前回5月5日の富士ヶ嶺練習で明確に判った事は、
■ピボットレバー&純正ハンドガード装着
まず、アチェルビスのブッシュガードを外して、それに替わる物の装着を行いました。それに替わる物とは、ZETAのピボットレバーとホンダ純正のブッシュガードです。
レバーは、ブッシュガードに合わせてRALLY491ショートレバーを付けていましたが、ブッシュガードに換えるからには転倒して折れてしまう可能性が大です。ピボットレバーは、転倒時にレバーが前方に曲がる事で、レバーが折れてしまう事を防ぐ有名な物で、アルミ削りだしの上等なレバーです。1本5600円もす る代物ですが、「3回レバーが折れたと思えば安いもの」という考え方がある事を紹介しておきましょう。セールなら多少は安くなる様ですが、あいにくGWは 出勤&沼津方面で作戦してましたので、平価で買ってきました。
ナックルガードは、昔のオフ車には必ずといって良いほど付いていましたが、最近は モタードだのストリートオフだのが流行りなのか、XR250の新車状態では付いていません。まぁ、格好いいか悪いか、あるいはピボットレバーを使うのに ナックルガードはどうなんよ?という見方もありますが、自分の場合、何をするにしても高速道路を使いますので、風除けのあるなしは結構重要です。また、エ ンデューロなどでも、前車が跳ね上げる小石などから手を守る意味もあると言いますし、仮に転けても鉄骨など入ってませんから、割れるだけでレバーに干渉す る事はあるまい、と考えて採用しました。
→の方向から外力がかかり内側に凹んだガード
レバーに干渉し、操作がしにくいだけでなく
ブレーキランプが点きっぱなしになっていた
仮付けされたピボットレバー(クラッチ)
グリップは一年使ってましたので
一緒に交換する事にしました
ところが、ここで重大な問題を発見しました。というのは、純正のナックルガードのレバーの根っこが入る部分が狭くて、ピボットレバーの根っこが収まらな い、という事が判ったのです。無理に入れようとすると、ナックルガードの根っこがハの字に広がるだけでなく、レバーが元通りに戻りません。そこで、「獣神 サンダー・ライガー」の異名をとるバイク屋の社長が、華麗なサンダーさばきで新品のナックルガードの根っこ部分がガリガリと削り落とされ、ピボット レバーの根っこが収まる様に加工されました。削った分、多少は強度が落ちるのでしょうが、レバーを削ったりするよりは遙かにマシですし、そもそもナックルガードは消耗品と心得ているので、社長の発想を大いに賞賛しました。
ナックルガードを削る社長
このサンダーで、昨日はスズキ・アクロスの壊れたカウルを削って
産業廃棄物に出しやすくしてましたw
良い感じに根っこがえぐれたナックルガード
これ以上やったら折れちゃう
という寸止め技の名人です
はい、ご覧の通り
上等なピボットレバーは一切加工せずに
きっちりナックルガードを付けてくれました
クラッチレバー側がえらく大変だったので、ブレーキ側はどうなんだろうと思ったら、こっちは別に何もしなくてもポッコリ付いてしまいました。ただし、レバーの基部を保護するブーツは取り付ける事が出来ません。まぁ、付けたらレバーが前に曲がらなくなってしまいますが。
今回は、レバーやガードの交換の他に、グリップやスロットルチューブの交換も行いました。グリップは、去年と同様、プログリップの798グリップ、スロッ トルチューブはZETAのテフロンスロットルチューブです。また、グリップエンドにZETAのバーエンドグリップを付けました。
アクセルワイヤーを組み込み中
何でこんなにヤヤコシイのか、毎回悩みます
今回、バイク屋の社長に頼んだのも
これが面倒だったからです
グリップとバーエンドプラグ
グリップは今年はブラック&グレーのツートンカラー
バーエンドプラグはチタンカラーです
格好いいですね
■保安部品取り外し演習
