今までのドラゴンフライに対する評価は、今までのMSRのストーブに比べてもやたらに大きい事、やたらゴテゴテしててデザインに無駄がある、というものでした。つまり、軽量はともかく小型の原則には合わない、と考えていた訳です。
しかし、ボトルを接続してセットした感じは、それなりにコンパクトです。これはフェルチューブが短いからで、お陰でベニヤ板の上に乗り切る感じになりました。
取説には「プレヒートの火は当初サッカーボールくらいになる」と書いてありますが、プレヒートが少ないとそうな。そうならない為に、しっかりとプレヒートしましょう。プレヒートの火は、バーナーの受けになっているアルミのカップで爆発が抑制されてるみたいに感じます。プレヒートの火は横に広がるよりも上に上がる感じです。
プレヒートは炎が小さくなるまで、具体的にはバーナーヘッドの中くらいまでに収まるまで続けますが、結構長時間ですので、その間にもくもく黒煙が上がり6畳間でさえも頭痛くなるくらいでした。ですので、間違ってもテントの中でやらない方が無難です。
火が収まってきたら、コントロールバルブを開いて本点火。いきなり「ブオー」と火が噴き出します。プレヒートが足りない時は、ここで火柱が上がりますが、だからといってNOVAみたいに失火する訳ではなく、こまめにコントロールバルブを開け閉めしてやれば、その内に火が青く安定してきます。そのままコントロールバルブは全開まで開いて、火力調整はワイヤーハンドルで行います。確かに火力調整は最大火力からとろ火までOK。そして最大火力の時は聞きしに勝る爆音です。もっとも、中火〜弱火ではオプティマス123R程度ですが。
オプティマスNOVAの時は、点いたり点かなかったりと、かなり気難しい性格をしていましたが、ドラゴンフライはそんな事は全然なくて、説明書通りに扱えばちゃんと火は点きます。火力調整もNOVAよりは全然ドラゴンフライの方が得意そうです。
自分の場合はバイクで行動がメインですから、とりあえずはレギュラーガソリンで事足ります。で、早速燃やした訳ですが、キレイに青く燃焼し、とろ火にしても煤も出さず、鍋底もあまり黒くならず、さすがは堂々と自動車用ガソリンも使用可と書くだけの事はありました。
もっとも、当節ガソリンも高いですから(2007年11月現在、リッター150円)、1泊くらいなら灯油を使っても良いかもしれません。
そこで、オプティマスNOVAと同様に、ボトルを反転させ、内圧を抜く要領で消火してみました。ただし、ドラゴンフライのフェルチューブはNOVAほど長くも柔らかくもないので、NOVAと同様の曲がり方はしません。そこで、フェルチューブとボトルをつなぐブロックの部分を回す事で反転させます。
この要領で消火した場合は、フェルチューブをボトルから抜く前に、反転させた状態でコントロールバルブを閉鎖する事。でないとボトルを元の姿勢に戻したり、チューブを抜いた時に、ポンプから燃料が漏れる可能性があります。

さすがにケースに入れると大きくなるが
ソフトバッグよりは安心してパッキングできる
ストーブの上に重い物を入れない、など
工夫をすれば、ソフトバッグでも大丈夫?

