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   サマースクール後半で顕在化した問題、つまり「実走行はあまりにもトロい」という自分の走りを、どうにかする段階に入りました。そもそも、自分がこのスクールに通う必要を感じたのは、そのトロくさい走りをどうにかする為だった訳です。先生からは、「もっと回転上げて」と言われていて、自分でも上げてるつもりなのだけど、それでもまだ足りない、と言われる。最後には「ジャンプは目つぶって思い切って飛ぶ」とまで言われる始末。とにかく、勇気と元気が勝負どころになったかな、と感じつつ、今月3回目の泊まりがけのスクールに出発しました。


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久々にレース仕様となったグレート・ストライカー号
あまりに久々すぎて
最初はフロントがフワフワして乗りにくく感じました
直ぐに慣れて、こっちの方が良くなりましたがww





=22日=

   これまで自走で通っていた事もあって、グレート・ストライカー号のウインカーやライトは付けっぱなしでスクールを受けていた訳ですが、トランポで移動する事になったので、それら保安部品は全部撤去して、レース仕様にしました。実に半年ぶりです。飛んだり跳ねたりするのであれば、余計な物はついてない方がイイに決まってます。
   積み込みは前夜のウチに済ませ(相変わらず車庫入れに苦労する)、翌朝0400時起床、0500時に出発しました。ところが、しばらく走ってると、どーにもこーにも睡魔が。。もっと早い時間に寝れば良いんですが、朝0400時起きでも寝る時間はいつも通りだったりするので、決定的に睡眠不足な訳です。仕方なしに道の駅に入って仮眠しようとしましたが、一番近い庄和は、駐車場が狭くて車庫入れで隣の車にぶつけそうなんで却下。いつもガラガラのごかまで移動して、ガラガラの駐車場で余裕でいい加減に車庫入れして仮眠しました。ほとんどリクライニング出来ない座席でも、眠気りゃ寝れる事を体験できました。
   そんな感じでノンビリしてたので、ベストテクコースに着いたのは0830時ころ。自分は全然気が付かなかったのですが、a-かぁ殿のトランポに追跡されていたらしくて、ベタな運転を目撃されてしまいました。この日の生徒さんは、自分とa-かぁ殿の他にCRF250RのOノさんの3名。またしても、自分より上級者ばっかです(爆)

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CRFのOノさんとワタナベ先生
来月、CRFが来るので、ユーザーの生徒さんに色々お話し聞くのですが
ほとんどの人が「この2年、何にもしてない」って人ばかり
他で聞く話しは、結構デリケートなのが多いのですが
実際には、洗車とオイル交換くらいしかしないでも良いのかも??


■脇を締め、肩胛骨を固定する

   この夏は完成形テーマ18が眼目という事で、訪れる上級者の皆さんは、順次伝授されていく訳ですが、立て続けに受講している自分は、もうかれこれ8回以上は背筋を固める話しを聞いています。この「背筋を固める」筋肉というか筋は、「脊椎起立筋」というのだそうですが、要は朝礼の時に「起立っ」の号令で背筋伸ばして立つのと同じ事だとか。自分も昔、サバゲー時代には不動の姿勢をとる訓練をしたもんですが、確かに背筋を固めて直立不動をした事はありません。今回は意外にも、その時の訓練が活きている気がします。
   この夏のスクールの間に、自分のこれまでのライディングで決定的な間違いを発見した(というか、された)訳ですが、それがグリップの握り方。今までの握り方は、ハンドルバーに対して手のひらが直角に交わる角度で、親指が人差し指の下に来る「グー」の握り方でした。先生から「それはクソ握りというんだ」と指摘され、改めて習ったのが、手のひらは極力平たくなる様にして、親指は手のひらの外に出し、手のひらの外側でハンドルバーを押せる様な握り方です。ハンドルの保持は、手のひらの外側と薬指、小指、親指で行う感じ。こうする事で、腕をホールドする筋肉は腕の内側の筋になり、レバーを操作する人差し指、中指はフリーになって、それらを動かす外側の筋肉も自在に使える様になります。これが出来ないと、フロントブレーキを当てながらアクセル回す、という芸当は出来ませんし、地面のギャップに耐える事も出来ません。
   しかし、この握り方が出来るのは、脇が締まっている状態の時だけです。脇がパカパカに空いていると、勝手に元の握り方に戻ってますし、肩胛骨を固めてショックに耐えたり、コーナーリングの姿勢もキメる事が出来ません。また逆に、こういう握り方を心がけておかないと、脇もパカパカ空いてしまうんだ、という事が最近判ってきました。
   姿勢は固めなければならない。しかし外側の筋肉は動く様にしておく。インナーマッスルの活用がベストテクでは重要とされています。

