■勉強方法
3級や4級のアマチュア無線の試験は、「丸暗記」で合格できると言われています。ただし、丸暗記の方法は人それぞれやり方が違うと思うのですが、自分の場合は「丸写し」で対処しました。具体的には、「要点マスター」の解説を各項目ごとに丸写しし、一つの項目の丸写しが終わったらその項目に該当する例題を解いて、間違った問題の解説をまた丸写しする。それを繰り返して間違いが無くなったら、次の項目に進む、というやり方でした。ダイレクトに問題と答えだけを丸暗記する方法もあったのですが、一応は問題に対する理解を深めるために、遠回りですが解説から書きました。
これが済んだあと、例題を全部一気に解いてみました。案の定、最初にやった項目の問題は、半分くらい答えが間違ってましたが、これも全段と同様に間違った部分の解説を書き、計算問題の場合は解説に沿って問題を解き、不正解の数を減らしていきました。計算問題に関しては、公式を覚えて解ける様にするのがベストですが、そこまで頭が良くないので、過去問題が出題されるという情報を信じて、問題と答えを覚える様にしました。
試験一週間前には、要点マスターの方は98%正解を出す事が出来る様になりました。しかし、それでも不安があったので、ネットで模擬問題を探し、それも繰り返し解いて正解率を98%以上まで高めました。最後の最後まで苦手だったのは、工学では「電子回路」の論理回路、法規では「無線局の免許」の免許状の記載事項や「運用」のQ符号で、最後まで間違っていました。3アマでは工学は14問中9問、法規は16問中11問正解であれば合格なので、苦手な問題が出ても他でリカバーする自信を持ってました。また、モールス符号は当初は難しいと思ったのですが、聞き取りテストがないので、海軍式で覚えて解読できる様にしました(これは意外と簡単だった)。

アマチュア無線関連の本には
こうしたイラストが結構載ってたりしますが
こういう子は一人としておりませんっ!
(試験会場にもおらんかった)
■試験当日
東京では3級と4級は、8月を除く毎月第三日曜日に、中央区晴海の日本無線協会本部で、当日申し込みをして受験できる試験があります。4級の場合は午前午後2回試験がありますが、3級は午後1時からの1回だけです。3アマの申し込みは午前11時から、200人定員で締め切りという事になってますが、低迷するアマチュア無線で200人を超える受験者が来るとは思えません(笑)。それでも遅刻防止もかねて、受付開始時刻に合わせて出かけました。
日本無線協会本部は、都営大江戸線勝どき駅A2出口を出て、トリトンスクエアの前を通り過ぎて十字路を右折した直ぐそばにあります。ビルの3階が試験の受付と会場でしたが、自分が着いた時には午前の4アマが終わった後だったようで、意外に多い人数でごった返していました。まずは受付を済ませなければいけません。申し込み用紙を120円で買い、所定の事項を記入して用意しておいた24×30センチの証明写真を貼り付け、5200円支払えば準備OKです。自分の受験番号は6001420番でした。
さて、試験開始の午後1時までは時間があるのですが、他の皆さんは一心不乱に本を見て勉強したり、友達同士で来た中学生っぽいのは雑談したり、お子様連れの人はお子の相手をしたりで、それぞれ時間待ちをしてましたが、自分は今さら勉強しても仕方ないので、椅子に座ってずっと寝てました(爆)。今日、3アマの試験を受けに来たのは、約50人くらい。ほとんどが男性で、年齢も中年が多いのですが、中学生や高校生みたいなのも3分の1くらいいました。一番若かったのは、小学校2年生くらいの男の子で、お母さんと一緒に受験した様です。

