紫線が両日往復。青線が初日、赤線が翌日
■急遽唐突に出撃
出撃予定のたびに雨に降られ(あるいは雨天の予報を信じて外れる)、無理して出撃した前回の斥候で無念の撤退以来、この恥は必ず雪ぐぞと堅く決意していた訳ですが、想いはことのほか早く叶えられる事になりまして、急遽出撃と相成りました。すでに装備は準備万端、いつでも出れる態勢にありましたから、あとは自分の身体さえどうにかなれば良い訳です。
とはいえ、朝からの出撃ではなくて、昼過ぎからの出撃という事で、とにかく初日はキャンプ地に着くので精一杯。中央道を驀進し、県道33号線から奥多摩周遊道路を突破して奥多摩湖に出るのは前回の斥候の予定と一緒。その後、ガソリンと晩飯を補給して旧隊いにしえの海沢園地でキャンプし、翌日午前に林道斥候を行う事としました。
実をいうと、野営の装備を抱えて一人で林道に進出するのは、不安がない訳ではないのですが、ネットで知り合った人たちのお陰で、林道も少々は慣れてきましたし、装備の方も日頃たゆまぬ努力で極力軽量化出来てますし、あまつさえ体重の方もほんの気持ち軽くなってますので、なんとかなろうと踏んだ訳です。それよりも、夜通し走ってヘロヘロになって帰るよりは、余裕もって林道に出れる方が大事であろうと思った訳です。
今回の装備は、前回の斥候の時とほぼ同じで、そろそろ即応装備も完成しつつある訳ですが、若干の変更がありました。まず、バックパックに縛着していた三脚 は、ケースに入れてリアキャリアに搭載する事になりました。工具はKTCのメンテナンスセットのケースに移し直し、やはりリアキャリアに縛着しました。嵩 張っていたアルタのニーパッドをやめ、PROのニーガードを常時着用する事にしました。そして、サイドバッグに入れていたレイングローブとブーツカバー を、直ぐ取り出せるようにバックパックに移しました。
暖気中のグレート・ストライカー
まだ1420時ころですが
写真でみると、秋っぽく陽が傾いています
■出撃
用事が片付いて、昼飯食って、何のかんので出撃準備が終わったのが1400時過ぎ。実はそれでもその時はまだまだ余裕がある、と思っていたのです。というのも、中央道・上野原ICまでは休憩なしだと1時間ちょっとで着きますし、奥多摩周遊道路を突破して奥多摩駅前で補給を済ませても1700時過ぎくらいであろう、と思っていたのです。しかも、泊まる場所は予め決まっていますから、むしろ全然余裕の気持ちでした。
その読み通り、上野原ICに到着したのは出発から70分後の1540時。ところが、です。現地に着いてみると、まだ午後4時前なのに雰囲気はもう夕方なのです。よくよく考えてみれば、もう10月な訳で、季節は秋です。ずっと頭の中では夏の印象だったのですが、秋ともなれば陽が落ちるのは早い訳です。つまり、頭の中で予定していた時間よりも、1時間ほど早く暗くなってしまう事になります。
奥多摩周遊道路の入り口
今は無料なので、料金所は無人です
陽が陰ると一気に寒くなりました
こりゃイカン、という事で一度来た強みで、脇目も振らず県道33号線を走破し、奥多摩周遊道路に突入したのが1637時。上野原ICから約1時間掛かる訳ですね。すでに陽は大分陰り、こころなしか寒くなって来ました。そして山をどんどん登るにつれて気温はどんどん下がり、前回引き返した月夜見駐車場あたりでは、気温14度とエラく寒くなっていました。しかし気にしているヒマはないので、下り坂を4速アイドルでズルズル下っていき、ますます暗くなっていく奥多摩駅前にようやく着いたのが、1730時。内心慌てつつ、デイリーヤマザキで水2リットル、つぶあん&マーガリン(本当はジャム&マーガリンが食べたかった)などを買い込み、コンビニの前を行き交う人の好奇の視線に晒されながら、ポリタンに水を組み替え、急ぎ足で海沢に向かいました。
水と食糧を無事補給
この地域には、 コンビニといえばデイリーヤマザキでした
■大ショック!海沢の悲劇
自分が初めて海沢に来たのは1995年の事。あの時はまだ道が途中までしか舗装されてなくて、園地まではガレ道でした。そこを案内してくれた奴は、オフ車乗りだったのです。残念な事に、去年の5月に亡くなりましたが。