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背筋のばして軸を固定してるか?
グリップの握り方は?脇は締まってるか?
最近、自分が乗ってる時に、チェックする項目が増えました


■軸の固定を体感する

   いつもの様に、一等最初は南コースでウォーミングアップ。例によって例の如く、自分の方が遅いので、a-かぁ殿に後ろにつかれてしまうので、適宜、道を譲って自分のペースで走る事に。
   ただ、いつもの自分と少し変わったな、と思ったのは、今まではコーナーを曲がるのが精一杯で、ライン取りなど選びようもなかったのが、段々少しずつではあるものの、自分の行きたい方向にいける様になってきた事。そして、ラインのブレが少なくなってきた事でした。上級者の人は、何回回っても、同じラインの上を走っていきます。背筋を固めて、軸の固定が出来るようになると、その様な走りになるそうです。言い換えれば、毎回ラインが違うという事は、軸の固定が出来てない、という事だと思います。となれば、自分は多少は出来る子になってきたのかもしれません。
   いつもの様にランチ樹林のお弁当食べて、スイカも食べて、満腹がおさまった頃に初級・中級コースに移動。こちらでもいつもの様に練習をした訳ですが、自分が意識したのは、本コースのフープスに向かう前の小さなコブ。このコブは、初級・中級の小さなコブと似たようなもので、中級コースのコブなど、いつも元気よく飛んでいる訳です。もっとも、今までの飛び方は、リア加重の少ない前後輪同時ジャンプ。ボヨ〜ンとした飛び方なので、着地もボヨンとした感じ。後輪は前輪より1.4mあとから離陸する訳ですから、アクセルを戻すのをしばし堪えて、リアに加重するのを心がけつつジャンプしました。

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本日のランチ樹林
実は、何が美味いといっても、梅干しが美味いのです
普通の梅干しなんですが
汗かいて塩分が抜けた身体に染み渡ります


■本コース、相変わらずの52秒

   さて、いよいよ本コースを走行。今回ばかりは、アケアケで行くつもりでした。特に、ベストテク小屋に戻ってくる周回コースは、全開にするつもりでした。そこで走行開始。とにかく、開ける。何が何でも開ける。周回コースの手前で全開にして、ギャップも飛ぶように走っていく。何周か走ってタイムを聞いてみたら、「1分52秒」……ガックシきました。走った本人は、肩で息するくらい、頑張ったのにです。
   先生曰く、「高回転域を使ってない」との事。2速でも3速でも、時速35kmでも40kmでもイイから、エンジンの回転を上げた状態で走れ、と言われます。しかし、回転を上げるという事はスピードが出る事でもあります。直線ならまだしも、コーナーやジャンプといった障害物があれば、走れる速度にまでスピードを落とさねばなりません。当然、回転数は落ちる事になります。が、アクセル開度=回転数=スピードが同調しているこの走り方を、ベストテクでは「アクセル依存症」と呼んで戒めています。この事は、すでに8級の辺りに言われているので、自分でも理解しているつもりでした。
   ところが出来てない、となると、どうやれば良いのか判らなくなってしまいました。極論すれば、1万回転で時速10kmで走る、というのが必要な場合もある訳ですが、それこそクラッチ切ってアクセルふかす以外に、そんな方法で走る事は出来ません。しかし、そんな場面は、よほどのタイトコーナーでないとやらないものです。
   あまりに「判らん」を連発したもんで、先生がグレート・ストライカー号で走って見せてくれる事になりました。さすがにXRだけあって、ジャンプは全部飛びきりませんし、レーサーの様なシャープな走りとはほど遠い訳ですが、それでも先生が乗ると1分22秒。自分より30秒も早い訳です。この差が「高い回転域をキープしている」の現れなのです。
   先生からアドバイスされたのは、コブをナメるならコブの頂点でクラッチ切った時にアクセルを回す、飛ぶなら着地の前、空中でアクセルを開ける、つまり車体が浮いている時こそ、回転を上げるチャンスだ、という事でした。そうすれば、着地した時に止まった感じにならずに済む、との事です。