日本無線協会本部の入り口
この建物の2階が本部、3階が試験会場�

入り口を入ると、いきなり
デカイ鹿の剥製がドーンとお出迎え
■見事合格
試験開始15分前、係員が試験の説明をして、試験問題を配りました。試験は時間は1時間10分。1時半以降退出可になります。マークシートをしっかり塗りつぶす事とか、間違った時にはしっかり消さないとダブルチェックになるとか、一応国家試験なので不正行為をせずフェアに取り組む事、などなど説明があり、名前書いて、受験番号と生年月日のマークシートを塗りつぶしたら、いよいよ試験開始です。
テストの問題は、……モノの見事に、「要点マスター」に出ていた問題でした。判らない問題などあろうはずもなく、さらさらと解いていき、マークシートを黒々を塗りつぶし、ものの10分もかからないウチに終わってしまいました。ちゃんと見直しもしましたが、問題が延べ30問しかありませんので、あっという間に終わってしまいます。仕方ないので、またも座ったままウツラウツラと居眠りし、そうこうしているウチに退出可の時間が来たので、早々と退出して、従事者免許の申し込みの準備をして、外のベンチに腰掛けて居眠りしながら結果発表まで待ちました。
で、午後3時丁度、待ちに待った結果が廊下に張り出されました。最初、張り出された番号を縦に読んで、自分の番号が飛んでて焦ったのですが、横に読むのだそうです。で、ありました!6001420番。自分の前に2人ほど飛んでましたが、自分のはしっかりありました。一ヶ月の努力が実った訳ですが、他にも実った人が沢山いますので、従免申し込みが込まないうちに、2階の事務所に駆け込み、さっさと2100円払って手続きを済ませ、ついでに840円出して開局申込書も買い、早々に撤退しました。�

試験の前に食べたおにぎり
ゲン担ぎですが
実力で受かってしまいましたw
■感想
初めて4級の要点マスターを手にした時は、果たして合格するやろか、と思ったものでした。3級に移った時は、丸写ししてても、何書いてるかさっぱり判らない体たらくでした。が、めげずに継続し、とうとう3アマを取ってしまいました。結論からいうと、4級取れる暗記力があれば、3級は楽勝です。4級からステップアップするよりも、いきなり3級取った方が、お金も掛からず局免の書き換えも要らず、使える出力や周波数は3アマの方が上です。そんな訳で、いきなり3アマから取って正解だったと思っています。

後日届いた合格通知
3級や4級のアマチュア無線の試験は、「丸暗記」で合格できると言われています。ただし、丸暗記の方法は人それぞれやり方が違うと思うのですが、自分の場合は「丸写し」で対処しました。具体的には、「要点マスター」の解説を各項目ごとに丸写しし、一つの項目の丸写しが終わったらその項目に該当する例題を解いて、間違った問題の解説をまた丸写しする。それを繰り返して間違いが無くなったら、次の項目に進む、というやり方でした。ダイレクトに問題と答えだけを丸暗記する方法もあったのですが、一応は問題に対する理解を深めるために、遠回りですが解説から書きました。
これが済んだあと、例題を全部一気に解いてみました。案の定、最初にやった項目の問題は、半分くらい答えが間違ってましたが、これも全段と同様に間違った部分の解説を書き、計算問題の場合は解説に沿って問題を解き、不正解の数を減らしていきました。計算問題に関しては、公式を覚えて解ける様にするのがベストですが、そこまで頭が良くないので、過去問題が出題されるという情報を信じて、問題と答えを覚える様にしました。
試験一週間前には、要点マスターの方は98%正解を出す事が出来る様になりました。しかし、それでも不安があったので、ネットで模擬問題を探し、それも繰り返し解いて正解率を98%以上まで高めました。最後の最後まで苦手だったのは、工学では「電子回路」の論理回路、法規では「無線局の免許」の免許状の記載事項や「運用」のQ符号で、最後まで間違っていました。3アマでは工学は14問中9問、法規は16問中11問正解であれば合格なので、苦手な問題が出ても他でリカバーする自信を持ってました。また、モールス符号は当初は難しいと思ったのですが、聞き取りテストがないので、海軍式で覚えて解読できる様にしました(これは意外と簡単だった)。

