前回のスクールから、ずっと右手首の上の筋が腱鞘炎で、動かしただけで痛かったので先週は練習を止めて静養(という割りには、色々やってましたが)してました。そのお陰か、まだ完全に治りきった訳ではないですが、動かしても痛くない程度までに回復しました。
腱鞘炎になってしまう原因は様々で、ハンドルの形状が合ってなかった、てのもあるでしょうが、やっぱり加減速Gを腕で耐えてるとそうなってしまう様です。今回は、その点も注意して受講する事を心掛けました。■2週間も休んでると、、
しかし、2週間もバイクに乗ってないと勘が鈍るのか、フォームの感覚が解ってるつもりが意外に忘れてたりで、自分でもビックリしてしまいました。「アレレ?こんな感じだっけかな?」と思いつつ、フォームを修正してもらい、南コースでウォーミングアップ。ところが、全然身体が動かない! 曲がりたい方向に肩も腰も動かないもんだから、当然曲がれない。しかも、地面はめっちゃ乾燥しててスリッピー。「アレっ!ウワっ!」とかイイながら、前回比マイナス20%くらいのノリで走っていました。
それでも何とか右回りは走れたのですが、珍しい事に「今度は左回りで」と言われました。ここからが大変。コーナーリングの基本的なやり方は解っているつもりなんですが、文字通り身体の方が言う事を聞いてくれない。全然左側に倒し込んでいけないし、着座はシートのど真ん中だし、目線はどっか行ってしまう。
その挙げ句、手前のタイトコーナーでは、毎回プッシュアンダーが出て、転けそうになる。そうこうしているウチに、とうとう転けてしまい、おニューの外装に傷が入ってしまいました(泣)
最後の方には、段々身体が慣れてきて、それなりの姿勢が取れる様にはなってきましたが、スムーズには程遠いコーナーリングで、習うのは右回りでも左回りの練習もせないかんなー、と痛感しました。
先生に押して貰って、Gに耐える姿勢を体感します
上級生のスゴイとこは
午前に習った事が午後には出来てしまう事です
腰を外に出すのと肩を捻り戻すのを同時にするのですが
これが意外に難しくて、、
■初級・中級コースもマイナス20%
ランチ樹林のお弁当食べてから、今度は初級中級コースへ。ところが、こっちに来ても、前の様に元気よく走って飛ぶ事が出来ません。こうなってくると、身体が鈍ってるというより、何だかメンタル系の障害でも出てるんじゃないか、と思えるくらいです。しかも、初級コースで何度かコブを飛んでいたら、いきなりハンドルが「パキッ!」とか言って下にガクンと落ちてしまいました。どうやら、クランプをしっかり締めてなかったみたいです。ビビリつつパドックに戻って増し締めしましたが、今日はヤバイ感が増大しました。
今度は中級コースを走った訳ですが、自分でも解るほど元気がない。いくら手前のコブがえぐれた様になっていても、もうちょっと安定して飛べたはず。二つ目のコブもギャップまで飛んでたはず。バンクにはもっと強く当たってたはず。一体オレ、どうしたんだ?って感じでした。
本日のランチ樹林
おかずがどれもこれも秀逸!
■本コースで弱点を指摘される
今日は先生が急遽急用が入ったとの事で、早めに初級中級コースを切り上げて、本コースへ。ショートコースで、もっぱら肩甲骨、脊柱起立筋を固めた上でのフォームを見て貰いました。前回に比べたら、ちょっとはコースに慣れたと見えて、さすがにおっとっとになる感じは少なかったのですが、やはり車速は上がらないし、セクション通過もイマイチ。何周か走ったあと、先生から呼ばれて言われた事は、「前傾くの字が甘くて、体が起きてる」……またしても、これでした。
テツゾウ殿もa-かぁ殿も、上体ががっきり固まって前傾深く、バランスの幅を広くとって走ってるのが一目で判ります。走りが安定しない、コーナーリング、ジャンプ、それらが不安定でちょっと怖い、そういう時は上体がおっ立ってバランス取れてない時です。
再びコースインして、意識して骨盤から上体を折って前傾を深くし、膝の裏がビンビンに張って痛いのを感じつつ走ってみると、若干コーナーリングがスムーズになり、ジャンプの飛びが良くなりました(そうしても怖くないから)。
しかし、それでも左コーナーは宿痾的に上手く出来ませんし、さらに致命的なのは直線に入って全然アクセル開けてない事。開ける気はあるんですが、実際には開けてないのが自分でも判ります。
先生が帰ってから、さらに本コースを走ってみましたが、意識して走る分にはともかく、疲れてきて気が抜けると、元通りの走りになってるのが判り、まだまだダメだなー、と感じつつ本日のスクールを終了しました。
フォームの練習の時点でも
左コーナーリングが苦手なのが判りました
イマイチ、カチっときまらないのです(汗
■感想
これまでにも、前回の練習やスクールとの間が2週間近く開いた、という事はしばしばあったのですが、ここまで「出来てないー」と感じる事はなかった様に思います。単にブランクがあるからそうなったのか、それとも判っていたつもりがタマタマ出来てただけで、実は判ってなかったのか、よく判りませんが、この種の習い事は継続が力だなー、と実感しました。最近、会う人ほぼ全員に言われるのは、「もっと開けれるでしょう、一瞬でもイイから全開にしたら」という事。理屈の上では判ってるんですが、実際には開けてません。全開にしたって、すぐオフにしてブレーキ掛ければ止まるのは判ってるんですが、どうしてか手首が回りません。ここらは、気持ちの持ち方と練習の仕方を考えないと、頭で思ってるだけではどうにもならないのかもしれないですね。
いよいよ欄外にハンコがはみ出ちゃいましたが
出来るようになるまで頑張ります!
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