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   オフロードバイクを買った人の多くが、まずハンドルを交換する様です。自分の場合は、第一次改装計画の主眼である「転倒に強いバイク」を目指し、ブレーキ&クラッチレバーの保護にブッシュガードを付けるにあたって、ノーマルのハンドルを転売用に残すため、新規にハンドルを付ける事にしました。
   ブッシュガードには、鉄骨入りのアチェルビス・ラリープロブッシュガード。ハンドルはレンサルのレプリカバーとるす事にしました。ブッシュガードは色の違いがあるだけですが、レプリカバーの方は調べてみると「レプリカ」と銘打っているだけあって、色んな選手のハンドルがあって、かなり悩みました。しかし、ぶっちゃけ良く判らないので、一番売れているというリック・ジョンソンさんのを買おうと思ったら、ナップス練馬にはシルバーがあったのにナップス足立にはゴールドしかなくて、練馬に戻るのが面倒だったので、適当に合わせて似てるバーを買いました。744-01-SI-01グレッグ・アルバーティンさんのレプリカでしたが、友達でもなければ親戚でもありません(笑)
   ハンドルを替えるとなると、グリップも替えなければならないのですが、こちらも種類が多いので、選びあぐねてプログリップのモトクロスグリップ798を選びました。とにかく、よく判らないので、あとで具合が悪かったら交換しなおすつもりで、取り敢えずは「ハンドル交換」の手順を勉強するつもりで買い漁りました。



   ところで、ハンドル交換にせよブッシュガード装着にせよ、バイク乗るようになって、初めての改造です。もともとメカ音痴ですから、事前の情報収集は不安解消の為にも絶対必需でした。幸い、今はネットで「ハンドル交換」とか「ブッシュガード」といったキーワードで検索すれば、色んな人のサイトを見る事が出来ます。それらを一通り見て勉強し、かつサービスマニュアルやそのた書籍を買って、作業しながらも見れる様にしておきました。

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   実は、パーツは3月3日に買ってあったのですが、その日の帰りに右足が肉離れになってしまい、2週間丸々なにも出来ず放置しておりました。やっとこ立てる様になり、いそいそと作業開始です。こうやって見ると、ノーマルのままでも結構格好良いですが、遠慮なく外しに掛かります。


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   ハンドルに各種ケーブルを縛っているタイラップを外し、まずは右側のアクセルグリップから外します。どのサイトも本も、左側のグリップについては事細かに書いている割に、右側のグリップについては触り程度も書いてないので、どういう風になっているのか不思議だったのですが、こんな風になってしました。赤矢印の白いパーツが、あとでエライ大変な事になります。


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   取り外せたアクセルグリップ。グリップは元々はラバーセメントでくっついてたみたいですが、ムリムリ裏返して剥がす事が出来ました。何か微妙にイヤらしい感じになってますが、何だったら、カッターナイフで切り取っても構いません。


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   アクセルグリップ以外はあまり頭を使わずに、バリバリ外していけます。ただし、フロントブレーキのフールドタンクは下に垂れ下げてしまうと空気が入ったりするみたいなので、作業中、落っこちない様にライトカウルにビニテでくっつけておきました。


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   左側のパーツも外していきます。こっちは気を遣うところがほとんどありませんので、手当たり次第外します。ちなみに、作業中、タンクを傷付けないよう、近所の風呂屋から貰ってきたバスタオルを掛けています。





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   取り外したノーマルのハンドル(下)とレンサルのレプリカバー(グレッグ・アルバーティン)との比較。レプリカバーの方が若干長いですが、角度的なのはあまり違いがありません。


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   早速、ハンドルの取り付けに入ります。付けるだけなら大して難しくはありません。ただし、クランプの前後を間違えないように。XR250のクランプには、前を示すポッチが付いています。


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   左右のハンドルスイッチには、回転防止のポッチが付いていて、ノーマルのハンドルにはそのポッチを入れる穴が開いているのですが、レンサルのレプリカバーにはそんな穴はありませんし、開けるのも大変なら位置を合わせる自信もないので、ポッチの方を削ってしまいます。ニッパーでバチコーンと切り飛ばして(その時、破片が手に当たって痛かった)、あとはカッターナイフでシコシコ削ります。ただし、全部削ってしまうとレプリカバーに付けた時に、回りやすくなっても困るので、0.3〜0.5ミリ程度残しておきます。


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   続いてアクセルグリップの取り付け。これが実に大変でした。まずワイヤーの取り付けですが、元の状態がこの写真の様になっていたんだ、って事を理解できるまでに、10分近くあーでもないこーでもないと、悩みました。


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   続いて、この白いパーツがどういう風に入るのか、まったく判らなくて、理解できるようになるまでに、休憩はさんで40分近く悩んでました。ギブアップしてバイク屋の社長を呼ぼうかと思った直前に、やっとこ組み方が判って、無事組む事が出来ました。


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   取り敢えず、一通り元通りに組み直す事が出来ました。ただし、まだこの状態は仮止め状態で、ボルトはちゃんと締め込んでいません。


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   さて、今度はグリップの装着です。ボンドはレンサルのグリップ・グルーを使いました。グリップが被るとおぼしき部分全体に指でボンドを塗り、間髪入れずにグリップをグリグリしながら押し込みました。一応、ちゃんと向きを調整しましたが、これでOKかどうかは乗ってみない事には判りません。ボンドがはみ出てますが、これはある程度ボンドが固まったら、カッターナイフで切り取ってしまいます。その後、ハンドルスイッチを左に寄せます。
   ちなみに、右のアクセルグリップの方も同様にボンドを塗ってグリップを押し込みますが、こっちは元から回る様になっているので、グリグリするのがやりにくいですから、気合いと慎重さを兼ね合わせて頑張って入れました。