トランポに積んでいた炊事用具は兵式飯盒なのですが、最初の頃こそそれでメシを炊いたりしてましたが、その内面倒になってきて、コンビニやスーパーで弁当買ってきて食べるのが主流になっています。むしろ、カップラーメンやカップスープなどの湯沸かしをやる機会の方が多いのですが、湯沸かしに使ってるのがキャンティーンカップでは、一人分のお湯しか沸かせない訳で、2人以上だと順番になってしまいます。そこで飯盒を外して、パーコレーターを使う事にしました。
■なぜパーコレーターなのか?
湯を沸かすだけならケトルやヤカンで良いのですが、まず家で使うタイプのケトルは、如何にも収まりの悪いスタイルをしてますので却下。2リットルくらいの容量のあるやつだと、そこそこの値段がする。次はアウトドア用の平べったい円盤形のケトルだが、あれは昔から使い勝手が良さそうに感じた事がありません。バーナーの上でひっくり返りそうなスタイルはともかくとして、注ぎ口が小さくて注ぎにくい。この手のケトルは、システムクッカーに収めるために、ああいうデザインになっている訳ですが、どんなに物が良くても使おうという気になれません。
そこで目を付けたのが、パーコレーター。自分は別にコーヒー豆を挽いてドリップしたりする趣味はないのですが(それどころか、コーヒーはあまり好きではない)、まずあの形が好きな事。中のストレーナーを外せば普通にケトルとして使える事。そしてタダのケトルとしてでなく、パーコレーターの機能もあれば、キャンプなんかの時に重宝がられるかもしれないなー、と思った事。などなどにより、パーコレーターを装備する事にしました。
さて、どこのを買うか。パーコレーターで調べると、そのほとんどがアウトドア用でした。というか、アウトドアでもインドアでも使えるという触れ込みが多かったです。ステンレスで出来てる奴などは、ピカピカして確かに家で使っててもそれなりに高級感があります。値段はピンキリで、高い物は9カップ用で1万円近く、安い物は3カップ用で2000円しない。あくまで実用品ですから高すぎず、でもチンケなのは嫌なので、4000円くらいのにする事にしました。
問題は容量。3カップ用は明かに小さいので却下。6カップにするか9カップにするか迷いましたが、店にあったのが6カップ用でしたので、それにしました。まぁ、そんな大人数にコーヒーを振る舞うって事はあまりないでしょうし、普段はカップラーメンのお湯に使う程度ですから、2〜3人分の湯が沸かせる容量があれば良し、という事にしました。

ストレーナーのフタを取ったところ
パーコレーターに使うコーヒー豆の挽き方は粗挽きだそうです
細かいと穴から落ちてしまうのでしょう

目盛りは3カップ以下には付いていません
3カップ以下の容量ではコーヒー沸かせないそうです
■使い方
パーコレーターとしての使い方は、まず必要な湯を強火で沸かして一旦火を止め、粉を入れたストレーナーをパーコレーターに入れて、弱火でフタの透明のツマミのところにポコポコとコーヒーが上がってきたら出来上がり、という流れだそうです。ちなみに、このパーコレーターは6カップ用ですが、3カップ以下の分量では作れないそうで、目盛りも3カップ以上から付いています。自分は恐らく、ヤカン代わりに使う事になると思うのですが、その場合はストレーナーを外しておもむろに湯を沸かすだけです。高さ的にはレトルトパックが丁度入るくらいの高さなので、レトルトを温めるにも良いと思います。ただ、あくまでパーコレーターとして使う事を念頭において、この中でスパゲティ茹でてみたり、ラーメン作ってみる様な事はしない方がいいだろうな、と思っています。
実際に一番よく使うのは、カップラーメンの湯沸かしだと思うのですが、では実際どの程度の量の湯を沸かせるのか試してみたところ、ビッグサイズのカップラーメンで約2カップ分のお湯を使う事が判りました。まぁ、目一杯湯を沸かして4人分までなら一気に沸かせる、という訳です。恐らくは、そうした出番が一番多いでしょう。
■運用法の見直し
さて、このパーコレーターを投入して半年以上が経ったのですが、まず本来の目的であるコーヒー沸かしとして使ったのはたったの2回だけで、今後も現地で豆挽いてコーヒー淹れるなんて事はあまりやらないだろうと思います。面倒臭いからです。いっちゃん面倒くさかったのが、ストレーナーの中に残るコーヒーの出し殻で、ストレーナーがコーヒー豆で油っぽくなるので、自宅に持って帰って洗わねばならない。そこまでしてバイクの練習の時に「本格的に」コーヒー飲みたいと思いません(笑)そして、目下のところは湯沸かしとして使っているのですが、バーナーをプリムスのP-153に換え、MOLLEキャンティーンカバーに入れて装備しているのですが、ここからガスカートリッジとバーナー出して組み立てて、また仕舞ってというのが面倒臭い。また、パーコレーターに入っているストレーナーを出して汚れない所に置いて、また仕舞ってが面倒臭い。そんなこんなで、誰かバーナーと鍋持ってたら、進んで借りる始末。これでは何のために高い金出して買ったか分かりません(汗)
そこで、装備をシェイプアップして、物ぐさでも使える様にする事を考えました。まず、パーコレーターのストレーナーは外して自宅に保管します。次に、P-153とガスカートリッジをパーコレーターにインします。キャンティーンカップとカバーはオミットです。こうする事で、パーコレーターだけ出せば湯が沸かせる態勢が取れます。手数が減れば現地でも使おうと思うはずです。(2013.2.14追記)
■カップも追加
キャンティーンカップはトランポ装備から下ろした訳ですが、まったくカップが無いというのも具合が悪いだろう、と考えました。そこで、パーコレーターにイン出来るカップを色々物色したところ、エバニューのチタンカップ400FD EBY265というカップがズバコンに入る事が分りました。チタン製品は今回初めて買ったのですが、サイズ的に入る物で、かつ火に掛けれる物となると、この手のカップしかありませんでした。小さ過ぎず大き過ぎず、ソーセージくらいだったら炒めれそうでいい感じです。(2013.2.16追記)
コメント
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最近、某県某川の河川敷の状態はどうでしょう?
8月に行ったときは草ボーボーで周回コースは全く走れない状態でした。
おお〜〜〜、お久しぶりですねー、お元気ですか??
WR-R買ったんですねwww
つぼ焼きの仲間でも乗ってる人、結構いますよー
レーシーな乗り方するのはちょっとアレかもしれませんが、
ナンバー付けれてエンデューロにも出れるトレール車って、WR-Rくらいしかないですから、
あれはアレで貴重だと思ってますw
最近、ABKに行ってないんですよー
ずっと練習は谷田部ばっかりでww
なかなか土日に休み取れないんじゃないかと思うんですが、
平日でも前もって言って貰えたら、都合付けますんで、
掲示板の方に書き込みして下さいね〜
↓
http://bbs.avi.jp/303370/