が付いたら閉会式は終わって試走の時間になっていました。事前練習を一切やってない自分にとって、この試走はとても大事ですので、逃さず走りました。
コースコンディションは予想してた通り、ベスコン。予め散水されましたが、影響をほとんど感じる事はありませんでした。非常にグリップがよく、フォームさえ間違わなければ危ないと感じる箇所はあまりありませんでした。言い換えれば、誰でもハイスピードで走れる条件が整っているという訳です。
■ヒート1
いつものWERのスタートグリッドの選び方は抽選なのですが、今回は台数が多いとかで先着順でした。一体どれだけエントリーしてるのかな、と思ったら、なんと27台。ほぼフルグリッドです。早めに出向いたお陰で、好きなトコを取れたのですが、どこがどう良いのかよう分かりませんので、目分量で1コーナーに真っ直ぐ最短距離で突入出来そうな、右から3分の1辺りのグリッドに入りました。春先までのレースで、スタートゲートの直ぐ側にフロントを置いてしまい、発進と同時にゲートにフロントが刺さってスタート失敗、という事がありましたので、ゲートから50cmほど離れて位置に着きましたが、今度は何となくスタートが遅れそうな予感。まぁ、予感がなくても大抵遅れるのですが、ものの8分程度のモトクロスではスタートで遅れた時点で負け決定なのです。
「5秒」のプラカードが出ても、さすがに緊張してチビりそうな感じにはなりませんが、スタートして揉み合いになると(つまり遅れてる訳ですがw)、やっぱり接触等々が怖い訳です。それでも前には飛び出していかねばなりませんから、無意識のうちに「突撃に、突っ込めーー!!」と叫んでいました。しかし、威勢のいい割には他のライダーを弾き飛ばしてまでアクセル開けようという気が起きなかったのか、1コーナーを回る頃には、ズルズルのケツの方に下がってしまいました。どうもモトクロス走る覇気にイマイチ欠けている様です。
1周走ってようやくエンデューロ脳からモトクロス脳への置き換え完了。気張って走るぞー、ジャンプ飛ぶぞーと思った矢先、リズムセクションで前後バランス崩してバックフリップ気味に着地。いっぺんでも怖い思いすると、なかなか覇気が上がらんものですが、それでも頑張って走り続けました。
今回走って感じたのは、「遅いなぁ」という事。去年みたいに3速で引っ張ったら遅いのなんの。開けれる所はさっと4速に上げた方が、早い遅いはともかく気持ち良く走れました。もっとも、突っ込みすぎてコーナーを曲がれないとか、シフトミスで仕方なく3速で引っ張ってるウチに抜かれたりとか、そういうのがしばしばありました。やはりコース慣れしてないというか、レース慣れしてないというか、モロに練習不足が祟った感じです。
結果、27台中20位。かろうじてポイント取りましたが、ポイント取った人の中で最下位です。

スタートの瞬間シーン
動画で見直すと、反射神経の差が順位の差に影響してるなー
といつも感じます

実はこうした競り合いが結構好きだったりww
(だから続けてるのかも?)

ジャンプの飛距離の差
ジャンプで飛び越されると、ちょっとショックです
■ヒート2
ともかく、ヒート1の大反省は、スタート直後の揉み合いで譲り合い精神てなのはなかったんだな、という事。ついついエンデューロの時の癖で、安全運転を心掛けてしまうのですが、そんな事言っておったのでは勝負になりません。今こそ、幼稚園の時に嫌というほど仕込まれた「お先にどうぞ」の精神をかなぐり捨てて、敵を踏み潰してでも前に出る戦意が必要、という訳です。そんな感じでなみなみならぬ決意で臨んだヒート2。今回もグリッドは先着順だったので、今度はあまり揉みくちゃにされないように、アウト側から1コーナーに突入する事にしました。しかし、1コーナーへの距離は当然長い訳で、他の人より早くなければ難しい。案の定、出遅れて揉みくちゃ状態に。それでも心を鬼にして前へ前へ出ようとしたのですが、3コーナーで目の前で止まった人にオカマ掘って自分もストップ。しかもその人がスタートすると同時に自分が転倒(爆)、一気に最下位になってしまいました。なんか、こういうパターンが多いんですよね、自分。
この後、怒りの猛反撃に移った訳ですが、下手な上に慌ててたせいか、所々でシフトミスが目立ち、かつ挙動とか走行イメージが逆さまになってたりとかで、なかなか気持ち良く走れない。こんだけ良いコンディションの時はないのに、スムーズに走れんとは!とか思いながら、出来るだけ頑張って走りました。
体感的に、大体全体の3分の2くらいの位置を占めたかな、と感じた訳ですが、そこから先はどう頑張っても追いつけそうにない感じでしたので、あとはタレない様に走ろう〜とか思ってたら、チェッカーフラッグ振られてしまいました。L-1のボードを見落としていた様です。何となく不完全燃焼の気持ちのまま終わったヒート2も、27台中20位でした。

バランス崩して転けそうになるのを、どうにかリカバー
固めるとこ固めて走るのは大事です

イマイチ思い切りが良くなかったジャンプ
ぶっつけ本番でレースやるには、まだまだ練度不足

息が上がるという事はありませんでしたが
バイク乗るのに使う筋肉が疲れたな、という感じでした
■結果
ヒート1ヒート2とも20位だった訳ですが、総合結果では23位。恐らく、自分より上位の人は、ヒート1ヒート2で大きく順位を入れ替えていたのだと思います。若葉オープンの上位6人は、明かに若葉じゃない人が出てますので、上位6人を仮に差し引いたとして、21台中14位。要するに下から3分の1くらいのランクが今回の結果なのですが、昨年比で考えれば、成長率は微増というところでしょうか。終わってみて感じたのは、練習というか場慣れというか、そういうのは大事だなー、という事でした。そういえば、今年の4月までは連続してモトクロスに出てましたので、それなりに慣れてた気がします。あれから8ヵ月近くやってない訳ですし、コース練習も全然やってないのですから、それでは上手くいかんかな、というところです。その条件下で考えたら、良く頑張ったのかもしれません。
去年のWER最終戦では、怖くて3速以上に上げれなかったのですが、今回はそれじゃ遅くてたまらず4速にする、という感じでした。それはそれで進歩だと思うのですが、どこでどうシフトを上げ下げするのか、というのは、やはり予めコースで練習しとかんと、感覚的にはまだまだ分かるほど上手ではないのだな、と感じました。基本的な部分では、習った事を習った様にやれば良い訳で、その点では良かったと思うのですが、応用が全然効いてないため、気持ち良く走るには至らなかった感じです。
何かをがっちり掴みとるまで、あと一歩足りない、という感じでした。
コメント
コメント一覧
今年は暖かくてよかったですね。
考えてみたら、僕は12月にレースはじめて、4月にケガで中断なんですから...
まぁ、来年はボチボチやりますよw たぶん、再開できても、レースはしばらく禁止です(^^;
いやー、最終戦の何がアレといっても、朝寒い事なんだよねぇ〜〜〜
まぁ、走り出してしまえば、それどころじゃなくなるけどww
ようやく復帰出来そうねんね^^
レースはともかく、練習でもバイク乗れるのは楽しいぜぃ〜〜
「ちきしょうめーーーっ!!!」って叫んでますねww
突っ込んだ前の人、実はスクールのご同輩ですwww
その時は全然気が付かず罵声上げてましたけどね〜〜
いはやは、MXは変な汁が出ますよね〜^^