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   このXR250を買ったのは2006年11月末の事なんですが、早いもので18ヶ月点検の時期がやってきました。18ヶ月で9000km近く乗った訳ですが、通勤とかに使っている訳でなく、平均月1回程度のツーリングでしか使ってない訳ですから、まぁそれなりに乗ったかなぁ、という感想です。もっともっと乗りたい訳ですが、これからはエンデューロの練習などで、さらに乗る機会(というか壊す機会)が増えるでしょう。
   昨日の作業のあと、グレート・ストライカー号は一晩バイク屋に預かって貰い、午前中にその18ヶ月点検を済ませて貰いました。また、体重が80kgを切ったのに合わせて、リアサスも1周緩めて貰い、3周にしました。これで着地の時のショックの吸収は大分良くなった筈です。
という訳で、前編の続きです。



■足回り強化工作(続き)
   昨日に引き続き、足回りの強化工作です。まずはZETAのヒールガード。ところが、いきなり買ってきたヒールガードが付かない事が判明。ちゃんとナップス の店員に確認して買ってきたのに〜〜と、ネットで調べてみると、型番82-2005は03年式のXR250モタード用で、XR250は82-2001で全 年型共通の様です。自分もナップスの店員もそうとは思わなかったのです。ここら辺は、ZETAのカタログがちょっと不親切かなぁ〜という気がします。が、 付かない物は仕方ないので、気を取り直して、他のパーツをバリバリ付けて貰いました。

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こんな感じで、ボルトの穴が合いません
普通のXR250とモタードでは
タイヤの径が違ってチェーンラインが異なるのか
スイングアームが別物みたいです


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チェーンガイドブレース
純正のチェーンガイドの外に付けます
その分、チェーンガイドが内側に凹む訳ですが
チェーンに干渉しないか、ちょっと心配……


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リアディスクガード
こちらもポン付け出来ますが
これでガードになるのかどうなのか……
壊れる時は、スイングアームについてる根っこの方が折れそうです



   付ける前は、格好良さそうに思えてたパーツなのですが、実際に付けてみると、何となく余計な物を付けた様な気分になりました。まぁ、ガードというくらいで すから、ガードとしての役割を果たしてくれれば良いのですが、先日の富士ヶ嶺の練習からすると、ここらが壊れる様な事は無さそうにも感じます。ま、あまり 意味がないようであれば、人気商品だと思うので転売すれば良いでしょう(爆)
最後は、プロスキルのアンダーガードを取り付けて、部品の取り付け作業は全部終わりました。

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こればかりは、色んな人から羨ましがられます
高かったけど、実際にガードにガンガン石が当たる音がすると
付けてて良かった〜〜、と思います


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プラグも交換
買って以来、一度も交換した事がありませんでした(汗
でも、良い感じに焼けています



■ハンドル&レバー調整

   今回の改装で一番大事に感じてたのは、レバーを2本指で操作出来るように調整する事と、スタンディング寄りにハンドルを調整する事でした。今までは、べっ たりシートに座り、ショートレバーに3本指を掛けて操作していた訳ですが、コースを走ってみると、スタンディングする機会は多いし、レバーは1〜2本の指 で操作しないとやりにくい。ところが、今までのセッティングでは、スタンディングした時に、手首が反り返ってしんどいし、人差し指と中指でレバーを握る と、薬指にレバーがぶつかったり、クラッチが切りきれてなかったり、という具合でやりにくかったのです。
   まず、サイドスタンドの下に台を置いて 貰って、車体が垂直になるようにして、スタンディング。で、バイク屋のあんちゃんにハンドルクランプを緩めて貰って、「こんな感じ?」「いや、もう気持ち だけ下」という具合に調整。仮止めしてもらって、今度はレバーの位置合わせ。ハンドルを上げた分、気持ちレバーを下げて貰って、位置をかっちり決めまし た。続いて、レバーの調整。ピボットレバーは、根っこの部分のボルトを調整する事で、レバーとハンドルの間の量を決められます。人差し指と中指で握って、 薬指に干渉しない程度で調整し、クラッチの方も少し握ったらクラッチが切れる様に調整して、かっちり締め込みました。

