その昔、自分が初めて買った本格的なソロクッカーが、今はなきモリタのノンスティッククッカーという、角形のクッカーでした。自分が買ったのはSIIという、1リットルと0.6リットルのクッカーの組み合わせで、焦げ付き防止のスミフロン加工がなされてました。
長い事それを使っていたのですが、寄る年並には勝てなかったのか、だんだんスミフロンが剥げて来てしまったので、テフロン加工をしてくれる会社に再加工に出したのですが、そのテフロンがフライパンみたいに真っ黒で、かつどうした訳かクッカーがちょっと膨張(というかボコった感じ)して帰ってきてしまい、いっぺんに嫌になってしまいました。
その頃には、モリタは倒産だか解散だかして会社がなくなっていたのですが、ユニフレームからまったく同じ形で、トレイルスクエアコッヘルが出ていました。予備でそれを買っていたので、長年慣れ親しんだノンスティッククッカーを捨ててしまいました。ところが、その頃、丸形円筒型のソロクッカーに興味が行ってしまっており、トレイルスクエアコッヘルも処分してしまいました。

トレイルスクエアコッヘル
●材質/鍋:アルミニウム合金・アルマイト処理 ハンドル:ステンレス鋼
●収納サイズ:14×14×8cm ●重量:360g
●セット内容/鍋13:満水容量1.0リットル・炊量:2合 鍋11:満水容量0.6リットル・炊量:1合
フライパンの付かない物がスクエアコッヘルの2、付く物が3です
大体、鍋というのは丸く出来ているもので、それはアウトドア用のクッカーにも踏襲されています。最近主流になっている、ガスカートリッジがすっぽり収まる丸形円筒型のクッカーもその延長にあると言えます。しかし、これら丸形の鍋というのは、いざバッグなり箱なりにパッキングしてみると、意外に無駄が出てしまう事に気がつかされます。まぁ、丸い形をしているので仕方ない事です。その点、角形クッカーは四角いだけにパッキングして下さい、と言わんばかりの収納性の良さです。
モリタのノンスティッククッカーの設計を引き継いだトレイルスクエアコッヘルは、そんな思想がなかった時代の製品ですので、クッカーの中に110サイズのガスカートリッジを仕込む事さえ出来ません。その代わり、小鍋の方はそこそこスペースがありますので、缶入り固形燃料やアルコールバーナー、もちろんソロバーナーも仕込む事が出来ます。
自分がかつて、徒歩でキャンプに行っていた時は、オプティマス123Rかトランギアでこれを使ってましたので、そもそもクッカーの中に何かを仕込もうとはあまり思わなかったのでした。

元々はオプティマス8Rと重ねて使うつもりでしたが
123Rでもイイ感じにサイズが合っています

トランギアを使う時は、ハンカチに来るんで中に入れます
ただし、大鍋のフタが旧モリタの物(写真右)でないとフタが出来ません
ユニフレームのフタを使う場合は
小鍋のフタを外に出してパッキングします

