今年はモチュールカップに全戦参加の予定をしています。一年を通して、自分がどの程度走れる様になったかを確かめるためです。最近の傾向は、本番の前に習った事が、本番でテキメン効果を発揮する、というものです。前回は前腕の使い方を習いましたが、今回は身体の使い方を習っています。いずれも習った直後に効果を確認できました。今回は果たしてどうなるでしょうか。
ところが、フジガスやトニー・ボウらトップライダーが2周目を走り出した辺りから、空の彼方からドロドロと黒い雲が流れてきて、慌ててトランポに戻ろうとしたものの、雷付きの豪雨に捕捉されて、ホンダの博物館に逃げ込む有り様でした。雨そのものは、その後1時間くらい激しく降り、小雨になってからも1時間ほど降っていた訳ですが、BTC市貝のパドックに着く頃には上がって晴れ間が見えていました。
パドックでは早くもdb殿やS田さんが試走から帰ってきていましたが、バイクがドロッドロ。聞けば大坂を下って獣道の先の上り坂が、エライ事になっている、との事(今回は左回り)。確かに、その辺りに差し掛かった時に、物凄くアクセルを噴かす爆音が聞こえてきたので、相当滑る様な感じがしました。帰ってきたdb殿から「試走に行かないんですかw?」と言われましたが、走る前からバイク汚したくなかったので、遠慮しておきました(笑)
もっとも、やる事といえば、フロントフォークにシールスキン付ける事とタイヤの空気圧下げる事くらいです。あれこれ色んな人に聞いて回りましたが、結局、前0.8後0.75でチャレンジする事に。市貝のコースって、マディといってもそれほどグチャグチャで話にならん、というイメージがありません。
ライダーズミーティングで先生から言われたのは、獣道の先の上り坂が難しい事、a-かぁ坂もインからだと滑って登れないのでアウトから向きを変えて行く事、桑畑の林道は崖側を極力走らない事。獣道もうっかり崖側に落ちない様に気をつける事。ロックセクションは今回は下りですが、降りた所の左側は湧き水でズブズブになっている、という事でした。
ライミーの後、ただちに下見ラップ。毎回緊張の一瞬ですが、今回はどういう訳か、随分と落ちついていました。やっぱりスクールで自分でも見違えるほどの進歩を感じているからでしょうか。訓練は自信に繋がるんだな、という事を改めて実感しました。
その様な感じで走り出した訳ですが、先生から注意のあった獣道の先の上り坂は、たしかに泥を捏ねた様な感じだったので、勢いを付けてアクセル全開で登り切り、ロックセクションも右側を降下、a-かぁ坂で渋滞が出来ていたので、先輩方のライン通りに突破して、桑畑の林道も左側通行、という具合に、転けもせず帰ってくる事が出来ました。
そして大坂を下って獣道を抜けて、いよいよ上り坂、と思ったら、a-かぁ殿とdb殿が坂の真ん中でもがいてました(爆)。Aクラスの人達は、上手くすり抜けて登っていき、中にはバイクから降りて押して上がる人も。自分は無理にアタックかけて、坂の途中で転けてもたまらないので、抜かれるままに坂の下で待機して、a-かぁ殿がどうにか押し上がってdb殿だけになってから、坂に突入! ところが案の定、エンスト。バイクを降りて押し上げるにも、地面がニュルニュルでブーツが滑る。エンジン掛けるのも大変で、掛かれば掛かったで足場が悪いのでバイクだけ前に行ってしまいそうになる。前回の斑尾大会でも滑るガラス坂で苦労しましたが、あんなもんの比じゃありませんでした。
それでもボケッとする事もあって、初級コースの入口にあるアップダウンの脇道で、タイトコーナーの次が急な登りだと忘れていて、坂の途中でエンスト。左側にバイクが倒れ始め、このまま踏ん張ったら前回のスクールで痛めた左足首にダメージが来る、どっちみち踏ん張っても転けるしかない、と判断し、そのまま坂をゴロゴロと頭から転がっていきました。そんな急な坂ですから(しかもちょっと滑るし)バイク起こすのは難儀しましたが、足が無事だったのが幸いでした。
最近の自分のもう一つの傾向は、一度失敗した所では、同じ失敗は二度しない、というのがあります。前回の斑尾大会辺りから感じてたのですが、失敗する事で、そこのセクション対応を学ぶ、という感じです。失敗しないほどの技量は備わってない訳ですが、今までみたいな「何で転けたか、よう判らん」というのよりは、進歩してきたかなぁ、と感じました。
この頃には、スタート直後に気力体力を根こそぎ奪った獣道の先の坂は、表土が全部剥げてしまい、ラインさえ間違わなければアクセル全開で突破できる程度に難易度が落ちていました。そうなると上り坂は自分にとってはお休みポイントなので、楽なものです。
