前回のアサルトパックに続いて、今回も軍装品です。というか、実はこのキャンティーン/ジェネラルパーパスポーチもアサルトパックと一緒に取り寄せたものです。むしろ、このカバーを上手に運用するために、アサルトパックも一緒に取り寄せた、という感じです。これのアイテムも、結局のところ「軍装品の方が使い勝手が良かった」という例の事情で、再度買い直した物です。


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右はキャンティーンを入れた状態
フタはポーチの中にたくし込んでいます




■このカバー(というかポーチ)について

   ところで、このカバー(というかポーチ)は、1QT、つまり1クォート(約1リットル)のキャンティーン(水筒)を収納する為のポーチで、その収納の仕方は上の写真の通りなのですが、最近はキャメルバッグ等のハイドレーションシステムを使う事が多いらしく、キャンティーンはあまり使ってない様です。そのせいか、このポーチの名称も「1 QT CANTEEN/GENERAL PURPOSE POUCH」となっており、どちらかというと、ジェネラルパーパスポーチとして役に立つ様に作ってあります。

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キャンティーンだけでなく
カップも収納できるだけの余裕があります

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このポーチは、大きめのサイドポケットが左右についていて
色んな小物を入れられます
ポーチ本体にも引きゴムがあって、口を絞れますので
物を落とす危険が少ないです


   このポーチをわざわざ買い直したのは、今でもトランポの車中泊装備として、米軍のキャンティーンカップを使っているのですが(しかも、プリムスのガスカートリッジやバーナーも仕込んでる)、その収納袋として適切な物がなく、あれこれ当たった結果、昔使っていたこのポーチがダントツで使いやすかった、という結論になったからでした。



■米軍装備の取り付け方

   2000年頃から米軍で採用されたMOLLEシステムでは、ベストやパックに施された帯状のウェビングに、装備のストラップを通して編み込む様にして装着する様になっています。このシステムは、装備品の脱落やばたつきを抑える効果がありますが、反面、脱着が面倒でもあります。
   ですので、自分が現役でサバイバルゲームをやっていた時は、真ん中のウェビングにはストラップを通さず、ズボラをかました付け方をしてたりしました。もっとも、よく使う装備は、一旦位置が決まると早々外さない事が多いので、しっかり留めていましたが。

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こんな感じで交互にストラップを編み込む様に通します

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最近の米軍装備およびその波及品には、ウェビングが施されてる事が多く
大抵のMOLLE装備が取り付け可能です


■中古品の修繕

   新品では滅多にない事ですが、中古品の場合、ウェビングに通すストラップのホックの受けの方が、ポロンと取れてしまう事がままあります。自分が取り寄せたポーチも、ポロポロと取れてしまいました。
   このホックは手芸専門店や東急ハンズの手芸コーナーで売ってますので、修繕が可能です。まず、ホックの穴の裏に、ナイロンストラップを切った物を当てて縫います。その後、半田ごてなどで縫ったナイロンストラップに穴を開けます。その穴にホックの受けを付けて修繕します。こうする事で強度を増す事が出来ます。

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こんな感じで、イイ感じに修繕しました
まぁ、ポーチの裏側なんで、見えない所ですから
多少の見栄えは目をつぶりましょうw



■ジェネラルパーパスな使い勝手

   ジェネラルパーパスポーチですから、何を入れても良いのですが、自分はもっぱらプリムスP-153トランギアTR-B25といった、小型のガスバーナーやアルコールストーブのセットを入れる様に買いました。これらの小型ストーブはバーナーとカートリッジがバラだったり、細々とした装備品があるので、ひとまとめにしておきたいものです。キャンティーンカップをハードケース代わりにして、このポーチに収める事でまとまりのある装備としようという訳です。(2013.2.26追記)

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軍手の中にはTR-B25が入っています
カップの上にボイルカバーを被せ、その上に燃料ボトルを置きます
TR-B25の代わりに缶入り固形燃料エスビットも納められます
(キャンティーンカップ・アルストセット)

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キャンティーンカップの中にはP-153
ボイルカバーの上に110ガスカートリッジが置けます
無理をすれば250カートリッジも置けます


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カセットガスジュニアバーナーも120gカセットガスなら
バーナーと一緒にパッキング出来ます



   この他にも、250ガスカートリッジが2本納められるとか、1Lの広口のナルゲンボトルをボトルの底にスタックしたカップごと納められるなど、このポーチのサイズに合ったものなら、何でもそれっぽくまとめる事が出来ます。その意味で、キャンティーンのポーチとして以上に活躍するポーチです。






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