2021年03月15日

 以前、「無いものは作る」という事で、ABS板の積層から削り出しでライトカウルを作った事があるのですが、今回のアイテムも同様にABS板の工作です。サバゲー時代に培った技術の援用です。
 今回は、レース中や練習の時に時間を見るための時計のマウントです。


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何のかんので、針の時計の方が見やすいんですよね




■ハンドルの所に時計が必要な理由

 モトクロスをやっていた時代には、この手の時計は必要とはしていませんでした。というのも、自分が出ていた草レースでは、レースの時間がせいぜい10分程度しかなかったからです。練習でも、何十分も走り続けようという様な練習はしておらず、仮に時計をつけたとしても、せいぜい昼飯時を知る程度の意味しかありませんでした。
 ところが、エンデューロとなると走る時間は60分から2時間近くになる事もあります。つまり、「レースが始まって、今何分なのか」というのを知る必要が出てきた訳です。自分などは、「後何分走らないかんのか」とか「L1でもう1周走る時間が残っているのか」といった、ぶっちゃけちょっと後ろ向きな考えで使う事が多いのですが、それにしたって、コース上で見たい時に時計が見れるかどうかは、レース運びを判断する上で大事な事なのです。
 練習にしてもそうで、「今日は気合いれて30分走り続ける」とか「何分くらでバテるか知りたい」という時に時計があると、意外と頑張れたりします。逆に時計がないと、目一杯走ったつもりでも、実は思ってた半分くらいしか走ってなかった、なんてのは結構ある話しなのです。
 標準バーの時は、バーパットの所に腕時計を巻いておけば良かったのですが、ファットバーのバーパットには時計を巻く訳に行きません。最初は、水道管の凍結防止のカバーなどを使って腕時計を巻いてたのですが、しっかり固定する事が出来ません。そこで、ABS板を積層して削り出し、タイラップでハンドルに固定するのを思いついたのです。

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ヒートガンで曲げて作ろうとしたんですが
収縮してやりにくいので、伝統の「短冊式」で作ってます

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箱型を作って、その中身でABS板の端切れで埋めます

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流動性の高い瞬着が非常に威力を発揮します






■使う時計の種類

 ハンドルについている時計は、別に止まっている時に見るだけでなく、走ってる最中にもチラ見する事が多いです。なので、視認性の良い針の時計を使っています。しかも、文字盤は白で針が黒のが一番見やすいです。
 デジタル時計を使わない理由は、時間は分かっても残り時間などを頭で計算せねばならないからです。その点針の時計だと、視覚的に残り時間を理解する事ができるので、むしろその方が便利という訳です。自分が高校生くらいの時、デジタル時計が大流行りしまして、当時のミリタリー雑誌にも「将来は兵隊がつける時計はデジタルになる」みたいな記事がありましたが、21世紀も20年経った今でも、針の時計が使われているのは、だいたいこうした理由があるからだろうと思います。
 まぁ、この辺りは好みなので、好きなのを使ったら良いと思うのですが、一つ言えるのは、雨や泥をかぶったりする事があるので、生活防滴くらいの機能はあった方が良い事。また、ぶっちゃけ雑な使い方になるので、ホームセンターで売ってる1000円くらいの安い時計にしといた方が良い事です。

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ホームセンターで売ってる安物の時計
定価を見てびっくりしました(実売1000円くらい)

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ベルトは切り取って使います
ベルクロテープは粘着タイプを使います

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滑らぬシートを使うと、がっちり固定できます


■取り付け方

 自分が作る時計マウントは、一応、ファットバーの一番太いところを基準に作っています。というのは「大は小を兼ねる」で、標準バーないしはファットバーでも細めの所につける際は、滑らぬシートを厚めにセットして、タイラップで絞って固定するからです。ファットバー基準にしておけば、標準バーを使ってた人がファットバーに切り替えた時も、そのまま使えるという寸法です。
 このマウントは、ABS板をABS接着剤で接着し、さらに速乾性(シャバシャバの浸透性の高いやつ)の瞬間接着剤で固めてありますので、まずまず壊れる事がありません。まぁ、付いてる場所的にも、よっぽど運が悪くない限り、マウントが取れたとか壊れたりする事はないと思います。既に数年使ってますし、他の人にも譲った事もありますが、壊れたという話しはありません。
 時計に関しては、脱着がしやすい様に、ベルトの部分を切り取って、時計はマジックテープで取り付ける格好になっています。時計の電池は、大体2年もしたら切れて動かなくなってしまうのですが、その際は時計を買ってきて、マジックテープでくっつけたら良いだけです。
 作った本人が言うのもなんですが、ぶっちゃけ、しょーもないもんだと思うんですが、やはりあると無いとじゃ大違いだし、タイラップが通る様に作るのはそれなりに手間だし、ハンドルバーの形にABS板を形成するのも面倒くさいので、それなりの逸品だと思っています。
 まぁ、こんなもん、製品化したところで売れないとは思うのですが、一応、この作品の権利は放棄しませんので、もし製品化しようという気特なメーカーがありましたら、ワタクシまでご一報くださいw(作って欲しい方には、2,000円でお作りしますw)

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自分でも芸が細かいと思いますが
タイラップを通して使います

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標準バーの場合は、厚めに滑らぬシートを使います

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時計は脱着できますが
時計が止まって交換する時くらいしか外しませんw
あと、意外としっかり固定できるので
走ってて、取れたりする事はありません








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