その代わりに、新しい難所になったのが、ロックセクションからa-かぁ坂までのグチャグチャツルツルコース。まず、ロックセクションまでが長い下りで、ロックセクションに至るまでに腕がガチガチに痛くなり、ロックセクションを下るワダチが途中、変に左に曲がっていてウッカリすると左の泥沼に突っ込みそうになる。これを越えても、a-かぁ坂に向かうまでが日陰で乾かないグチャコースで、a-かぁ坂の手前の段がツルツル。この手前で一旦止まって休まない事には、この段もa-かぁ坂も一発で突破できないくらい、疲れていました。
他の人からは、スクールに通った回数を「すごいですね!」と言われる事がしばしばありますが、42回にしてこの走り。いつぞや、「その程度の走りなら、自分だったらスクール通わなくても出来た」と言われたのが、今だに心の中のトゲとして残っている訳ですが、コースの脇にバイク止めて、肩で息している今の自分には、抜きようのないトゲなのです。
しかし、そもそも自分がスクールに通う決意をしたのは、自分がどうしようもなく処置無しなセンスしかなかったからです。42回も通ってこの走りなら、スクールに通ってなかったらこの走りさえ出来なかった訳です。一年前の自分の走りを思い出せば、今の走りだって長足の進歩です。下手である以上、並みの人の3倍頑張るほかありません。
もっとも、今までは身体が疲労するのがどの辺りで、どの様な事が原因でそうなるのかが判っていませんでした。ところが今回、初めて自分がフロントが取られやすい下り坂で、より体力を消耗している事に気が付きました。しかし、常識で考えたら、下りは放っておいても降りていく訳で、疲れないポイントのはずです。その事を先生に聞いてみたら、グリップの保持の仕方が間違っているのではないか、とアドバイスされました。
帰ってから、大量に撮られた動画を見て気が付いたのは、AA、Aクラスの人と、A-2の人の走りは懸絶している、という事でした。見た目で判るのは加速感が全然違う事です。自分は今回も2速オートマ走法だったのですが、これは急加速も無いかわり、急減速もありません。つまり、Gを極力受けずに身体を疲れさせない走り、とも言えます。早い人達は、開ける所は開けて、止める所は止める、それだけGを身体に受けている訳で、スクールでもしばしば言われる様に、「どれだけGに耐えれるかによって、その人のスピードが決まる」というのは、正鵠を得ているな、と感じました。
■もてぎを襲う2時間の雷雨
前回は雨続きで難しいセクションがカットされた訳ですが、今回は晴天続きで久々にベストコンディションでレース、と思っていました。前日はツインリンクもてぎにトライアルの世界選手権を観戦に行ったのですが、午前の早い時間にまとまった雨が降ったものの、昼間は晴れて良い天気。岩盤セクションの前の道路にごろ寝して観戦していたら、気が付いたら寝てたほどの陽気でした。ところが、フジガスやトニー・ボウらトップライダーが2周目を走り出した辺りから、空の彼方からドロドロと黒い雲が流れてきて、慌ててトランポに戻ろうとしたものの、雷付きの豪雨に捕捉されて、ホンダの博物館に逃げ込む有り様でした。雨そのものは、その後1時間くらい激しく降り、小雨になってからも1時間ほど降っていた訳ですが、BTC市貝のパドックに着く頃には上がって晴れ間が見えていました。
パドックでは早くもdb殿やS田さんが試走から帰ってきていましたが、バイクがドロッドロ。聞けば大坂を下って獣道の先の上り坂が、エライ事になっている、との事(今回は左回り)。確かに、その辺りに差し掛かった時に、物凄くアクセルを噴かす爆音が聞こえてきたので、相当滑る様な感じがしました。帰ってきたdb殿から「試走に行かないんですかw?」と言われましたが、走る前からバイク汚したくなかったので、遠慮しておきました(笑)
出来る事なら、タイヤを新品にしておきたかったのですが、ステムのグリスアップの作業に備えて大きいトルクレンチ買ったので、タイヤは前回のJNCC斑尾大会で使ったままです。
■天気は晴天、コースはマディ
開けて翌日。朝方、濃い霧が出ていたものの、皆さんが集合する頃にはキレイに晴れて、良い天気。これで路面が良ければ、気持ちいいレース日和です。ところが、試走に行ったa-pro殿と先生のバイクを見てみると、結構泥が付いています。マディレース決定です。もっとも、やる事といえば、フロントフォークにシールスキン付ける事とタイヤの空気圧下げる事くらいです。あれこれ色んな人に聞いて回りましたが、結局、前0.8後0.75でチャレンジする事に。市貝のコースって、マディといってもそれほどグチャグチャで話にならん、というイメージがありません。
ライダーズミーティングで先生から言われたのは、獣道の先の上り坂が難しい事、a-かぁ坂もインからだと滑って登れないのでアウトから向きを変えて行く事、桑畑の林道は崖側を極力走らない事。獣道もうっかり崖側に落ちない様に気をつける事。ロックセクションは今回は下りですが、降りた所の左側は湧き水でズブズブになっている、という事でした。