その後、利用者が多いのか、舗装化が進み、かつての林道は全部舗装されてしまいました。お陰で、多少暗くなってもバイクでズンズン上がっていけるのですが、それでも急な曲がり角が多いし、どういう訳かいつも地面は濡れているので、安全運転を心がけます。しかし、まだ午後6時前だというのに、この細い山道はほとんど夜です。だから余計に慎重に運転せねばなりません。
そうやって安全運転を続けているうちに、そろそろ園地にさしかかる所までやってきました。と、その時、いきなり「通行止め」の立て看板が現れました。こんな事はここ10年あった事がありません。びっくりして目を凝らしてみると、立て看板から先の道がガタガタになっていて、XRのヘッドライトに照らされてまるで深海の海底の様です。「さー、困ったなー」と思いつつも、どの程度通行止めなのか判らないので、オフ車の強みで前進してみる事にしました(今から考えたら、あの夜道で無茶だった)。
エライ事になっている海沢園地
こりゃ、当分使えそうにありません
しかし、陽が落ちてから、この光景を見るのは辛いものがありました すると、意外にもガタガタ道は直ぐに終わってしまい、懐かしい海沢園地に着いてしまいました。が、ここでさらなるショッキングな光景をXRのヘッドライトが映し出しました。それは、海沢園地がまるでブルドーザーか何かで掘り返され、メチャクチャに壊滅している光景でした。一体どうした事かと、苦労しながら坂道でXRから降車し、園地に入ってみると、どうやら土砂崩れか何かがあったみたいです。崖に立っていたフェンスのほぼ一杯まで土砂が崩れ込んでいます。トイレや小屋は無事の様ですが、とてもじゃないがテント張れる状態ではありません。
しかし、悩んだり悔やんだりしてるヒマは全然ありません。こうなりゃ、奥多摩湖まで引き返してガレージでテント立てるしかありません。急いでUターンし、さっきのガタガタ道を越え(夜道で林道は走れない事がよく判った)、もと来た道を戻ろうとした時、そういえばちょっと下ったところに作業車両の転回場所みたいな所があるのを思い出しました。自分らが園地でキャンプしている時、余所の人がそこでキャンプしたりしてました。トイレや水が近くにないので(園地には目の前にある)そこでキャンプした事はありませんでした。幸いな事に、今日は他の誰も来ておらず貸し切り状態です。そそくさとXRを停め、ミニマグライトとヘッドバンドを出して、ライトの明かりでテントの設営に入りました。
園地のすぐ傍の平地で野営
今までで一番“野宿ライダー”っぽいキャンプになりました
■なかなか寝付けない夜、そして朝
エアライズ2は使い慣れたテントで、それだけにライトの明かりでも立てる自信はあったのですが、それでもやっぱり夜中にテント立てるというのは不便なもので、ポールを挿入する場所が見つけられなかったり、フライシートを逆向けにセットしたりで、少々難儀しました。まぁ、それでもしっかり立てれたのですが。
テントが立って、XRの荷物をテントの中に移し終えたら、晩飯タイム。久々の白飯(ここ2週間ほど、麦飯ばかり食っていた)を炊き、コンビニで買ってきたインスタントラーメン(これも久しぶり)を煮て、ウマウマと頂きました。もっとも、その前につぶあん&マーガリンを1本ペロンと食べていたので、ご飯は半分ほど残してしまいました。
これが夕飯 というか、もうちょっとマシな物食えば良さそうですが
これがまた、美味いんですよ、もう
食べる物食べてしまうと、あとはする事がない訳でして、NHK第一を聞きながらボーッとしている他ありません。こういう時に寝付きが良いと有り難いのですが、疲れて目が重いのに気が立ってなかなか寝れません。どういう訳か頭がポーッとし、両腕の肘も腫れぼったい感じです。地面が斜めになっていて下りの方に頭が向いているのか(つまり、頭に血が上った状態)とも思いましたが、そうでもなさそうで、単に気が張っていただけみたいです。睡眠薬がわりにセデスを飲んで、ライトやラジオを消してボケっとしているウチに、寝てしまいました。(それでも夜1時くらいまで起きてたらしい)