ウインドスクリーン、給油用のチューブ 入れようと思ったら
プレヒート用のアルコールボトルも入る
しかし、ポンプは入れるスペースが無かった

オプティマスCRUXや123Rと比べると
やっぱり大きく嵩張る ただし、重さはボトルを入れても
123R程度 後ろの軍手被ったのがボトル
ボトルのフタの代わりにポンプを付けっぱなしにするのは、見た目は大丈夫そうです。ただし、ポンプ部に軍手などを被せて保護しておいた方が安心出来そうです。もっとも、使わない時も付けっぱなしというのは感心できないので、保管時ははずして通常のキャップを付けた方が良いと思っています。
ただ、惜しむらくは、1〜2泊のソロキャンプでは明らかにオーバースペックである事です。バイクを使う作戦であれば、マルチフェルである事はあまり利点になりませんし、ボトルが大きくてもやはり利点ではありません。展開サイズが大きくなるのもソロテントの中で使う(特に雨の日などはそうせざるを得ない)に不利ですし、プレヒートが派手であるため、雨でもプレヒートは外でやらねばなりません。パッキングサイズが大きいのも、極力荷物を少なくしたいソロキャンプでは不利な要素です。
従って、このストーブが活躍するシチュエーションは、長期間のツーリングや複数人で鍋でも囲む様な宴会ツーリング、という事になろうかと思います。その点をふまえた上で使うのであれば、オプティマスNOVAよりも遙かに使いやすい分離型ストーブです。
にも関わらず手を出したのは、「タダ単に欲しくなった」からでした。気になると止まらないもので、ネットでドラゴンフライ関係の情報をあさった訳ですが、オプティマスNOVAに比べると圧倒的にドラゴンフライの方が情報が多く、故にますます欲しくなったのでした。
■ ホワイトガス、灯油、自動車用無鉛ガソリンが利用可能
■ 最高出力 約2,192Kcal/h
■ 本体+ポンプの重量:395g
■ 総重量:510g
■ 最高出力 約2,192Kcal/h
■ 本体+ポンプの重量:395g
■ 総重量:510g
■外観
ドラゴンフライそれ自体は、分離型ストーブの中では大きい部類に入ると思います。もっとも、大きく見えているのは、小型のダッチオーブも乗ると称される3本の五徳で、確かに4リットルのヤカンを乗せても大丈夫なくらいデカイです。しかし、ボトルを接続してセットした感じは、それなりにコンパクトです。これはフェルチューブが短いからで、お陰でベニヤ板の上に乗り切る感じになりました。
■点火
ドラゴンフライもポンピングとプレヒートを必要とする訳ですが、ポンピングはやはり50回くらいはした方が良さそうです。プレヒートの手順は付属の取説(9ヶ国語個別対応w)にも書いてありますし、自分はここを参考にしました。取説には「プレヒートの火は当初サッカーボールくらいになる」と書いてありますが、プレヒートが少ないとそうな。そうならない為に、しっかりとプレヒートしましょう。プレヒートの火は、バーナーの受けになっているアルミのカップで爆発が抑制されてるみたいに感じます。プレヒートの火は横に広がるよりも上に上がる感じです。
プレヒートは炎が小さくなるまで、具体的にはバーナーヘッドの中くらいまでに収まるまで続けますが、結構長時間ですので、その間にもくもく黒煙が上がり6畳間でさえも頭痛くなるくらいでした。ですので、間違ってもテントの中でやらない方が無難です。
火が収まってきたら、コントロールバルブを開いて本点火。いきなり「ブオー」と火が噴き出します。プレヒートが足りない時は、ここで火柱が上がりますが、だからといってNOVAみたいに失火する訳ではなく、こまめにコントロールバルブを開け閉めしてやれば、その内に火が青く安定してきます。そのままコントロールバルブは全開まで開いて、火力調整はワイヤーハンドルで行います。確かに火力調整は最大火力からとろ火までOK。そして最大火力の時は聞きしに勝る爆音です。もっとも、中火〜弱火ではオプティマス123R程度ですが。
