グレート・ストライカー号軽量化計画、というか、これは邪魔なフェンダーをなくしたい、という前々からの希望であたった訳です。しかし、他にお金が掛かりまくり、ようやく改装工作も最終盤になって実現した、という次第です。
■どこのを使うか?
フェンダーレスキットも様々なメーカーから出ていて、形も様々であった事から、なかなか選びかねていた訳ですが、当初は楕円のオーバルタイプを付けたいと思っていました。しかし、オーバルタイプは意外と少なくて、しかも現物を店で見る事が出来ず、手を出しかねていました。
そうこうしているウチに、猿ヶ島で同じXR250に乗っている人が、DRCのエッジフェンダーレスキットを組んでいるのを見かけ、オーバルではモタードみたいになるよ、と言われた事が決め手となって、DRCのフェンダーレスキットを組む事にしました。他社のキットが10,000円前後するのに対して、DRCは7,500円強と安かったのも決めてでした。
リアウインカーは、純正のフェンダーの場合、フェンダーに直付けですので、これも交換します。フロントウインカーでキタコのワレンズミニを使いましたので、こちらは迷わず同じ物を使う事にしました。
リフレクターは要らないという人もいますが、取り締まられたという情報もありましたので、取り付ける事にしました。ただし、四角い舌みたいなのはイヤなので、デイトナの横長のスマートなスリムリフレクターキットを選びました。またナンバープレートを保護したいと思いましたので(レースの時は外すのですが)、POSHのアルミライセンスプレートを使う事にしました。
今回投入のブツ一覧
ナップスのセールで買ったので、全品1割引です
■まずは分解
フェンダーレスキットを組むには、まずサイドカバー、シート、リアカウルをバラして、リアフレームを丸見えにしなければなりません。そしてバッテリーから分岐しているテールランプ&リアウインカー用のコードを外し、リアフェンダーを取り除きます。その際、リアフレームとリアフェンダーを接続している黒い台座は使いますので、取り付けたままにしておきます。
外装を取り外した状態
フェンダーとフレームを接続してる黒い土台は
そのまま使います
■脱着を想定した配線
フェンダーレスキットは、この黒い土台に取り付ける訳ですが、ここでちょっと考えたのは、レースに際してこのフェンダーレスキットも取り外す事を想定したい訳ですが、配線をどうするか。当初想定していたのは、純正の配線をそのまま活かしフェンダーレスキットに接続して、取り外すのはフェンダーレスキットのみとする事。配線はリアカウルの裏に残して、先端をビニテで保護しよう、と考えていました。
しかし、フェンダーレスキットを取り外すには、ここまで外装を外す必要がある事が判り(カウルが付いた状態では、黒い土台が外せなかった)、ここまでバラすのであれば、バッテリーの分岐の根っこから配線を取った方が良かろう、という事になりました。幸いに、フェンダーレスキットからもテールランプ用の配線は長めに付いていましたので、それにウインカーのラインと一緒にコネクターを付けて、配線丸ごとごっそり外す事にしました。
バッテリー基部には、コネクターが二つありますが
テールランプ用の配線だけ外します
配線工事中
フェンダーレスキットのテールランプ用の配線は
ビニールのチューブに入っていますが
それを外して、デイトナの10mmのチューブを買ってきて
リアウインカー用のコードと一緒にまとめました
■完成
配線が決まった後は、バリバリ組むだけです。難しいのは、どの栓をコネクターのどの穴にツッコムかですが、これはテストを繰り返して動作を確認して組み込みました。取り外しをバッテリー基部の根っこからにしたので、純正のパーツと同じ様に組み込めば良いので、さほど手間ではありませんでした。
このレポート、まるで一人でやったかの様な書き方ですが
実は全部、クライゼルの社長にやって貰ってます
この種のギミック系の仕事がめっちゃ上手い人です
組み込みが完了したフェンダーレスキット
ナンバープレート、リフレクターも装備
なんか、別物のバイクみたいになりました!