エンデューロでは市販車も投入する事が出来ますが、ミラーやナンバープレートなどは外す事がレギュレーションで決められている事が多い。中には、ウイン カー、サイドスタンド、メーターまで外す事を求めるレースもあり、このXRで参加する以上はそれらのレギュに対応できる様にしておく必要があります。さし あたって、前後ウインカー、テールランプ、リアフェンダーを現地で取り外し、かつ取り付けて帰れる様になっておこうと考えました。
そこでバイク屋の社長に教えて貰い、ヘッドライトを外し、前のウインカーを外してみました。ウインカーを車体に取り付けているステーは、フロントフォーク部に付 いているのですが、これを外すのは結構体力の要る事でした。外して外せない事はないが、出来ればやりたくない、というのが率直な感想でした。後ろのウイン カーやテールランプが付いているリアフェンダーも、リアカウルとサイドカバーを外せば、フレームから外せる事が判っていましたが、大変なので止めときまし た。
まぁ、レースにも色んなレギュがあるので、あまりハードなのは敬遠して、まずは自走でも出やすいレースから攻略する事として、この演習は途中で止めました。
ウインカーステーを取り外し中
やれない事はないですが、面倒です
結局、壊れたウインカーのレンズだけ交換しました
■足回り強化工作
足回りといっても、サス関係ではなく、出っ張ってる部分のガード類です。エンジン下部のアンダーガードは去年付けた訳ですが、その後は資金難から強化は滞ってました。まぁ、別に今、資金が潤沢になった訳ではありませんが、やる気になった今しか、お金はかけられません。
まず付けたのは、純正部品のリアキャリパーガード。昔にXRには出荷時から付いていた様ですが、今はコスト削減のためか、付ける穴は開いているのに、付いていません。それを取り寄せて付けてみました。
これを付けたらどうなのか、という問題もありますが
やっぱり付けたら付けたで、格好いいですね
まぁ、ここが壊れる時は
他も大破損だと思うのですが……
- ブッシュガードは転倒時に衝撃で歪んでしまい、レバーに干渉する。
- 転倒時の破損には極度に強いが、ウインカーなど出ている部分は度を超えると破損する。
- スタンディング時に手が反り返りつらい。
- リアサスが硬く、ジャンプの着地時の衝撃が大きい。
■ピボットレバー&純正ハンドガード装着
まず、アチェルビスのブッシュガードを外して、それに替わる物の装着を行いました。それに替わる物とは、ZETAのピボットレバーとホンダ純正のブッシュガードです。
レバーは、ブッシュガードに合わせてRALLY491ショートレバーを付けていましたが、ブッシュガードに換えるからには転倒して折れてしまう可能性が大です。ピボットレバーは、転倒時にレバーが前方に曲がる事で、レバーが折れてしまう事を防ぐ有名な物で、アルミ削りだしの上等なレバーです。1本5600円もす る代物ですが、「3回レバーが折れたと思えば安いもの」という考え方がある事を紹介しておきましょう。セールなら多少は安くなる様ですが、あいにくGWは 出勤&沼津方面で作戦してましたので、平価で買ってきました。
ナックルガードは、昔のオフ車には必ずといって良いほど付いていましたが、最近は モタードだのストリートオフだのが流行りなのか、XR250の新車状態では付いていません。まぁ、格好いいか悪いか、あるいはピボットレバーを使うのに ナックルガードはどうなんよ?という見方もありますが、自分の場合、何をするにしても高速道路を使いますので、風除けのあるなしは結構重要です。また、エ ンデューロなどでも、前車が跳ね上げる小石などから手を守る意味もあると言いますし、仮に転けても鉄骨など入ってませんから、割れるだけでレバーに干渉す る事はあるまい、と考えて採用しました。
→の方向から外力がかかり内側に凹んだガード
レバーに干渉し、操作がしにくいだけでなく
ブレーキランプが点きっぱなしになっていた
仮付けされたピボットレバー(クラッチ)
グリップは一年使ってましたので
一緒に交換する事にしました