オプティマスNOVAの時は、点いたり点かなかったりと、かなり気難しい性格をしていましたが、ドラゴンフライはそんな事は全然なくて、説明書通りに扱えばちゃんと火は点きます。火力調整もNOVAよりは全然ドラゴンフライの方が得意そうです。
*アルコールでプレヒート
室内でレギュラーガソリンを使ってプレヒートすると、身体に悪そうな黒煙が上がって気分も悪くなるので、燃料用アルコールを使ってプレヒートしてみました。結論からいうと、アルコールを使ってもプレヒートは出来ます。ただし、たっぷりアルコールをかけて(スポイトに3本くらい)たっぷりプレヒートしないと、コントロールバルブを開けた時、火柱が上がります。もっとも、火が安定するまでコントロールバルブをこまめに開け閉めします。この要領だと、黒煙は上がりませんが、火柱は上がる可能性があるので、やはりテントの中ではやらない方が良いでしょう。
■燃料
マルチフェールという事で、軽油やジェット燃料なんかも使えるらしいですが、日常的にありふれた燃料としては、レギュラーガソリンと灯油という事になろうかと思います。NOVAの場合はジェットの交換なしにどっちの燃料も使えたらしいですが、ドラゴンフライはジェットの交換が必要です。もっとも、 NOVAは灯油を使うと鍋底にべったりタールが付くとかで、だったらジェットは交換式の方がいい、という意見が多い様です。自分の場合はバイクで行動がメインですから、とりあえずはレギュラーガソリンで事足ります。で、早速燃やした訳ですが、キレイに青く燃焼し、とろ火にしても煤も出さず、鍋底もあまり黒くならず、さすがは堂々と自動車用ガソリンも使用可と書くだけの事はありました。
もっとも、当節ガソリンも高いですから(2007年11月現在、リッター150円)、1泊くらいなら灯油を使っても良いかもしれません。
■消火
通常の消火方法では、ワイヤーハンドルを全開にして、コントロールバルブを閉めて、フェルチューブの燃料を燃やしきって消化する要領ですが、この方法だとフェルチューブをボトルから抜いた時、どうしてもフェルチューブの中に残った燃料が漏れてしまいます。そこで、オプティマスNOVAと同様に、ボトルを反転させ、内圧を抜く要領で消火してみました。ただし、ドラゴンフライのフェルチューブはNOVAほど長くも柔らかくもないので、NOVAと同様の曲がり方はしません。そこで、フェルチューブとボトルをつなぐブロックの部分を回す事で反転させます。
この要領で消火した場合は、フェルチューブをボトルから抜く前に、反転させた状態でコントロールバルブを閉鎖する事。でないとボトルを元の姿勢に戻したり、チューブを抜いた時に、ポンプから燃料が漏れる可能性があります。
■小さいクッカーの乗せ方
ドラゴンフライは、小さなダッチオーブンくらいなら乗せれる大きさの五徳を装備している訳ですが、その代わりシエラカップなどの小さなクッカーは乗せられません。そこで、ステンレスの棒でアダプターを作り、五徳に掛け渡す事で対応しました。■ケースの問題
この種の分離型ストーブの難点は、収納時の形が複雑で、かつ付属のケースがソフトバッグしかなく、パッキングに不安がある事です。NOVAの時はコールマンのアルミケースに収納しましたが、やたらでかくなって困りました。ドラゴンフライは収納時のサイズがNOVA以上に大きい訳ですが、幸いな事にEPI のAPSA-IIIのケースに収まる事が判りました。このケースにしても大きい訳ですが、コールマンのに比べると若干スリムです。実のところ、このケースに収まる事が判ったから、ドラゴンフライを買った様なものです。MSRはこの種のケースを是非ともオプションすべきでしょう。(2007年11月現在、EPIはプラケースの生産を中止しました→2013年3月現在、再販してるみたいです)
さすがにケースに入れると大きくなるが
ソフトバッグよりは安心してパッキングできる
ストーブの上に重い物を入れない、など
工夫をすれば、ソフトバッグでも大丈夫?