ライミーの後、ただちに下見ラップ。毎回緊張の一瞬ですが、今回はどういう訳か、随分と落ちついていました。やっぱりスクールで自分でも見違えるほどの進歩を感じているからでしょうか。訓練は自信に繋がるんだな、という事を改めて実感しました。
その様な感じで走り出した訳ですが、先生から注意のあった獣道の先の上り坂は、たしかに泥を捏ねた様な感じだったので、勢いを付けてアクセル全開で登り切り、ロックセクションも右側を降下、a-かぁ坂で渋滞が出来ていたので、先輩方のライン通りに突破して、桑畑の林道も左側通行、という具合に、転けもせず帰ってくる事が出来ました。
ただし、タイヤの空気圧が高くてグリップが悪い。そこで前0.7後0.6まで下げる事にしました。
■一発目で気力体力が挫折
モチュールカップのスタートはルマン式。キック始動は2m、セル始動は6m、それぞれバイクから離れてスタートを待つ訳ですが、たった4mでは何のハンデにもならなくて、セル始動の人達がさっさと発進してしまい、自分はいつもよりはマシながら、前から2/3辺りで発進。出始めはぞろぞろと一列になって進むので、遅れては格好悪いので必死になって前の人に付いていきました。そして大坂を下って獣道を抜けて、いよいよ上り坂、と思ったら、a-かぁ殿とdb殿が坂の真ん中でもがいてました(爆)。Aクラスの人達は、上手くすり抜けて登っていき、中にはバイクから降りて押して上がる人も。自分は無理にアタックかけて、坂の途中で転けてもたまらないので、抜かれるままに坂の下で待機して、a-かぁ殿がどうにか押し上がってdb殿だけになってから、坂に突入! ところが案の定、エンスト。バイクを降りて押し上げるにも、地面がニュルニュルでブーツが滑る。エンジン掛けるのも大変で、掛かれば掛かったで足場が悪いのでバイクだけ前に行ってしまいそうになる。前回の斑尾大会でも滑るガラス坂で苦労しましたが、あんなもんの比じゃありませんでした。
それでもどうにか押し上げたのですが、肩で息する有り様で、直ぐに動き出せない。そうこうしているウチに、AAやAクラスのトップライダーの人が、何人も泥爆弾浴びせながら抜かして行きました。ようやく息が整い、続きを走り出しましたが、コースを責めようとか、ちょっとでも開けれる所は開けようとか、そういう気持ちは吹き飛んでしまって、とにかく2時間半走り通す、その為には無理しない、という気持ちになっていました。
■無理しない走り
そのままノロノロ〜っと2速オートマ走法で走り続け、早そうな人が来たら道を譲り、とにかく自分のペースを崩さない様な走りを心掛けました。確実に言えるのは、転けたらバイクを起こすのに相当体力を消耗してしまう事、だったらまだしもエンストの方がマシな事、結果、無理な突入や突破な図らない走りになりました。それでもボケッとする事もあって、初級コースの入口にあるアップダウンの脇道で、タイトコーナーの次が急な登りだと忘れていて、坂の途中でエンスト。左側にバイクが倒れ始め、このまま踏ん張ったら前回のスクールで痛めた左足首にダメージが来る、どっちみち踏ん張っても転けるしかない、と判断し、そのまま坂をゴロゴロと頭から転がっていきました。そんな急な坂ですから(しかもちょっと滑るし)バイク起こすのは難儀しましたが、足が無事だったのが幸いでした。
最近の自分のもう一つの傾向は、一度失敗した所では、同じ失敗は二度しない、というのがあります。前回の斑尾大会辺りから感じてたのですが、失敗する事で、そこのセクション対応を学ぶ、という感じです。失敗しないほどの技量は備わってない訳ですが、今までみたいな「何で転けたか、よう判らん」というのよりは、進歩してきたかなぁ、と感じました。
そのまま走り続け、止まればキャメルバッグのチューブを吸い、加速ポイントではゆっくり走って気力体力を温存し、難所を気合い入れて突破する、という走りに徹しました。お陰で、マジ転けしたのは、1回だけで済みました。
■成果と課題
こんな具合で走り抜けた1時間半。給油のためにピットインしました。前回の第一戦では、すでにヘバヘバで残り1時間を走り通す自信があまりありませんでしたが、今回はゆっくり走ったせいか、どうにか行けそうな感じでした。給油に3分、休憩2分。ケツに根が生える前にコース戻りました。この頃には、スタート直後に気力体力を根こそぎ奪った獣道の先の坂は、表土が全部剥げてしまい、ラインさえ間違わなければアクセル全開で突破できる程度に難易度が落ちていました。そうなると上り坂は自分にとってはお休みポイントなので、楽なものです。
