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   ベストテクスクールでは様々な事を習う訳ですが、4回目をしてグレート・ストライカー号に使いづらさを感じるのは、「一気に全開に出来ない」という事です。コーナーリングをして1の加速のあと、2の加速で一気に全開にする訳ですが、XR250はかなりロースロットル気味のセッティングになっていて、一気には全開に出来ません。その為、3の加速で巡航する時に握り直して開けきる事になるのですが、今度は減速する時に一気に戻りきらない。気をつけていても無意識のウチにアクセルを開け直してしまう事があります。
   手首が90度に曲がるように柔軟する、アクセルのオン・オフを気をつける、等々の注意点は注意するとして、やはりマシンセッティングも変えた方が良い。そこでハイスロットル化を行う事にしました。ネットで調べてみると、XR250のハイスロ化をやっている人は案外多くて(つまり、加速がトロ臭いと感じる人は多い訳だ)、方法は直ぐに見つかりました。






■XR250のハイスロ化

   XR250のハイスロ化は、CRF250Rのスロットル関係のパーツを移植する方法、ZETAのアルミスロットルチューブを使う方法、そしてXR230のスロットルチューブを使う方法などがあります。CRF250Rのパーツを使う方法は移植が大変なので却下。ZETAのアルミパーツを使うのも高いので却下。ちなみにスロットルチューブはグリップ同様に消耗品と思っています。残るはXR230のスロットルチューブを使う方法。これだとパーツ代はZETAのテフロンスロットルチューブ840円だけです(工賃別)
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左がXR250用、右がXR230用
XR230の方がスロットルワイヤーが走る部分が太い
太いからハイスロットルになるらしいww

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組み込んだところ
組み込みそのものは、削ったりする事なく
ポン付けできます

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ただし、スロットルチューブが太くなる分、遊びがなくなります
スロットルワイヤーの根っこを緩めて、遊びを作ります



■ハンドルクランプの底上げ

   前回のスクールで、先生にアドバイスされたのが、ハンドルの高さをあと1センチくらい上げた方が乗りやすいよ、という事。ベストテクバーを装着するために、ZETAのハンドルバークランプキットに変えた訳ですが、このクランプの高さは純正のトップブリッジに付いているクランプと同じ、35mmでした。そこで別売のオプションロアークランプの45mmを取り寄せ、付け直す事にしました。

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真ん中が35mm、外側が45mm
トップブリッジに取り付けるボルトは流用できます

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クランプの取り外しは
トップブリッジの裏側からナットを外して行います
スクールでジャンプとかやってるせいか
かなり緩んでいたそうです

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高くしたといっても10mmですので
ワイヤー類には全然影響ありませんでした


■替えてみた感じ

   作業が終わったあと、試運転をしてみたのですが、テキメンに変わったと思ったのはベストテクフォームがやりやすくなった事。わずか10mmでこの差はビックリです。というか、それを指摘した先生はさすがですね。
   スロットルの方も、前と違って加速が強烈になりました。コーナーリングの際に、クラッチを切ってアクセルをバンバン言わせるのですが、ちゃんとバンバン言う様になりました(笑)ハイスロにすると低速の操作が若干難しくなる、と言われてますが、自分はあまり気になりませんでした。まぁ、これは直ぐ慣れると思います。
   オンのツーリングなどでは少々シンドくなるのかもしれませんが、レース向きになったかな、と大満足です。