アマチュア無線関連の本には
こういう子は一人としておりませんっ!
(試験会場にもおらんかった)
■試験当日
東京では3級と4級は、8月を除く毎月第三日曜日に、中央区晴海の日本無線協会本部で、当日申し込みをして受験できる試験があります。4級の場合は午前午後2回試験がありますが、3級は午後1時からの1回だけです。3アマの申し込みは午前11時から、200人定員で締め切りという事になってますが、低迷するアマチュア無線で200人を超える受験者が来るとは思えません(笑)。それでも遅刻防止もかねて、受付開始時刻に合わせて出かけました。
日本無線協会本部は、都営大江戸線勝どき駅A2出口を出て、トリトンスクエアの前を通り過ぎて十字路を右折した直ぐそばにあります。ビルの3階が試験の受付と会場でしたが、自分が着いた時には午前の4アマが終わった後だったようで、意外に多い人数でごった返していました。まずは受付を済ませなければいけません。申し込み用紙を120円で買い、所定の事項を記入して用意しておいた24×30センチの証明写真を貼り付け、5200円支払えば準備OKです。自分の受験番号は6001420番でした。
さて、試験開始の午後1時までは時間があるのですが、他の皆さんは一心不乱に本を見て勉強したり、友達同士で来た中学生っぽいのは雑談したり、お子様連れの人はお子の相手をしたりで、それぞれ時間待ちをしてましたが、自分は今さら勉強しても仕方ないので、椅子に座ってずっと寝てました(爆)。今日、3アマの試験を受けに来たのは、約50人くらい。ほとんどが男性で、年齢も中年が多いのですが、中学生や高校生みたいなのも3分の1くらいいました。一番若かったのは、小学校2年生くらいの男の子で、お母さんと一緒に受験した様です。

日本無線協会本部の入り口

入り口を入ると、いきなり
■見事合格
試験開始15分前、係員が試験の説明をして、試験問題を配りました。試験は時間は1時間10分。1時半以降退出可になります。マークシートをしっかり塗りつぶす事とか、間違った時にはしっかり消さないとダブルチェックになるとか、一応国家試験なので不正行為をせずフェアに取り組む事、などなど説明があり、名前書いて、受験番号と生年月日のマークシートを塗りつぶしたら、いよいよ試験開始です。
テストの問題は、……モノの見事に、「要点マスター」に出ていた問題でした。判らない問題などあろうはずもなく、さらさらと解いていき、マークシートを黒々を塗りつぶし、ものの10分もかからないウチに終わってしまいました。ちゃんと見直しもしましたが、問題が延べ30問しかありませんので、あっという間に終わってしまいます。仕方ないので、またも座ったままウツラウツラと居眠りし、そうこうしているウチに退出可の時間が来たので、早々と退出して、従事者免許の申し込みの準備をして、外のベンチに腰掛けて居眠りしながら結果発表まで待ちました。
で、午後3時丁度、待ちに待った結果が廊下に張り出されました。最初、張り出された番号を縦に読んで、自分の番号が飛んでて焦ったのですが、横に読むのだそうです。で、ありました!6001420番。自分の前に2人ほど飛んでましたが、自分のはしっかりありました。一ヶ月の努力が実った訳ですが、他にも実った人が沢山いますので、従免申し込みが込まないうちに、2階の事務所に駆け込み、さっさと2100円払って手続きを済ませ、ついでに840円出して開局申込書も買い、早々に撤退しました。�

試験の前に食べたおにぎり
実力で受かってしまいましたw
■感想
初めて4級の要点マスターを手にした時は、果たして合格するやろか、と思ったものでした。3級に移った時は、丸写ししてても、何書いてるかさっぱり判らない体たらくでした。が、めげずに継続し、とうとう3アマを取ってしまいました。結論からいうと、4級取れる暗記力があれば、3級は楽勝です。4級からステップアップするよりも、いきなり3級取った方が、お金も掛からず局免の書き換えも要らず、使える出力や周波数は3アマの方が上です。そんな訳で、いきなり3アマから取って正解だったと思っています。

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