サスペンションをオーバーホールするなどというのは、ブロス時代にはまったく考えた事もなくて、実際やって貰わない内に廃車してしまいました。そんな感じだったので、XR250に乗るようになってからも、自分がサスペンションをオーバーホールするまで、このバイクに乗ってるかどうかさえ判っていませんでした。
大体からして、エンジンやサスペンションのオーバーホールをするなどというのは、プロか、プロ並みに乗れる人で、しかも相当乗った後にするもんだ、という印象を持っていました。つまり、プロ並みの乗り方も出来なければ、相当乗るにはまだまだ先の長い自分などは、如何なる箇所のオーバーホールであっても、縁遠い話しだと思っていたのです。
ところが猿ヶ島の諸先輩方に言わせると、最低でも年1回、レース用のマシンだと半年に1回ペースでOHするという。サスペンションだけでなく、ステムやリンクも3ヶ月に一度はグリスアップするとか。という事は、グレート・ストライカー号は、買って以来約2年、何もしてない訳ですから、そろそろサスのメンテをやってやらねばならん、という事です。そこで、いつもレースや練習の時に便乗させて貰っているがんトックさんの掛かり付けのバイク屋さんを紹介して貰い、ドック入りさせてきました。
■フロントフォークOH
取り敢えず、店に持ち込んだ時にお願いしたのは、前後サスのOHでした。というのは、諸先輩方から「やるんだったら前後一緒じゃないと意味がない」といった事を聞いていたからでした。でも、お店で言われたのは、「取り敢えず、過去のレポートと実車を見て判断します」との事でした。つまり、バイクの乗り方は人それぞれで、酷使している人もいれば、そうでない人もいる。自分などは、そうでもない人の部類だと思うのですが、あまり使ってないなら、次回回しにしても構わない、との事でした。
そして結果としは、フロントフォークはOHする事となり、リアサスは今回は見送る事となりました。ただし、スプリングが若干ヘタっている、との事で、アジャスターをノーマルの状態から4周締めておいた、との事でした。実は、体重もそこそこ落ちた事だし、ノーマルに戻そうかと思っていたので、意外に感じました。しかし、リアサスが緩いと、着地した時に「ボヨヨ〜〜ン」と撥ねて、前に出る力が落ちて遅くなってしまうのだそうです。
今回OHしたフロントフォーク
段差越えなどの時のショックが軽減された気がします
リンク回りとリアサス
リンクなどは、コマメに自分で整備出来たら良いんですが
バラせも出来なければ、組立も無理っぽいです(汗
■ステム、リンクのグリスアップ
猿ヶ島の諸先輩も、ステムやリンクのグリスアップは、3ヶ月に一度はやるのだそうです。それどころか、新車で納車されたその時点で、サスもリンクもOHしてしまう、という意見がありました。というのは、組み付けが悪かったり、規定のオイルが入ってなかったり、グリスが少ししか着いてない、という事がままあるのだそうです。経費節減の一環とか。つまり、自分の様なド素人は、最初から多少ヘタった状態で乗ってるので、ホントにヘタった状態が判らないのだそうです。
それはともかくとして、グレート・ストライカー号を買ってかれこれ2年、ステムもリンクも一度もメンテしてませんし、特にレースを始めてからは、練習で泥だらけになる度に、盛大にコイン洗車で洗い倒してますから、オイルが流れてスカスカになっているはずです。ですので、ステム、リンクはバラしてグリスアップして貰いました。
ステム回り
グリスアップで動きがスムーズになりました
■乗ってみた感じ
まず、顕著に違いを感じたのは、リアがググッと上がって、腰から押し上げられる感じがした事。リアサスを4周締めている訳ですから、当然そうなります。去年の夏に5周締めた訳ですが、あの時もこんな感じでした。あと、足つきが若干悪くなったのは、これは致し方ない事です。むしろ、背が高くなったんだから、若干悪路の走破性が良くなったとプラス思考で考えます。それに、両爪先がちゃんと地面について立てますから、デカイ図体に産んでくれた親に感謝です。