フタに付いているツマミは、意外にも外す事が出来ます
写真の様に表裏逆に付ける事で出っ張りをなくし
よりパッキング性を高めていました

旧モリタはノンスティッククッカーでしたのでフライパンは持ちませんでした
あまり使う物ではありませんが
あればウインナーや卵を焼いて食おうか、という気になります

米は、大鍋の方は2合、小鍋の方は1合炊けます
いずれも、水は下のリベットの上まで入れます
ガスバーナーの場合は弱火が効きますが
ガソリンやアルコールは火力が強いので、フタを上げたり下ろしたりして
吹きこぼれが出ない様に努力しますw
自分がソロクッカーで一番重要視するのが、飯の炊け具合なのですが、その点ではこのトレイルスクエアコッヘルは十分及第点でした。大体は1合しか炊かないのですが、ラーメン食う時は小さい方で飯を炊いてました。2合炊かなければならない時は大きい方を使うのですが、頻繁にフタを取ったりせねばならないものの、十分美味く炊けます。でも、一番よくやった方法は、大きい方で1合の飯を炊く事でした。その方が蒸らす空間が広いので美味く炊けるからです。ラーメンやレトルトはキャンティーンカップでやってしまう事が多いので、小さい鍋は湯沸かしにして、お茶用に使う事が多かったです。
同じような事は、丸形円筒型クッカーでも可能ですが、如何せん、背が高いので飯が鍋の底の方にあって食いにくい、という欠点もありました。その様な訳で、使い買ってから言えば、やはりトレイルスクエアコッヘルかな、と思う訳です。
長い事それを使っていたのですが、寄る年並には勝てなかったのか、だんだんスミフロンが剥げて来てしまったので、テフロン加工をしてくれる会社に再加工に出したのですが、そのテフロンがフライパンみたいに真っ黒で、かつどうした訳かクッカーがちょっと膨張(というかボコった感じ)して帰ってきてしまい、いっぺんに嫌になってしまいました。
その頃には、モリタは倒産だか解散だかして会社がなくなっていたのですが、ユニフレームからまったく同じ形で、トレイルスクエアコッヘルが出ていました。予備でそれを買っていたので、長年慣れ親しんだノンスティッククッカーを捨ててしまいました。ところが、その頃、丸形円筒型のソロクッカーに興味が行ってしまっており、トレイルスクエアコッヘルも処分してしまいました。
その様な訳で、今回は買い直しの買い直しになった次第です。

トレイルスクエアコッヘル
●材質/鍋:アルミニウム合金・アルマイト処理 ハンドル:ステンレス鋼
●収納サイズ:14×14×8cm ●重量:360g
●セット内容/鍋13:満水容量1.0リットル・炊量:2合 鍋11:満水容量0.6リットル・炊量:1合
フライパンの付かない物がスクエアコッヘルの2、付く物が3です
■角形クッカーのメリット
この角形クッカー、世間的にはあまり評価が高くないようで、「四角いインスタントラーメン煮るには最適」みたいな事を言われたりするのですが、とんでもない事です。この角形クッカーのメリットは、パッキングに無駄がない、という事に尽きます。大体、鍋というのは丸く出来ているもので、それはアウトドア用のクッカーにも踏襲されています。最近主流になっている、ガスカートリッジがすっぽり収まる丸形円筒型のクッカーもその延長にあると言えます。しかし、これら丸形の鍋というのは、いざバッグなり箱なりにパッキングしてみると、意外に無駄が出てしまう事に気がつかされます。まぁ、丸い形をしているので仕方ない事です。その点、角形クッカーは四角いだけにパッキングして下さい、と言わんばかりの収納性の良さです。
■角形クッカーのパッキング性
最近の丸形円筒型のクッカーは、ガスカートリッジとソロバーナーが収まる様に設計されていて、何もかもがクッカーの中に収まってしまいます。まぁ、ガスカートリッジは今から20年以上も前の規格ですので、クッカーをカートリッジに合わせて設計したのでしょうが、ソロバーナーの方は最近では丸形円筒型クッカーに収まるサイズに設計している様です。モリタのノンスティッククッカーの設計を引き継いだトレイルスクエアコッヘルは、そんな思想がなかった時代の製品ですので、クッカーの中に110サイズのガスカートリッジを仕込む事さえ出来ません。その代わり、小鍋の方はそこそこスペースがありますので、缶入り固形燃料やアルコールバーナー、もちろんソロバーナーも仕込む事が出来ます。
自分がかつて、徒歩でキャンプに行っていた時は、オプティマス123Rかトランギアでこれを使ってましたので、そもそもクッカーの中に何かを仕込もうとはあまり思わなかったのでした。