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本コースを走るa-かぁ殿
5月に骨盤骨折して、まだ3ヶ月なのに
走って大丈夫なんかな〜と心配ですが
どうやら大丈夫っぽいです


■トロくささの正体が見えてくる

   先生に言われた事を頭に入れて、再度チャレンジ。とにかく、開けれる所では開けまくる。ジャンプも底突きしない程度には飛ぶ様にした。当然、車速も上がる。ところが、車速が上がった分だけ、コーナーに突入する際の恐怖度もアップして、前以上に減速してから入る様になってしまった。当然、回転は落ち、ドロドロとした走り方しか出来ない。
   先生からも、「フープス終わるまでは3〜4秒短くなってるのに、奥に行ってからが前以上に遅い」と言われ、やってる本人もその様に感じました。ここまで見えてきたところで、初日のスクールは終了。日も暮れつつあるなか、風呂入りに行きました。

   時間がかなりおしてたので、いつもなら先に壽之湯に行くところですが、先にストッカーに行って買い物をする事に。ところが逆に時間が早すぎたせいか、弁当の半額セールがまだでした。そこで、道の駅・はがのロマンの湯に入って時間を合わせ、上手い具合に半額セールをゲット。
   ところが、セコイ買い物をしたせいか、途中からかなりまとまった雨が降り出しました。ブーツもプロテクターもヘルメットも放り出したままだったので、慌ててコースに帰りました。幸い、ベストテクコースの山の方は、雨があまり降らないので大惨事は免れましたが、今夜は車外泊という訳にはいかないので、初めての車中泊に挑みました。サーマレストを使ったので、床のデコボコはあまり気になりませんでしたが、エンジンの熱が冷めるまでは蒸し暑かったです。折り畳みベッドがあれば、まぁなんとかなるのかも、、。

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ジャガンナート号もそろそろ車中泊に対応できる改造が必要ですね
夜ゆっくり出来るかどうかは
翌日の出来映えに大きく影響しますしね




=23日=

   昨日の夜に降った雨がウソの様に晴れました。カラカラに乾いたコースも、良い感じに湿ったかなーと思ったのですが、残暑とはいえ夏の朝の日光にあぶられて、さっそく乾きだしてました。8月最後のスクールの始まりです。
   さすがに連休最終日という事もあって、生徒は自分だけの様です。いつもの様に0900時ころ先生が到着。おはようございますの挨拶もそこそこ、高回転域をキープして走る具体的な方法は何なのか、質問しました。ゆっくりいつまでも加速して時速40kmにするよりも、一気に40kmにして、あとは巡航した方が楽な事。高回転域に上げた方が、加速も減速も楽に出来る事。こうした理論は、理解できます。それを実走行でどの様に実現するのか。それが一向に判らない訳です。
   そこで色々ディスカッションした訳ですが、段々判ってきたのは、「高回転域をキープする、という事は、スムーズに走る」という事。つまり、やれコーナーだ下り坂だジャンプだと、セクションごとにビビって止まってエンジンの回転まで落として、という走り方ではなく、これらのセクションをスムーズにパスする事で、回転をキープして走る、という事の様です。自分が決定的にトロくさいのは、セクションごとに止まって、ゼロから加速しようとしているからで、それで遅いだけでなく身体も疲れてしまう様です。