フロントフォークは、さすがにOHして貰っただけあって、微細な振動を駆除してくれてる感じがします。またハンドルが軽くなった気がするのは、ステムのグリスアップのお陰でしょうか。
ただし、この種の整備をして貰った時は何時でもそうですが、預ける前と回収した後では、乗り心地が変わってますから、翌日、30kmほど近所を走って、身体をバイクに馴染ませました。
段差越えの練習をしようとして
松の木に激突、ミラーを折りました
でも、段差を越える時にFフォークに来る衝撃は
あまり感じませんでした
*今後の予定
とにかく、お手軽に出来るカスタムという事で、レース用のホイールのスプロケを変更し、さらに低速に強い仕様に替えるつもりをしています。今はF12/R40というセッティングなのですが、レース用はF12/R48という提案を受けました。フロントスプロケが13丁の場合、リアが52丁に相当するセッティングで、これはかなり低速仕様です(レーサーのXRがF13/R48)。ただ、これは今の自分のレベルに合わせたもので、乗ったままでは登れない坂をバイクから降りて押して上がる必要がある場合は、急な坂を下る際、エンブレをさらに効かせるための措置との事でした。
また、マフラーの軽量化も是非とも取り組みたいものです。ただし、最近はエンデューロといえども、騒音の規制が入り始めていて、96デシベル以下のマフラーを着けておくのが無難です。音が小さく軽く、となると、パワーがかなり落ちるのだそうで、パワーを取るか軽さを取るかで、相当悩ましい問題の様です。軽さという点では、スーパートラップなどが良いそうですが、音はやかましい。音を小さくするキットを組むとパワーが落ちるのだそうです。もっとも、ノーマル以下に落ちる事はないそうですが。
どちらの改装も、14日のレースが終わったあとに取り組む事にしました。やはり、どんな改装でも、身体が慣れないウチに実戦投入しても、上手くは乗れないからです。
まずは、レース用のギア比の確立から
低速に強く、アクセル全開に出来る仕様にします
大体からして、エンジンやサスペンションのオーバーホールをするなどというのは、プロか、プロ並みに乗れる人で、しかも相当乗った後にするもんだ、という印象を持っていました。つまり、プロ並みの乗り方も出来なければ、相当乗るにはまだまだ先の長い自分などは、如何なる箇所のオーバーホールであっても、縁遠い話しだと思っていたのです。
ところが猿ヶ島の諸先輩方に言わせると、最低でも年1回、レース用のマシンだと半年に1回ペースでOHするという。サスペンションだけでなく、ステムやリンクも3ヶ月に一度はグリスアップするとか。という事は、グレート・ストライカー号は、買って以来約2年、何もしてない訳ですから、そろそろサスのメンテをやってやらねばならん、という事です。そこで、いつもレースや練習の時に便乗させて貰っているがんトックさんの掛かり付けのバイク屋さんを紹介して貰い、ドック入りさせてきました。
■フロントフォークOH
取り敢えず、店に持ち込んだ時にお願いしたのは、前後サスのOHでした。というのは、諸先輩方から「やるんだったら前後一緒じゃないと意味がない」といった事を聞いていたからでした。でも、お店で言われたのは、「取り敢えず、過去のレポートと実車を見て判断します」との事でした。つまり、バイクの乗り方は人それぞれで、酷使している人もいれば、そうでない人もいる。自分などは、そうでもない人の部類だと思うのですが、あまり使ってないなら、次回回しにしても構わない、との事でした。
そして結果としは、フロントフォークはOHする事となり、リアサスは今回は見送る事となりました。ただし、スプリングが若干ヘタっている、との事で、アジャスターをノーマルの状態から4周締めておいた、との事でした。実は、体重もそこそこ落ちた事だし、ノーマルに戻そうかと思っていたので、意外に感じました。しかし、リアサスが緩いと、着地した時に「ボヨヨ〜〜ン」と撥ねて、前に出る力が落ちて遅くなってしまうのだそうです。