ふと気がつくと、テントを雨がパラパラ叩く音で目が覚めました。そういえば、天気予報で明け方に雨が降ると言ってましたが、夜が明けるまでに止むとか。そのまま寝続けて、次に目が覚めてみると、外は明るく、雨も上がっていました。海沢の渓谷に徐々に差し込む朝日の中、昨日の残りのご飯に永谷園のお茶漬けと水をぶち込んで煮て、さらに足りなくて乾パンを14個ほど紅茶で食べて朝食終了。テキパキと撤収作業を進め、0920時、キャンプ地を後にしました。
テントの中が結露してきたので
真面目にフライを固定しようとしましたが
地面が固くてペグが刺さらなかったので
そこらに落ちてた丸太で固定
食べ残しのご飯と揚げおかきに
永谷園のお茶漬けぶちこんで作った雑炊
こんなんでも、十分美味しかったです
■行けど進めど行き止まり
奥多摩の駅前の田舎っぽいガソリンスタンドで燃料を補給して、いよいよ日原街道に突入します。今回の斥候の目的は、日原街道沿いにある川乗、倉沢、小川谷、孫惣谷、そして日原の各林道の現況を見てくる事です。日原川にはニジマスが居るらしく、二カ所も釣り場がありますが、あいにく自分は釣りに興味がないのでそのままスルーです。またその奥には日原鍾乳洞があり、その辺りまでは道幅は細くとも舗装路となっています。
まず、一等最初に着いたのが川乗林道入り口。しかしここはガッチリゲートで閉められていました。もっとも、人なら出入り出来るので、山登りに行く人などは行き来してると思います。まぁ、ここはツーリングマップルでも通行不可と書いてあります。
川乗林道入り口 ガッチリとガードが閉まってます
緊急車両以外は出入りできない様です
続いて倉沢林道。ここは通行不可の衝立が立っているだけで、それをどかせれば自動車でも入れます。当然、侵入を試みました。しかし、やっぱりあまり車は入ってこないらしく、地面は濡れて落ち葉が崩れ、舗装されている部分でもかなり怪しい状態でした。そしてものの1キロほどで唐突に舗装が切れ、ドロドロのラフ路に。そのまま前進しようかと思いましたが、その先には「立ち入り禁止」の看板が出てるし、そういえばタイヤの空気圧も落としてなかったし、入っちゃイカンと書いてある所に無断で、しかも一人で入って何かあっても困るので、素直に引き返す事にしました。ここもツーリングマップルには通行不可とあります。
倉沢林道をすこし入ったところ
鬱蒼としはじめ、怪しさ満点です
さて、そのまま進んで、日原林道と日原鍾乳洞に分かれるT字路を右に進んで小谷川林道に入りました。ここも一応、通行止めの立て看板は出ているものの、それ以外に自動車の進入を阻止する物がないので、気にせず突入します。入って直ぐに大きな岩をくぐり抜けたり、キレイな渓流を眺めたりと、なかなか目を喜ばせてくれる光景が始まりますが、ここもラフ路に入った途端に、通行止めの看板。しかも「台風のため」との事。一体いつの台風の事か判りませんが、今回の斥候では無理しない方針なので、ここで停車。写真を撮りまくって引き上げました。
右に行くと、日原鍾乳洞と小谷川林道 左に行くと、日原林道、雲取山です
小谷川林道入り口の、やる気なさそうな通行止め
自動車とかも入ってました
橋の向こうに通行止めの立て看板
台風で土砂でも崩れたのでしょうか
そして今回の斥候のメインイベント、日原林道に突入です。ここは日原街道沿いの林道で、唯一、ツーリングマップルに通行止めと書かれてない林道です。何号か前のバックオフでも特集されていた林道ですから、期待大です。そういえば、自分が入る直前に、街乗り仕様にしたカブのあんちゃんが入っていき、直ぐに帰ってきましたが、カブでラフ路を行くのを諦めたのでしょう。その点、オフ車は道を選びません。という訳で、どんどん進んでいった訳ですが、ほんのちょっとだけマディなラフ路を走ったら、いきなりガッチリしたゲートが閉まっていて、「台風のため」通行止めとの事。台風って9月上旬のやつだと思うのですが、とにかく威力が猛烈だった様です(まぁ、海沢も壊滅してましたし)。しかもゲートが降りてますので、前進は不可能。タダ単に、XRを泥で汚しただけで引き返さざるを得ませんでした。