■南コースの奥のコーナー

   昨日までにオドメーターが80kmを差していたグレート・ストライカー号。エンジン始動と同時にガス欠で止まってしまいました。経済速度で巡航すれば180kmの航続距離を誇るバイクですが、冗費の多いレース型運転では、燃費は半分程度になるようです。
   給油を済ませてから南コースへ。先生に奥のコーナーを重点的に見て貰いました。奥のコーナーは、コーナーの入口に小さなコブがあって、それを越えてから、出口のワダチのところまで、だらだらとしたアールをスタンディングで周り、ワダチの入口でクラッチ切って着座して、アクセル開けて素早くワダチを抜けていく、という突破要領です。
   ただ、コブを越えてからワダチの入口に入るまでが、アクセルを開けずクラッチも切らず、だらだらと持ち越していくのですが、コブの手前で十分減速してしまうので、ワダチの入口まで持たない事が多い。アクセルを少し開け足すと、車体が起きたりして、スムーズにワダチに前輪を入れれなかったり、ワダチの中で車体が起きたりして、車体がボコンボコンと揺すられて姿勢が崩れたり、、なかなか上手く行きません。
   確実に言えてる事は、車体が立った状態ではコーナーのワダチは突破できない事、トロトロとした走りでは、余計車体が跳ね上げられ、スムーズに抜けていかない事です。先生から2速でなく3速でやってみろと言われ、3速でやってみると、エンブレが効かない分、コブからワダチの入口までの速度が上がり、途中で止まりそうになる事はなくなりました。しかし、今度は早すぎて上手く曲がれない。それで2速に戻してみると、以前よりも遅くなったりで、困った事態になりました。


■ねじり戻し

   練習していると、いざ酔のマスターとシブヤ選手(名前だけは前々から聞いてたものの、お会いするのは初めて)が遅れて到着。そして、3人して南コースへ。そこで先生から習ったのが、「大きなコーナーでのバランス軸のねじり戻し」。今までにも、「ねじり戻し」という言葉は聞いた事がありましたが、それが具体的にどういうものなのか、判っていませんでした。
   南コースの手前のタイトコーナーの後は、アクセル全開にする直線のあと、緩やかな左カーブを描いているのですが、今までそのカーブに突入する前にブレーキをあてて減速し、曲がってコブに向かう手前で少しアクセルをあけ、そして減速してコブを越える、という走り方でした。ところが、シブヤ選手の走りを見てみると、直線で全開にしたあと、自分らよりも遙か手前でアクセルオフにし、自分らがブレーキを掛けているところでアクセルを開け足しています。
   緩やかなカーブは、体重心操作、つまりシートの外に腰を出し、アウト側の骨盤を上げて車体を寝かして回っていく、というのは今までにも習っていました。しかし、車体が内側に倒れそうな感じがしたり、車体が滑る感じがするのであまり身体を倒せず、腕を突っ張って車体を寝かしたり、という事がままありました。
   先生から習ったのは、アクセルオフにして体重心操作を行ったあと、バランス軸の方を逆にねじり戻してやや逆ハン傾向にして、前後輪を地面に対してエッジの様に食い込ませる、というものでした。この時、腰を基点にして状態を地面に対して垂直にしない事。背筋を固めて軸の固定をし、身体が傾いた状態で胸のバランス軸をねじる。腕を突き出して逆ハンにするのでなく、肩で行う事で、上体とハンドルが正対する形になる。
   実際にやってみると、今までブレーキ掛けてたところは、実はアクセル開け足すところで、かなりのスピードを出していても、余裕で曲がっていける事が判ってきました。

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ねじり戻しが理解できて
ハイスピードでコーナーに入れる様になりました

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本日のお昼
昔は切り干し大根など、まず食わなかったのですが
最近嗜好が変わったのか、喜んで食べます