ところが、ここで重大な問題を発見しました。というのは、純正のナックルガードのレバーの根っこが入る部分が狭くて、ピボットレバーの根っこが収まらな い、という事が判ったのです。無理に入れようとすると、ナックルガードの根っこがハの字に広がるだけでなく、レバーが元通りに戻りません。そこで、「獣神 サンダー・ライガー」の異名をとるバイク屋の社長が、華麗なサンダーさばきで新品のナックルガードの根っこ部分がガリガリと削り落とされ、ピボット レバーの根っこが収まる様に加工されました。削った分、多少は強度が落ちるのでしょうが、レバーを削ったりするよりは遙かにマシですし、そもそもナックルガードは消耗品と心得ているので、社長の発想を大いに賞賛しました。
ナックルガードを削る社長
このサンダーで、昨日はスズキ・アクロスの壊れたカウルを削って
産業廃棄物に出しやすくしてましたw
良い感じに根っこがえぐれたナックルガード
これ以上やったら折れちゃう
という寸止め技の名人です
はい、ご覧の通り
上等なピボットレバーは一切加工せずに
きっちりナックルガードを付けてくれました
クラッチレバー側がえらく大変だったので、ブレーキ側はどうなんだろうと思ったら、こっちは別に何もしなくてもポッコリ付いてしまいました。ただし、レバーの基部を保護するブーツは取り付ける事が出来ません。まぁ、付けたらレバーが前に曲がらなくなってしまいますが。
今回は、レバーやガードの交換の他に、グリップやスロットルチューブの交換も行いました。グリップは、去年と同様、プログリップの798グリップ、スロッ トルチューブはZETAのテフロンスロットルチューブです。また、グリップエンドにZETAのバーエンドグリップを付けました。
アクセルワイヤーを組み込み中
何でこんなにヤヤコシイのか、毎回悩みます
今回、バイク屋の社長に頼んだのも
これが面倒だったからです
グリップとバーエンドプラグ
グリップは今年はブラック&グレーのツートンカラー
バーエンドプラグはチタンカラーです
格好いいですね
■保安部品取り外し演習
エンデューロでは市販車も投入する事が出来ますが、ミラーやナンバープレートなどは外す事がレギュレーションで決められている事が多い。中には、ウイン カー、サイドスタンド、メーターまで外す事を求めるレースもあり、このXRで参加する以上はそれらのレギュに対応できる様にしておく必要があります。さし あたって、前後ウインカー、テールランプ、リアフェンダーを現地で取り外し、かつ取り付けて帰れる様になっておこうと考えました。
そこでバイク屋の社長に教えて貰い、ヘッドライトを外し、前のウインカーを外してみました。ウインカーを車体に取り付けているステーは、フロントフォーク部に付 いているのですが、これを外すのは結構体力の要る事でした。外して外せない事はないが、出来ればやりたくない、というのが率直な感想でした。後ろのウイン カーやテールランプが付いているリアフェンダーも、リアカウルとサイドカバーを外せば、フレームから外せる事が判っていましたが、大変なので止めときまし た。
まぁ、レースにも色んなレギュがあるので、あまりハードなのは敬遠して、まずは自走でも出やすいレースから攻略する事として、この演習は途中で止めました。
ウインカーステーを取り外し中
やれない事はないですが、面倒です
結局、壊れたウインカーのレンズだけ交換しました
■足回り強化工作
足回りといっても、サス関係ではなく、出っ張ってる部分のガード類です。エンジン下部のアンダーガードは去年付けた訳ですが、その後は資金難から強化は滞ってました。まぁ、別に今、資金が潤沢になった訳ではありませんが、やる気になった今しか、お金はかけられません。
まず付けたのは、純正部品のリアキャリパーガード。昔にXRには出荷時から付いていた様ですが、今はコスト削減のためか、付ける穴は開いているのに、付いていません。それを取り寄せて付けてみました。
これを付けたらどうなのか、という問題もありますが
やっぱり付けたら付けたで、格好いいですね
まぁ、ここが壊れる時は
他も大破損だと思うのですが……
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