ミニマグライトはいわゆるフィラメント球を使うライトですが、最近のLEDライトに負けじと色んなメーカーからLEDキットが出ています。自分がミニマグライトをLED化する必要に迫られたのは、ミニマグライトをランタンとして使用しようと考えたからで、ついでに明るくなってくれたら良いな、と思ったからでした。

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なんか、LEDそのものよりも
ケースの方が立派に見えるのは、自分だけでしょうか?


   このLEDライト、2600円+送料とお高い買い物でしたが、「●新品の単3アルカリ電池で約13時間経過後に初期照度の約50%の明るさがあります。●電池寿命が専用バルブ使用時より約4〜5倍長持ちします。」とメーカーのサイトでは説明していますから、それなりの値打ちはありそうです。
   装着は簡単で、今まで使っていたフィラメント球を抜いて、このLEDを半分差し込み、光ったら根本まで差し込む。光らない時は+−が逆なので入れ直す、という訳です。こんな簡単な作業なのに、フィラメント球を1個壊した自分はアホでしょうね、きっと(中途パンパに球を刺した状態でヘッドを着けようとした)

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オリジナルのフィラメント球の時よりも
LED化した時の方がしっかりしてる様に見える




   さて、早速点灯してみた訳ですが、例によって例の如く、白々しい白い光ですが、結構強めで明るい印象を持ちました。そして試しに一晩中点けてっぱなしにして寝たのですが、7時間近く点いていたにもかかわらず、目が覚めてみると煌々と明るく光っていてビックリしました。
   そこで、どの程度明るいのか、他のライトと比較してみました。条件は真っ暗にした部屋で、蛍光灯のヒモからぶら下げて下を照らす。撮影の条件は絞りF5.6、シャッター速度3秒で撮影しました。

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これがM1 Type:5 LED。結構明るいですね

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これは1月の海沢演習で現地のコンビニで買ったLEDライト
リフレクターが外せないのでこんな感じでも明るいです

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これはラクシオン1ワットLEDに換えたペツル・ミクロ
予想以上に暗かったです


  この様な具合で、M1 Type:5 LEDは相当威力のあるLEDである事が判りました。しかし、それ以上に改めて気がついたのは、こうやって天井から吊す様にして使えば、結構明るいんだな、という事でした。もちろんヘッドは外してダイレクトにLEDを照らしています。ただし、あくまでミニマグライトはヘッドライトとしても使わねばなりませんから、吊して使う、という事はあまり出来ないと思います。

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この状態で一晩ずっと照っていた


  フィルムケース・グローブを着けてみましたが、明るさはフィラメント球よりも若干明るい様です。十分に本が読めます。足代わりになる物を付けて、斜めにすれば足下の陰も消えて、もっと良い感じになると思います。