■要らない物の除去
今回は、この他に要らないと感じた物も外してしまいました。その筆頭がタンデムステップ。レースでは転倒した時に、ここに泥が噛みそうで、前から外したかったのです。ところが、こういう時に限って、この店に相応しからぬ可愛い女の子がお客で来たりしますから、一瞬、考えが止まってしまいました。が、その子はゼファー400に乗って帰りましたので、まずタンデムする事はあるまい、と考えて思い切って外しました。
タンデムステップを取り外したあと
シャフトの穴は、フレームを貫通しているので
ここからフレーム内に泥が入る事はありません
外すか残すか、最後まで悩んだヘルメットホルダー
今回は保留しました
タンデムベルトも外してしまいました
これでシートの上の突っかかりがなくなりました
今回、取り外した物の重量は、リアフェンダー691g、タンデムステップ175g、タンデムベルト67g、ナット類10gの合計943g。取り付けたのはフェンダーレスキットとワレンズミニ、ライセンスプレートにリフレクターの合計568gですが、レース時はナンバーとリフレクターは外すので、残り340g。つまり、約600gの軽量化という訳です。ダイエットした量は少ない訳ですが、見栄えはゴロリと変わってしまいました。少なくとも、テールランプを付けた状態でも、リアの邪魔っ気さはかなり改善された訳です。
これから先、改良するとしたら、ヘルメットホルダーの除去(使いにくい上に、転倒して車体を起こす時、これが邪魔でリアフレームがつかみにく)、メーターのデジタル小型化、その位しか軽量化するところはありません。しかし、9月以降の様々な改装で、だいぶレース仕様らしくなったかな、と自負できる仕上がりになりました。
■どこのを使うか?
フェンダーレスキットも様々なメーカーから出ていて、形も様々であった事から、なかなか選びかねていた訳ですが、当初は楕円のオーバルタイプを付けたいと思っていました。しかし、オーバルタイプは意外と少なくて、しかも現物を店で見る事が出来ず、手を出しかねていました。
そうこうしているウチに、猿ヶ島で同じXR250に乗っている人が、DRCのエッジフェンダーレスキットを組んでいるのを見かけ、オーバルではモタードみたいになるよ、と言われた事が決め手となって、DRCのフェンダーレスキットを組む事にしました。他社のキットが10,000円前後するのに対して、DRCは7,500円強と安かったのも決めてでした。
リアウインカーは、純正のフェンダーの場合、フェンダーに直付けですので、これも交換します。フロントウインカーでキタコのワレンズミニを使いましたので、こちらは迷わず同じ物を使う事にしました。
リフレクターは要らないという人もいますが、取り締まられたという情報もありましたので、取り付ける事にしました。ただし、四角い舌みたいなのはイヤなので、デイトナの横長のスマートなスリムリフレクターキットを選びました。またナンバープレートを保護したいと思いましたので(レースの時は外すのですが)、POSHのアルミライセンスプレートを使う事にしました。
今回投入のブツ一覧
ナップスのセールで買ったので、全品1割引です
■まずは分解
フェンダーレスキットを組むには、まずサイドカバー、シート、リアカウルをバラして、リアフレームを丸見えにしなければなりません。そしてバッテリーから分岐しているテールランプ&リアウインカー用のコードを外し、リアフェンダーを取り除きます。その際、リアフレームとリアフェンダーを接続している黒い台座は使いますので、取り付けたままにしておきます。
外装を取り外した状態
フェンダーとフレームを接続してる黒い土台は
そのまま使います
■脱着を想定した配線
フェンダーレスキットは、この黒い土台に取り付ける訳ですが、ここでちょっと考えたのは、レースに際してこのフェンダーレスキットも取り外す事を想定したい訳ですが、配線をどうするか。当初想定していたのは、純正の配線をそのまま活かしフェンダーレスキットに接続して、取り外すのはフェンダーレスキットのみとする事。配線はリアカウルの裏に残して、先端をビニテで保護しよう、と考えていました。