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根っこを締め込み中
値段が高いだけあって、調整も融通が利きます


■試運転

   取り敢えず、間違って買ったヒールガードを交換して貰いに、ナップス足立まで行ってみる事にしました。
   まず感じた事は、ハンドルがアップしたために、シッティングの時はちょっと脇が開く様な感じになった事。まぁ、これは当然というか仕方ないというか、そういうもんなので慣れるまでです。逆にスタンディングの時は、手首や姿勢が楽になりました。
   リアサスを2周まで戻したので、柔らかくなってショックの吸収力はアップした気がします。その代わり、ちょっと遅くなった気がします。これは去年、5周ま でリアサスを締めた時、格段にスピードが上がった感じがしたのと逆の現象なのでしょう。リアサスと速度がどういう相関関係にあるのか判りませんが、早く走 りたければ噴かせば良いので、大した問題ではありません(それに去年よりも20kg痩せたので、相対的に出力は上がってるはず)。それよりも、サスが硬く て着地の衝撃が大きい方が問題です。
   レバーの調整は、一発でバッチリでした。試しに、行き帰りはずっと2本指で操作したのですが、何ら問題なく操作できました。また、ピボットレバーは断面が四角気味だからか、指にがっちり食い込む感じで、操作がし易かったです。

(後述)
   グレート・ストライカー大改装の後編は、 足回りの強化パーツの取り付けだった訳ですが、ヒールガードがモタード用だったという事で、店に交換して貰う事になり、同時に品切れだったフロントスプロ ケットガードも注文したため、到着まで作業は中断していました。で、1週間後、ようやくパーツが届いたという連絡が入り、いそいそと取り付ける事にしまし た。

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今回の大改装は、全部ZETAのパーツを使っています
別にZETAの回し者じゃないんですけどね(汗
まぁ、格好いいから良いでしょう


   まずは、フロントスプロケットガードから。純正のガードを外し、ZETAのパーツを付けるだけ、と簡単に考えていたのですが、あにはからんや、長短2つの カラーが入っていて、どっちが上か下か判らないまま、長い方を下にして、長いビスをねじ込み、さて上に短いのをつけてやろうと思ったら、何となくガードが 斜めに付いていて、ちゃんと付かない。そういえば、下のビスをねじ込む時、なんか削りカスみたいなのがパラパラ落ちていた。よく見たら、どうも長いカラー とビスが上で、短い方は下だった様です。無理に斜めにビスをねじ込んでいたらしく、これはエライこっちゃ、と慌てて取り替え、長い方を上、短い方を下にし て付け直しました。今度はバッチリ。下の方は、斜めにねじ込んでしまったので、ネジがバカになったかと思ったのですが、短い方のビスを入れたら、ちゃんと 締め込む事が出来ました。さすがはホンダのバイクです。

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取り外した純正のフロントスプロケットカバー
オイルと泥が固まって
エンガチョーな状態になってます


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これがフロントスプロケット
オイルが飛んだところが、グチャグチャ
今日は忙しかったので掃除は後日回しにしました

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説明書も何もなかったので
テキトーに長い方を下に入れてしまいました
(説明書くらい入れて欲しい)


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ちゃんと収まったフロントスプロケットガード
横からも上からも丸見え
これはら泥もゴミも溜まらず、掃除もし易そうです


   続いて、ヒールガードの取り付け。こっちはそれこそ、ポン付けです。スイングアームのステーの外側か内側のどっちに付けるか、ちょっとだけ悩みましたが、外側で正解だった様です。

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これでガードになってるのかどうか判りません(爆)
まぁ、チェーンに油差すのは簡単ですね


   最後に、前回交換したグリップにステンレスワイヤーを巻いて、今日の作業は完了。また大改装もこれにて終了。あとはコースでバンバン練習しまくるだけです。
今回付けたパーツは、取り敢えず前々から付けたかった物だったので、思い切って大枚はたいて付けたのですが、実戦において必要性が乏しい様であれば、容赦なく外してネットオークション送りにするつもりです。役立たないパーツは付けっぱなしにする余裕はないのです。