ゲートだけでなく、念入りに2つも立て看板を立てて
通行止めの日原林道
ちょこーっとしかマディな道を走ってないのにこの有様
まぁ、オフ車っぽいですが、洗うのが面倒
■そして帰還
なんだか満足できない状態なので、さらに足を伸ばして後山林道、泉水谷・横手山林道に進出する事も考えましたが、そこまで回れば帰還は夕方になり、帰り着くのは暗くなってからの予感がありましたので、奥多摩西部はまたの機会にやる事にして、今回は昼飯食って帰る事にしました。
もっとも、これと言って食べたいものがあった訳ではないので、奥多摩湖の小河内ダムにある水と緑のふれあい館のレストランで、止せばいいのにカツカレーの大盛りを頼んで食いきれなくて無理して食い(我が家の家訓では、落ちている物以外の食べ物は粗末にしない、特に金出した飯は残さない事になっている)、食休みしたあと、もと来た奥多摩周遊道路に入りました。

久しぶりの大盛りのカツカレー 久しぶりなだけに、美味かったですが
大盛りで頼んだのはちょっと失敗
前回は雨、昨日は夕暮れ迫る、という切羽詰まった状態だったので、写真など撮る余裕は全然なかったのですが、晴れた日には周遊道路というだけあって、結構撮影ポイントがあり、道中何度か停車して、三脚だして撮影を試みました。
その後は、少々楽しくなってきた県道33号線のクネクネ道を突破し、中央道、首都高を休憩なし、事故違反なしで走破し、1645時、無事帰還しました。

空は少々曇りがちでしたが
雨も降らず、久々のソロキャンツーを満喫できました
=反省と評価=
今回は雨にも祟られず(二日目の早朝にちょっと降ったが、陽が昇る頃には止んだ)、ソロキャンプを楽しむ事が出来ました。目的地であった海沢園地が壊滅していたのはショックでしたが、奥多摩方面には山の中でなくても、道路沿いに面した駐車場も多く、一晩泊まるのであれば何とかなりそう、というのが今回の斥候の結果判りました。もっとも、これは一人の場合であって、複数人いる場合は、それなりの場所を見つけておくか(今回のキャンプ地なら、テント4張りくらいなら大丈夫)、キャンプ場に行った方が良さそうです。
林道の方はというと、時期が悪かったせいもあるかもしれませんが、奥多摩東部は実質上、通行止めばかりと思って差し支えないと思います。また、奥の方に入ってみないと判りませんが、結構フラットな路面で、自分の様な素人には良いですが、ベテランの人には詰まらないかもしれません。もっとも、海沢林道も昔はかなりガレた道でして、地図には載って無くても、そういう林道が残っているかもしれません。それらに関しては、今後の斥候に期待したいと思います。
今回は高速代をケチって、中央道だけで行き来しましたが、圏央道が八王子で接続された事ですし、圏央道経由で国道411号線を使えば、もっと早くに奥多摩駅前に進出できたでしょう。まぁ、その代わり、奥多摩周遊道路を行き帰りで楽しんで帰れたのですが。なにはともあれ、キャンプ地が壊滅していようと、林道がことごく通行止めであろうと、作戦中止とか無念の撤退とかになりさえすれば、それなりに楽しい事がよっく判りました。
*リアキャリア
今回初めて、三脚をリアキャリアに搭載した訳ですが、これがすこぶる好調でした。まず、バックパックは三脚の上に乗る形になるので、バックパックはほとんど重さを感じないくらいでした。三脚はショックコードで縛着しているのですが、撮影に入る際もほどく手間は大した事がなく、ケースはそのままキャリアに残して撮影にうろつきました。
メンテナンスセットもキャリアに留めて搭載しましたが、まったく脱落する気配もありませんでした。今回は今まで通り、エアポンプをタンクバッグに入れて使ったのですが、もしメンテナンスセットに挟んでおいても大丈夫であれば、そっちの方が利便性が高い訳で、試してみる価値がありそうです。
また、ホンダ純正のワイドリアキャリアは、6カ所にショックコードを引っかける突起が付いているので、うまく縛れば結構密度の高い縛り方ができ、これならデカいアルタのニーパッドも載せれるんじゃないか、と思いました。