ウインドスクリーン、給油用のチューブ 入れようと思ったら
プレヒート用のアルコールボトルも入る
しかし、ポンプは入れるスペースが無かった

オプティマスCRUXや123Rと比べると
やっぱり大きく嵩張る ただし、重さはボトルを入れても
123R程度 後ろの軍手被ったのがボトル
■ボトルの事
MSRには11、22、33ozのボトルがあるのですが、まぁさすがに1泊程度の作戦が多い訳ですし、ガソリンはそれこそバイクのタンクにいっぱいある訳ですから、一番小さい11ozで大丈夫と判断しました。というか、あまり大きなボトルを持ちたくないですし。一応、アメリカ海兵隊仕様の22ozのボトルもありますが、複数人ですき焼きでもやらない限り、まずは必要ないでしょう。ボトルのフタの代わりにポンプを付けっぱなしにするのは、見た目は大丈夫そうです。ただし、ポンプ部に軍手などを被せて保護しておいた方が安心出来そうです。もっとも、使わない時も付けっぱなしというのは感心できないので、保管時ははずして通常のキャップを付けた方が良いと思っています。
■感想
このストーブを実際に使ってみた感想ですが、思った以上にプレヒートも楽で、しかも少々ラフな点火になっても、最終的にはキチンと燃えてくれるので、とても信頼性の高いストーブである事が判りました。また、火力が強いのに弱火もちゃんと利き、メシを炊くのにも気兼ねなく使う事が出来ました。ただ、惜しむらくは、1〜2泊のソロキャンプでは明らかにオーバースペックである事です。バイクを使う作戦であれば、マルチフェルである事はあまり利点になりませんし、ボトルが大きくてもやはり利点ではありません。展開サイズが大きくなるのもソロテントの中で使う(特に雨の日などはそうせざるを得ない)に不利ですし、プレヒートが派手であるため、雨でもプレヒートは外でやらねばなりません。パッキングサイズが大きいのも、極力荷物を少なくしたいソロキャンプでは不利な要素です。
従って、このストーブが活躍するシチュエーションは、長期間のツーリングや複数人で鍋でも囲む様な宴会ツーリング、という事になろうかと思います。その点をふまえた上で使うのであれば、オプティマスNOVAよりも遙かに使いやすい分離型ストーブです。











コメント
コメント一覧
そうなんですよね、自分もかなり悩みました。
昔のコールマンみたいに、2レバーだったら弱火も可能でしょうに。
ドラゴンフライは、弱火が得意なんですけど、
あまりにも大げさな構えと音が、、、
この部分は本来可動部ではないし部品交換時以外に脱着をする場所でもないはず。
Оリングは関係ないと思うけど。
一度輸入元に電話して聞いてみたら。
燃料噴き出したら恐怖だよ。
ノバはソケット接続だから可能なわけで。
MSRで圧抜きをやりたければ昔のXGKみたいにボトルをバーナーごと天地逆転させるのが正解。
でもゴムホースだからなー。うーむ。
いやはや、このドラゴンフライも
かれこれ2年以上は押し入れの肥やしですww
トランポで使ってるのは、カセットガスのバーナーですしねー。
ガソリンバーナーはオプティマス123Rがあれば十分!!
という結論になっちまいましたww
123のような自動加圧式は赤ガソリンは一応止めといたほうが無難。
それにしても騒々しいのが好きみたいで。
カセットガスは安くて便利だけどホンダのガス耕運機くらいしか燃料の共用が利かない。
新富士バーナーのSD371はプレヒート不要でサイレントタイプ。ダイヤル操作で圧抜きが可能。かつ赤ガソリン前提とかいうけど。
実績ゼロだからシビアな条件だと???かな。
サハラマスターのモーターサイクリストなら当然ドラゴンフライだろうけど。
サハラマスターwww
昔は世界一周とかあこがれた事がありましたけど、
よく考えたら、海外旅行あまり好きじゃないんですよねww
それどころか、日本一周さえもあまり興味なくて、、
それでモトクロスとかエンデューロの世界に入った様な感じですw
自分のは新型のポンプですが、フィルターが詰まって交換した以外は問題なしですw
というか、全然使ってないんですけどねー
やっぱり、オーバースペックというか、、、
フェールラインは、強度を考えたら、ああなってしまうでしょうね