しかし、フェンダーレスキットを取り外すには、ここまで外装を外す必要がある事が判り(カウルが付いた状態では、黒い土台が外せなかった)、ここまでバラすのであれば、バッテリーの分岐の根っこから配線を取った方が良かろう、という事になりました。幸いに、フェンダーレスキットからもテールランプ用の配線は長めに付いていましたので、それにウインカーのラインと一緒にコネクターを付けて、配線丸ごとごっそり外す事にしました。
バッテリー基部には、コネクターが二つありますが
テールランプ用の配線だけ外します
配線工事中
フェンダーレスキットのテールランプ用の配線は
ビニールのチューブに入っていますが
それを外して、デイトナの10mmのチューブを買ってきて
リアウインカー用のコードと一緒にまとめました
■完成
配線が決まった後は、バリバリ組むだけです。難しいのは、どの栓をコネクターのどの穴にツッコムかですが、これはテストを繰り返して動作を確認して組み込みました。取り外しをバッテリー基部の根っこからにしたので、純正のパーツと同じ様に組み込めば良いので、さほど手間ではありませんでした。
このレポート、まるで一人でやったかの様な書き方ですが
実は全部、クライゼルの社長にやって貰ってます
この種のギミック系の仕事がめっちゃ上手い人です
組み込みが完了したフェンダーレスキット
ナンバープレート、リフレクターも装備
なんか、別物のバイクみたいになりました!
■要らない物の除去
今回は、この他に要らないと感じた物も外してしまいました。その筆頭がタンデムステップ。レースでは転倒した時に、ここに泥が噛みそうで、前から外したかったのです。ところが、こういう時に限って、この店に相応しからぬ可愛い女の子がお客で来たりしますから、一瞬、考えが止まってしまいました。が、その子はゼファー400に乗って帰りましたので、まずタンデムする事はあるまい、と考えて思い切って外しました。
タンデムステップを取り外したあと
シャフトの穴は、フレームを貫通しているので
ここからフレーム内に泥が入る事はありません
外すか残すか、最後まで悩んだヘルメットホルダー
今回は保留しました
タンデムベルトも外してしまいました
これでシートの上の突っかかりがなくなりました
今回、取り外した物の重量は、リアフェンダー691g、タンデムステップ175g、タンデムベルト67g、ナット類10gの合計943g。取り付けたのはフェンダーレスキットとワレンズミニ、ライセンスプレートにリフレクターの合計568gですが、レース時はナンバーとリフレクターは外すので、残り340g。つまり、約600gの軽量化という訳です。ダイエットした量は少ない訳ですが、見栄えはゴロリと変わってしまいました。少なくとも、テールランプを付けた状態でも、リアの邪魔っ気さはかなり改善された訳です。
これから先、改良するとしたら、ヘルメットホルダーの除去(使いにくい上に、転倒して車体を起こす時、これが邪魔でリアフレームがつかみにく)、メーターのデジタル小型化、その位しか軽量化するところはありません。しかし、9月以降の様々な改装で、だいぶレース仕様らしくなったかな、と自負できる仕上がりになりました。
コメント
コメント一覧
XR系のフェンダーレスについて調べていたところ、こちらの記事に辿り着きました。
XR230にDRCのLEDフェンダーレスキットを装着し、リアウィンカーをワレンズウィンカーにしようとしています。
配線後、テストをしたところ、
ワレンズのリアウィンカーが左右点灯しっぱなしで、ウィンカー作動時も点滅しません。
(LEDフェンダーレスの方は正常作動)
フロントのウィンカーは左右純正のままです。
また、ワレンズのアース線は車体フレームと繋げています。
「フロントとリアのウィンカー球のワット数が異なることが原因」だと想像しているのですが、XR250を同様に換装した際、フロントとリアのウィンカーは同時にワレンズにされたのでしょうか?
ご存知でしたらご教示ください。
随分前の話しで、しかもバイク屋の社長任せにしてましたので、詳しくは分からないのですが、
パッと見、接続ミスな様な気がします。
自分の時も、かなり時間をかけて接続を確かめていた様です。
自分はフロントもワレンズにしてましたよ〜
フェンダーレス格好いいので、頑張って下さいね!