元々はオプティマス8Rと重ねて使うつもりでしたが
123Rでもイイ感じにサイズが合っています

トランギアを使う時は、ハンカチに来るんで中に入れます
ただし、大鍋のフタが旧モリタの物(写真右)でないとフタが出来ません
ユニフレームのフタを使う場合は
小鍋のフタを外に出してパッキングします

フタに付いているツマミは、意外にも外す事が出来ます
写真の様に表裏逆に付ける事で出っ張りをなくし
よりパッキング性を高めていました

旧モリタはノンスティッククッカーでしたのでフライパンは持ちませんでした
あまり使う物ではありませんが
あればウインナーや卵を焼いて食おうか、という気になります

米は、大鍋の方は2合、小鍋の方は1合炊けます
いずれも、水は下のリベットの上まで入れます
ガスバーナーの場合は弱火が効きますが
ガソリンやアルコールは火力が強いので、フタを上げたり下ろしたりして
吹きこぼれが出ない様に努力しますw
■なぜ回帰したか?
これは角形クッカーが優れていた、というよりも、丸形円筒型クッカーが実のところ、自分にはあまり合わなかった、というところに原因が求められます。つまり、丸形円筒型クッカーは、背が高くてちょっと使いにくかったのです。また、クッカーのフタがフライパン代わりなのはアイデアですが、飯を炊く時に取ったり外したりする関係で、やはりフタはフタであってくれた方が良かったのです。まぁ、もしかしたら、すごい使い勝手の良い丸形円筒型のクッカーがあるかもしれませんが、角形で困らない以上、あえて新規に探さないと思います。自分がソロクッカーで一番重要視するのが、飯の炊け具合なのですが、その点ではこのトレイルスクエアコッヘルは十分及第点でした。大体は1合しか炊かないのですが、ラーメン食う時は小さい方で飯を炊いてました。2合炊かなければならない時は大きい方を使うのですが、頻繁にフタを取ったりせねばならないものの、十分美味く炊けます。でも、一番よくやった方法は、大きい方で1合の飯を炊く事でした。その方が蒸らす空間が広いので美味く炊けるからです。ラーメンやレトルトはキャンティーンカップでやってしまう事が多いので、小さい鍋は湯沸かしにして、お茶用に使う事が多かったです。
同じような事は、丸形円筒型クッカーでも可能ですが、如何せん、背が高いので飯が鍋の底の方にあって食いにくい、という欠点もありました。その様な訳で、使い買ってから言えば、やはりトレイルスクエアコッヘルかな、と思う訳です。
コメント
コメント一覧
良いワ。
収納性good、3型の使わないのは
食器になる。
最近、これもモデルチェンジして、色が濃くなって渋くなりましたよねww
モリタのクッカー持っています。
何故かモリタの角型フライパンも・・・
買い足したのかセットだったのか記憶が曖昧な年齢になりました。
ただ同時に使っていたので買ったのは同じ時です。
確か、モリタのクッカーは、2と3があって、
3の方は更に一回り大きめのクッカーに、この2つのクッカーをインしてた様に記憶します。
もっとも、そんなデカいのソロでは使わないと思ってましたw
角形フライパンはセットだったのかバラだったのか、
自分も記憶が曖昧というか、覚えてないんですよね〜〜
親の介護生活になり長い間お世話ばかりでネットの余裕がありませんでした。
あれからメルカリとか見ると(3月の時点で)ダンボール箱の物(当時のパッケージ)は、ありませんでした。
捨ててはいないと思うのですが、あの箱があればスクエアコッフェルとスクエアフライパンがセットで治まるかが分かりますね。
現在は、夜間に帰宅で早朝に実家に向かう生活で休み無しなので時間が少ないのが難点です。
5キロ痩せましたが、不思議と元気です。
ご苦労なさってたんですね、お疲れ様です。
自分も5kgほど痩せたいですが、なかなか痩せません(^_^;)
自分の時間が取れないのはつらい事ですが、
親孝行、頑張ってください!