*ガエルネ・ED-PRO
ED-PROが優秀なのは今まで何度も言及してきた事ですが、今回改めて素晴らしいと思ったのは、奥多摩駅前で慌ててUターンしようとして曲がり損ね、危うく立ちゴケしそうになり、右足を踏ん張った時、足首がグキっとなったにも関わらず、ブーツががっちり足をカバーして、捻るのを抑えてくれました。これが普通にバッシュや軍用の編上靴だったら、足を捻挫していたかもしれません。無理にUターンしようとした事が間違いですが、しっかりしたブーツは間違いをある程度はリカバーしてくれるんだな、と感心しました。
*ミニマグライト(LED化、フィルムケースグローブ使用)
今回の作戦では、夜の灯りはミニマグライト一つだけでした。予めLED化しておいた訳ですが、その灯りは強力で、外でも十分明るく、テントの設営に困る事はありませんでした。テントの中ではフィルムケースを被せて使いましたが、やはり十分明るく、直視してると目が痛くなるほどでした。ルミグローブのスタンドを持って行きましたが、ちょくちょくヘッドライトとしても使うので、ヘッドバンドは付けたままスタンドを付けて、両用しやすい様に工夫しました。電池の持ちも良く、一晩くらいではまず消える事はないでしょう。

今まで使った中では
最軽量にして高出力、かつランタンとライトの両用で
最も機能的
*オプティマスCRUX
今回2回目の投入。前回は人にも貸したので1回のキャンプでどのくらい消費するか判らなかったのですが、今回判ったのは、米1合の炊飯とインスタントラーメン、湯沸かし2回程度では、ほとんどガスが減ってない、という事でした。これはテントの中で使ったという事も影響あるかもしれませんが、110カートリッジでも4回分くらいのガス容量はありそうです。しかもランタンはありませんから、純粋にバーナーで使う分だけです。もしかしたら、250カートリッジだと1週間から10日くらい持ってしまうのかもしれません。こうなると、いよいよガソリンストーブの価値が薄れてしまい残念ですが、便利さには敵わないという事でしょう。(その意味で、ガソリンストーブを使っている人は、キャンプ慣れした余裕のある人、という事になるのかもしれません)
これで足りないほどの長期にわたる作戦なら
ガソリンストーブの方が良い訳だが
そんな作戦、やる機会がないわなぁ
*ラフ&ロード・AQA DRYサイドバッグ
今回は雨が降らなかったので、サイドバッグの防水性を試す事は出来ませんでしたが、その代わり泥道を走る事で、意外な課題を見つけました。というのは、後輪が跳ね上げる泥がサイドバッグにかなり付いてしまう、という事です。後輪に近い位置にサイドバッグがある訳ですから、これは仕方ない事ですが、サイドバッグもテントの中に収容する関係上、雨に濡れないようにする必要があるのと同様に、泥などの汚れが付かない様にする必要があります。付属のカバーは、バッグの外側に対してはカバーしていますが、内側に対してはカバーしておらず、泥は内側に跳ねてくるので、独自で内側をどう防護するか考える必要が出てきました。むしろ付属のカバーに頼らず、ザックカバーなどを検討した方が良いのかもしれません。
*PROニーガード
今回、常時膝ガードという事で投入したニーガードですが、実はこれの評価に悩んでいます。というのは、まぁ、始終気になるほどでないにしても、やっぱり膝関節(特に柔らかい裏側の方)に物が挟まっている訳ですから、気にならない方がおかしいのです。しかも素肌にダイレクトに着いていますから、蒸れるのは仕方ないとして、ちょっとズレでもしたら腱に食い込んだりしてイタイし、だからと言って道ばたでズボンおろして位置を直す訳にもいきませんし、そういった意味で不便です。やっぱりズボンの上からつけるガードの方が良いのかな、と思ったりします。まぁ、裏地にガードの入っているズボンをはけば良いのかもしれませんが。。
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