今回OHしたフロントフォーク
段差越えなどの時のショックが軽減された気がします
リンク回りとリアサス
リンクなどは、コマメに自分で整備出来たら良いんですが
バラせも出来なければ、組立も無理っぽいです(汗
■ステム、リンクのグリスアップ
猿ヶ島の諸先輩も、ステムやリンクのグリスアップは、3ヶ月に一度はやるのだそうです。それどころか、新車で納車されたその時点で、サスもリンクもOHしてしまう、という意見がありました。というのは、組み付けが悪かったり、規定のオイルが入ってなかったり、グリスが少ししか着いてない、という事がままあるのだそうです。経費節減の一環とか。つまり、自分の様なド素人は、最初から多少ヘタった状態で乗ってるので、ホントにヘタった状態が判らないのだそうです。
それはともかくとして、グレート・ストライカー号を買ってかれこれ2年、ステムもリンクも一度もメンテしてませんし、特にレースを始めてからは、練習で泥だらけになる度に、盛大にコイン洗車で洗い倒してますから、オイルが流れてスカスカになっているはずです。ですので、ステム、リンクはバラしてグリスアップして貰いました。
ステム回り
グリスアップで動きがスムーズになりました
■乗ってみた感じ
まず、顕著に違いを感じたのは、リアがググッと上がって、腰から押し上げられる感じがした事。リアサスを4周締めている訳ですから、当然そうなります。去年の夏に5周締めた訳ですが、あの時もこんな感じでした。あと、足つきが若干悪くなったのは、これは致し方ない事です。むしろ、背が高くなったんだから、若干悪路の走破性が良くなったとプラス思考で考えます。それに、両爪先がちゃんと地面について立てますから、デカイ図体に産んでくれた親に感謝です。
フロントフォークは、さすがにOHして貰っただけあって、微細な振動を駆除してくれてる感じがします。またハンドルが軽くなった気がするのは、ステムのグリスアップのお陰でしょうか。
ただし、この種の整備をして貰った時は何時でもそうですが、預ける前と回収した後では、乗り心地が変わってますから、翌日、30kmほど近所を走って、身体をバイクに馴染ませました。
段差越えの練習をしようとして
松の木に激突、ミラーを折りました
でも、段差を越える時にFフォークに来る衝撃は
あまり感じませんでした
*今後の予定
とにかく、お手軽に出来るカスタムという事で、レース用のホイールのスプロケを変更し、さらに低速に強い仕様に替えるつもりをしています。今はF12/R40というセッティングなのですが、レース用はF12/R48という提案を受けました。フロントスプロケが13丁の場合、リアが52丁に相当するセッティングで、これはかなり低速仕様です(レーサーのXRがF13/R48)。ただ、これは今の自分のレベルに合わせたもので、乗ったままでは登れない坂をバイクから降りて押して上がる必要がある場合は、急な坂を下る際、エンブレをさらに効かせるための措置との事でした。
また、マフラーの軽量化も是非とも取り組みたいものです。ただし、最近はエンデューロといえども、騒音の規制が入り始めていて、96デシベル以下のマフラーを着けておくのが無難です。音が小さく軽く、となると、パワーがかなり落ちるのだそうで、パワーを取るか軽さを取るかで、相当悩ましい問題の様です。軽さという点では、スーパートラップなどが良いそうですが、音はやかましい。音を小さくするキットを組むとパワーが落ちるのだそうです。もっとも、ノーマル以下に落ちる事はないそうですが。
どちらの改装も、14日のレースが終わったあとに取り組む事にしました。やはり、どんな改装でも、身体が慣れないウチに実戦投入しても、上手くは乗れないからです。
まずは、レース用のギア比の確立から
低速に強く、アクセル全開に出来る仕様にします
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