■林間コースの攻略法

   お昼を食べてから、初級・中級コースへ。いつもの様に練習をした訳ですが、初級コースの戻りの緩やかな左カーブは、ねじり戻しを習ったお陰で、今まで以上に加速して入れる事が出来ました。
   何周か初級・中級コースを走ったあと、本コースの林間コースのみをトレースしよう、という事になり、シブヤ選手、マスターのあとに続いて林間コースへ。前日、帰ってくるのが遅すぎると言われたコースです。右へ行ったり左へ行ったりのクネクネしたコースで、立って乗るには難しく、座って乗ったのでは姿勢が変えれず、どっちにしても素早く走れない状態でした。
   そこで、まず先生から指導されたのは、林間コース入って直ぐの直線。そこはちょっとしたコブ(というより盛り上がりに見えた)があって、その先が左カーブなので、ずっと立ちっぱなしでゆっくり走ってコーナーを曲がっていたのですが、先生は入口はシッティングで十分加速して、コブを飛んで、スタンディングでコーナーを曲がれ、と指導されました。まさかそこで飛ぶとは思ってなかったので驚いたのですが、まずは言われた通りにやってみました。
   次に指導されたのは、左カーブを曲がって直ぐ右カーブを曲がった先の、「三日月コーナー」と言われる大きな左カーブ。今までは、右カーブ辺りから座って、その後は、ずっと座りっぱなしだったのですが、三日月コーナーの途中までスタンディングで堪え、途中でシッティングして一気に加速し、出口の上り坂の途中のコブを右ジャンプで越えていく、という要領を習いました。三日月コーナーの途中からは、ワダチが出来ていたのですが、このワダチは一気に加速して出て行く時に掘れたものだったのです。
   先生に言われた通りに走ってみると、軸の固定、ねじり戻しをしてるので、スタンディングでダララ〜っとコーナーを走っても、前みたいにバランスを崩す事が少なく、むしろ肩でバランスを取りながら走る感じ。そしてシッティングしてからの加速が速く、今まではスタンディングで越えてたコブを飛んで突破できる様になりました。

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なまじチンタラ走るから、ジャンプが余計怖い
ある程度スピードに載せた方が、疲れず怖くない


■ツーリング型ライディングから訣別の機会

   少し休憩したあと、シブヤ選手が本コースを走るのを見学。どの辺りでアクセルを開け、ブレーキをどの辺で掛けているか、確かめる様に見学しました。感じたのは、コーナーやジャンプの前ではブレーキは掛けるけど、速度(回転は落とさない)、コーナーの出口、ジャンプの斜面ではクイックにアクセル開けてるんだな、とう事でした。今までの自分は、行き足を止めてしまう様なアクセルオフの仕方をしていたので、ここら辺が「高回転域をキープする」走りにならない理由かもしれない、と思いました。
   今度、自分の番。とにかく開けて行くのは当然として、速度よりエンジンの回転に注意して走りました。今まで、回転が落ちてそうなポイントは、下り坂(ブレーキかけて減速)、コーナー(入口で減速、出口で回転が上がらない)、上り坂(事前に回転を上げずダラダラ登る)、ジャンプ(手前で減速、惰性で斜面を上がる。踏み切ったあと、空中でアクセルを回す)といった具合です。ここいらを注意して走った訳です。
   今までは、とにかくセクションごとにエンジンの回転を落としていた様な感じなのですが、ねじり戻しや林間コースの走り方を習ったお陰で、速度をあまり落とさず、エンジンの慣性力を行かしながら走る事が出来ました。むしろ、行き足がなくなると一からエンジンを回し直さねばならないので、返って面倒です。タイトなコーナーなど、どうしてもゆっくり回らねばならない所では、クラッチ切ってアクセルを噴かすなどしましたし、ジャンプの手前やコーナーの出口など、どんな短い距離であってアクセルを噴かして回転を上げる様に心がけました。
   結果、タイムは1分46秒。6秒も短縮できました。しかし、タイム以上に自分が驚いたのは、あまり疲れてない事。肩も前は結構痛かったのですが、全然大丈夫。それどころか、もっと開けれそうな感じがしました。ようやく、「高回転域をキープする」「スピードに乗った方が楽」という事が判りかけてきた気がしました。
   来月にはCRF250Rが納車されるのですが、今までは「こんなんで大丈夫かいな」と無駄な買い物をした気分が大いに漂っていました。しかし、今回の走りで初めて「レーサーに乗ったら、もっとスゴイかも!」と思える様になりました。

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久々の“Very Good”
そして、いよいよ5級も大詰め
次回のスクールからは、レーサーに切り替わってる、はず??