ダラダラと暑かった秋も知らない間に終わってて、12月に入るとさすがに冬です。谷田部ESLに向かう刈り取り後の田園は全て霜が降りて凍っていました。もちろん、谷田部ESLのパドックもカチカチです。前日にまとまった雨が降っていましたが、今日は良く晴れた暖かい日(午前中は寒かったですが)。となれば、凍った地面が溶けてグチャってくれるに違いありません。つまり、自分にとってはいやぁ〜んは一日という訳です。
■バランス感覚涵養と割り切る
今回の練習に参加したのは、とっしー殿とたっつん(7歳)のみなさん。たっつんは先日、谷田部ESLでファーストオフロードを受講して、やる気になったの親父がやる気なのか、CRF50を調達して、ウェアも装備もおニューのをあてがって貰って、今回2回目の走行です。ところが、とっしー殿がロクすっぽ倅に何も教えないww。GPSをバイクのフェンダーにくくりつけて、どっか行ってしまう体たらく。その様な訳で、コレ幸いにたっつんの指導を買って出て、初級コースでのんびり走る事が出来ました。初級コースも始めのウチはジメジメ湿ってて、走行2回目のたっつんには少々手強かったかも。何度か転けてましたが、ちゃんと自分でバイク起こしてエンジン掛けて走り続けてました。
ゆっくり走りつつ注意したのは、ここ最近スクールで習い続けてるテーマ、つまり、コーナーリングの時に背筋を動かしてアウト側の肩を高くする、アウト側の腕は肘から先をクロスボーンにして伸ばす。アクセルグリップの握り方、バランス軸で上体を捻る、等々を意識して乗りました。こういうのは、いきなりバンバカ走ったのではまず思い出せないので、ゆっくり走るのがイイです。
最後にぶっとんで木にぶつかってますが
泣かなかった強い子です
(自分だったら泣いてますw)
泣かなかった強い子です
(自分だったら泣いてますw)
■滑る中級コースで
たっつんを休ませてる間に中級コースへ。一等最初は走りに行かなかったのですが、日が出て大分乾いてきた、という事なので行ってみました。確かに、一等最初の時に比べれば乾きつつあるのでしょうが、それでも自分には嫌な路面。うっかり開けるとズリっと行きそうで怖い。取り敢えず最初の内はゆっくり走る、という事にしてるものの、ちょっと情けない走り。でもまぁ、怖いものは怖いんだし、この年末に無理して怪我しても困るし、とかく自分に出来る事を着実にやっていく事にしました。
走っているうちに見えてきたのは、まずコーナーリングが、背筋を動かして上体で作っているのではなく、腰を動かして姿勢を作ろうとしてる事、つまり肩回りはフリーになってしまっている事でした。だから余計にコーナーリングが不安定になっているのだと思うのですが、路面に気を取られてそれどころではない、という感じでした。
また、ブレーキをあまり使ってないという問題も、あまりどころかほとんど使ってない事が判りました。フロントブレーキはともかく、リアブレーキは全然使えて無くて、それ故にコチャコチャしたところではアクセルを開けられない。最近の谷田部ESLは奥の方がコチャコチャした連続シケインになっていて、最後の方は止まってしまうほどになっていました。
■乗れてない感じ
お昼をはさんで、再びたっつんのお世話をしながら、ちょくちょく中級コースを走ってみましたが、問題が明確なる一方、その改善は見られない、という感じでした。まず、前後ブレーキをしっかり使う、というのは特にリアブレーキがなかなか使えない点で難しかったです。長い直線で試してみましたが、先週先生から指摘されたとおり、アクセルオフにして前後ブレーキをしっかり使ってみると、今までよりも遙か手前で車速が落ちてしまう事が判りました。しかし、長い直線なら前後ブレーキが使えても、ちょこちょこした連続シケインなどでは、フロントをかけるのが精一杯で、アクセル開けてブレーキで減速する(特にリアブレーキを踏む)というのが非常に難しく、どうしたもんかなー、という感じでした。
コーナーリングの姿勢については、意識してやる様にしてからはマシになりましたが、滑りやすい路面ではバランスを取るのがまだまだ不十分で、思い切って突っ込んではいけませんでした。突っ込んでも行けないから抑えも効かず、ヨタヨタと辛うじて曲がるという感じでした。
コーナーの立ち上がりからの加速は、習った様にフロントが直線に正対したらいきなり開けるのではなく、少しインに切れ込んでから捻り戻して開ける事で、スムーズな加速に移れましたが、どうにも3速に上げる気が起こらず2速で頑張ってたせいで、いよいよ乗れてない感が横溢してて、「9月の怪我の直前が今年のピークだったなー」とか思いつつ、適当なところで切り上げました。
■今年の傾向
今年は谷田部ESLで練習する事が多く、徐々に慣れて9月頃にはかなり走れる様になったのですが、右膝の靱帯を伸ばす事故のあと、ビビリ癖がついてしまい、あまり思い切って乗れなくなってしまいました。まぁ、怪我で仕事に穴を開けれない社会人ですから、怪我しない様に乗るのは第一としても、ちょっと残念な状態です。もっとも、乗れないには乗れないなりの理由がある訳で、それは乗ってみて初めて判るもんだな、と思います。滑る路面では特にそれを感じます。だから、怖ければゆっくり走ればイイんだから、習った事を思い出しながら果敢に挑戦するのも大事だと感じました。確実に言えてるのは、転けて怪我した9月の時よりは、今回の練習の方が安定して乗れてたんじゃないかと思います
コメント
コメント一覧
前々回の乾いた路面の谷田部では、ジャンプも気持ちよく飛んでる感じで、ゴキゲンに走ってるように見えましたよ。
来年もチュルチュルスランプが続くようでしたら、逆ギレして、雨の後の凸凹に練習行きますか♪
残念ながら、こないだのやたーべでは、ジャンプ飛びきれてませんでしたwww
スピードレンジが低すぎるんですよねぇ
怖いと感じると、アクセル開けられないしー
個人的に色々ありまして、バイクの方も気がそぞろってもの原因でした。
WER最終戦でチト火が灯りましたので、
年が明けたら、気合いを入れようかと思ってますw