その代わりに、新しい難所になったのが、ロックセクションからa-かぁ坂までのグチャグチャツルツルコース。まず、ロックセクションまでが長い下りで、ロックセクションに至るまでに腕がガチガチに痛くなり、ロックセクションを下るワダチが途中、変に左に曲がっていてウッカリすると左の泥沼に突っ込みそうになる。これを越えても、a-かぁ坂に向かうまでが日陰で乾かないグチャコースで、a-かぁ坂の手前の段がツルツル。この手前で一旦止まって休まない事には、この段もa-かぁ坂も一発で突破できないくらい、疲れていました。
ここを突破すると、中級初級コースに設けられたタイトなクネクネカーブが連続するコースとなるのですが、以前の自分なら、一旦立ち止まってバイクの向きを変えない事には曲がれなかったのが、今回は前回のスクールで習ったクロスの身体の使い方で難なく突破できました。何というか、身体の中にガッチリ軸が出来た感じで、まったくぶれないのです。スピードは亀なみにゆっくりでしたが、これほど安定して曲がれた事は今までありませんでした。
■自分の中で……
とは言うものの、全体的な走りの内容は、2速オートマ走法に徹したトロ臭もので、かつ周回を重ねる度に疲労大で、およそ気持ちよくコースを攻める走りとはほど遠いものです。AAやAクラスの人や、A-2でも自分より先輩方に抜かれていくのは仕方ないとしても、ほぼ同期の人にも何度もラップされ、それさえもバイク乗ってる期間が違うんだと思えば、まだしも納得するものの、スクールに通ってない人まで抜かれ続けるのは、さすがに心が凹むものがありました。他の人からは、スクールに通った回数を「すごいですね!」と言われる事がしばしばありますが、42回にしてこの走り。いつぞや、「その程度の走りなら、自分だったらスクール通わなくても出来た」と言われたのが、今だに心の中のトゲとして残っている訳ですが、コースの脇にバイク止めて、肩で息している今の自分には、抜きようのないトゲなのです。
しかし、そもそも自分がスクールに通う決意をしたのは、自分がどうしようもなく処置無しなセンスしかなかったからです。42回も通ってこの走りなら、スクールに通ってなかったらこの走りさえ出来なかった訳です。一年前の自分の走りを思い出せば、今の走りだって長足の進歩です。下手である以上、並みの人の3倍頑張るほかありません。
そうこうしているウチに、残り15分になりました。もう息も絶え絶え。どんなに頑張っても、あと2周も走れません。だったら、どっか日陰にバイク止めて、そのまま終了時間まで待とか、とも思いました。しかし、それでは前回と同じ事の繰り返しです。モチュールカップに全戦参加する事にしたのは、自分がどの程度、仕上がって行っているか見るためです。タイムやリザルトがダメでも、何か成果を残したい。そう思うと、俄然力が沸いてきて、残る1周を走りきり、チェッカーを受けました。
■まとめ
前回はコース設定の時点で雨だったため、難しい箇所はカットされていたお陰で、マディレースでありながらも、「開けれる所は開けていこう」と思える走りが出来たのですが、今回はそんな気が失せてしまうほど、難しい箇所を突破するのには心が折れました。結果、従前の2速オートマ走法しか出来ず残念な事でした。もっとも、今までは身体が疲労するのがどの辺りで、どの様な事が原因でそうなるのかが判っていませんでした。ところが今回、初めて自分がフロントが取られやすい下り坂で、より体力を消耗している事に気が付きました。しかし、常識で考えたら、下りは放っておいても降りていく訳で、疲れないポイントのはずです。その事を先生に聞いてみたら、グリップの保持の仕方が間違っているのではないか、とアドバイスされました。
帰ってから、大量に撮られた動画を見て気が付いたのは、AA、Aクラスの人と、A-2の人の走りは懸絶している、という事でした。見た目で判るのは加速感が全然違う事です。自分は今回も2速オートマ走法だったのですが、これは急加速も無いかわり、急減速もありません。つまり、Gを極力受けずに身体を疲れさせない走り、とも言えます。早い人達は、開ける所は開けて、止める所は止める、それだけGを身体に受けている訳で、スクールでもしばしば言われる様に、「どれだけGに耐えれるかによって、その人のスピードが決まる」というのは、正鵠を得ているな、と感じました。
今回のレースで自分でも意外だったのは、前回のスクールで習った、身体をクロスで使う要領。今まではコーナーリングの姿勢を取っても、一体どこに軸があるのかサッパリだった訳ですが、今回はガッキリ軸が出来て、まるで自分がコマになった様にコーナーを曲がれました。習った事が実戦で活きてくるのは、実に喜ばしい事です。
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